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グリーンピースや世界1800以上のNGOなどが参加するネットワーク「ブレイクフリーフロムプラスチック Break Free From Plastic(BFFP) 」は、10月23日(フィリピン現地時間)に報告書『BRANDED Volume II: Identifying the World’s Top Corporate Plastic Polluters』を発表し、世界中の海岸等で実施した清掃活動とブランド調査において、コカコーラ、ネスレ、ペプシコの3社が2年連続でプラスチック汚染のトップ企業として確認されたことを明らかにしました(注1,2)。

 

BFFPは9月に50カ国・6大陸で、計484回の清掃活動を行い、回収されたごみを企業のブランド別に仕分けしました。その結果、コカコーラ、ネスレ、ペプシコの3社が、世界で最もプラスチック汚染を引き起こしている企業であることが分かりました。その他トップ10内に確認された企業は、モンデリーズインターナショナル、ユニリーバ、マーズ、 P&G、コルゲートパーモリーブ、フィリップモリス、ペルフェティ・ファン・メレの順となっています。

 

BFFPのグローバルコーディネーター、ヴォン・ヘルナンデス氏は「本レポートは企業が引き起こしたプラスチック汚染を明らかにし、企業がこの問題に対して、より緊急性を持って取り組むべき根拠を示しています。企業が使い捨てプラスチック包装を使い続ける限り、自然界へのプラスチック流出は続きます。リサイクルではこの問題は解決しませんBFFPの約1800団体のメンバーは、企業にただちに使い捨てプラスチックの生産を減らすこと、汚染を引き起こさない既存の流通システムに代わる革新的な解決策(再利用や詰め替えの仕組み)を導入することを求めます」と述べています。

 

コカコーラ、ネスレ、ペプシコ が提示してきたプラスチック汚染への取り組みは、そのほとんどがまやかしの解決策(注3)でした。 消費財業界以外の人々が声を上げて、このような企業の責任を追求し、使い捨てプラスチック問題の解決を求めることが重要です。汚染企業のトップは、世界的に有名なブランドで占められています。

 

この調査結果を受けて、各団体の担当者は以下のように語りました。

 

グリーンピース東南アジア、プラスチック問題担当  アビゲール・アギラール

「コカコーラ、ネスレ、ペプシコなどの企業の方針は、残念ながら紙やバイオプラスチックの代替品を導入したり、世界的な機能していないリサイクルシステムに頼るまやかしの解決策です。これらの戦略は、プラスチック汚染危機の原因である時代遅れの使い捨てのビジネスモデルを守るためのものであり、プラスチック汚染企業として名指しされるのを防ぐための取り組みではありません」

 

脱焼却グローバル連合(GAIA)、USコーディネーター  ダニエル・パテル氏

「コカコーラ、ネスレ、ペプシコなどの企業が次々と作り出している製品やパッケージ包装は私たちのリサイクルシステムを機能しない、ごみ同様のものにしてしまっています。中国はアメリカやその他の国からの”リサイクル”のための廃プラスチック輸入を禁止し、その他の廃プラスチック輸入国も中国同様の流れに従っています。プラスチックは世界中の焼却炉で燃やされているため、コミュニティは有毒汚染にさらされています。私たちはプラスチックとリサイクルの危機の当事者を公表し続けていかなければなりません。」

 

グリーンピース・ジャパン、プラスチック問題担当  大舘弘昌

「今回の調査は、使い捨て包装に依存したグローバルビジネスの限界を改めて明らかにしました。今年は日本でも初めてブランド調査に参加しましたが、汚染企業トップのコカコーラに加え、日本の大手ブランド数社のペットボトルごみや使い捨てプラスチック包装も多く確認されました。使い捨て包装に頼らないリユース(再利用)やリフィル(詰め替え)をベースにしたビジネスモデルの導入が、今すぐに日本で進まなければいけないと強く思います。」

 

注1)2019年版プラごみブランド調査報告書 BRANDED Volume II: Identifying the World’s Top Corporate Plastic Polluters. (2019)本報告の文責はグリーンピース・フィリピンにある

注2)2018年版プラごみブランド調査報告書  Branded: In Search of the World’s Top Corporate Plastic Polluters, volume 1 (2018)

注3)グリーンピースUSA報告書 Throwing Away the Future: How Companies Still Have It Wrong on Plastic Pollution “Solutions”