2018/07/17 グリーンピース声明:EU経済連携協定は、企業の利益(保護)のために環境や民主主義を損なう

プレスリリース - 2018-07-17
国際環境NGOグリーンピース・インターナショナルは本日7月17日、日本と欧州連合の経済連携協定(EPA)が署名されたことを受けて、下記の声明を発表しました。

グリーンピース・インターナショナルのシニア政策ストラテジストのシーラ・スタントンは、「本日署名された貿易協定は、その他の貿易協定と同様に企業の保護主義がうかがわれるもので、民主主義、社会的権利、地球環境や気候を犠牲にします。欧州連合と日本政府は、これに反対すべきです。貿易協定は、保護主義に対する適切な対策ではありません。人々と地球環境を中心においた活発な国際協力こそが、気候変動や不平等、紛争といった緊急の課題への解決策となりえます」と述べました。