2013年12月9日、大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)における魚介類の持続可能性や安全性を追求する調達方針、そして放射能汚染問題への取り組みについて評価をしてランキングした「お魚スーパーマーケットランキング」の第3弾を発表しました。

ランキングの結果は、1位がイトーヨーカドー、2位がイオン、3位が西友、4位がユニー(アピタ)、5位ダイエーとなりました。前回最下位のイトーヨーカドーは、商品の流通経路を把握するためのトレーサビリティ体制が他社と比較して整っており商品に関する情報を細かく把握している事と、他社と比較して商品情報を消費者に最も多く公開していることなどが高評価に繋がり1位となりました。

一方でイオンと同グループのダイエーは、資源状況が悪化している太平洋クロマグロの幼魚であるメジマグロの販売を自粛するなど業界を先導している点が評価されましたが、店頭などで販売する他社製品、特に加工品について、十分に商品情報を把握できていない状態にありました。

特にダイエーにおいては、調査票への回答対象を鮮魚売り場商品のみとしてきたことから、加工品を含めた全体像の実態把握ができなかったことが最下位の大きな要因です。

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