国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区、以下グリーンピース)は、本日2月21日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐり、名護市辺野古の埋め立ての是非を問う県民投票が、24日に投開票されることを受け、以下の声明を発表しました。

辺野古新基地計画で埋め立てが進む大浦湾海域は、確認されているだけで絶滅危惧種262種を含む海洋生物の生息地であり、環境破壊による影響が懸念されています。また、絶滅が危惧されているジュゴンの数少ない餌場でもあり、日本政府には、貴重な生態系を守っていく責任があります」

「沖縄では、これまで多くの県民が辺野古新基地反対を表明していますが、政府は昨年末、強硬に辺野古沿岸部埋め立てのために土砂投入を開始しました。絶滅危惧種とその生息環境及び生態系を保護するためにも、現在進められている土砂投入を中止することを求めます。また、沖縄県民の民意がないがしろにされることなく、尊重されることを心から望みます」