こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。

知ってました? みなさんがお家で食べる魚介類の購入先の70%はスーパーなんです。

魚と言えばマグロ!!の人も多いかと思いますが、そのマグロがお店に並ぶまでにはこんな黒いストーリーが

そのスーパー各社が海や人のことを考えてどんな取り組みをしているかを評価した、「お魚スーパーマーケットランキング5」を発表しました!
あなたがいつも行くスーパーは何位でしょう?
 

見えない強制労働の実態

https://youtu.be/D4_U3vorUOA

1日たった2、3時間の睡眠、食事は漁に使われる魚の餌、許された飲み水は雨水を溜めたもの、日常茶飯事の暴力行為、わずかばかりの給料。こんな過酷な環境で数ヶ月、時には数年も働かされる…….。
これは、マグロ漁船の船員たちの証言です。個人が特定されれば、命の危険もあるため、映像を加工しています。

これは、年間数千億円にも上るマグロ産業に関わる企業が隠したい事実のほんの一部に過ぎません。いつでも、安く、好きなものを好きなだけ買える、私たちの大量消費社会の影で、犠牲を強いられている人たちがいます。

マグロだけではありません。水産業では、強制労働や児童労働と言った暗いニュースが絶えません。あなたが買うお魚は大丈夫?

 

それを知るカギはトレーサビリティー

誰がどんな方法で獲ったのか、誰がどのように加工し、商品となってお店に届くのか。
魚を獲るところから、お店に並ぶまでの経路を明らかにできることが求められているのです。
お魚スーパーマーケットランキング5では、スーパーがサプライチェーンをどこまで把握しているのか、各社からの回答を元に評価しています。
ランキング発表の記者会見では、東京経済大学 非常勤講師、前アムネスティ・インターナショナル日本事務局長の寺中 誠さんをゲストスピーカーにお招きしました。日本の漁業産業も、タイやバングラデッシュなど現代的奴隷制の代表的事例として指摘されている国々と密接な関係があることもお話し下さいました。

 

見えない違法漁業に混獲。追い詰められる絶滅危惧種たち

心配なのは強制労働だけではありません。
私たちが食べているマグロのほとんどが絶滅に瀕しています。

 

 

幾千の針がぶら下がる何キロもの長い縄や、そこら一体を泳いでいる魚たちの群れを丸ごと網で獲るようなマグロ漁は、マグロだけでなく、絶滅危惧種のカメやサメなどの生きものたちも一緒に獲ってしまったり、さらにはそれを隠蔽する行為も見つかっています。

例えば、グリーンピースの昨年の南太平洋での調査では、マグロはえ縄漁船が、国際規定で禁止されているシャークフィニングと呼ばれる残酷な方法でサメを獲っていたことを発見。かかったサメのヒレを切り落とし、生きたまま胴体を海に棄てるのです。泳ぐためのヒレを失ったサメの運命は誰にでも明らか。

サメの仲間の多くは、個体数が減少、絶滅危惧種に指定されているサメも少なくありません。 

 

人権問題に違法行為。誰の目も届かない遠く離れた海で助けを求めている人たちや生きものたちがいます。
安く大量に売られるマグロにはこうした秘密や、このような悲しい現実をさらに助長しているのかもしれません。
 

海にも人にもハッピーに!

いつもあなたがお買い物をするスーパーは、海にも人にも優しいですか?
お魚スーパーマーケットランキング5でチェックしてみてください。

http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/ocean/seafood/seafood1/vol5/

 
グリーンピースでは、まだまだ課題が山積みのスーパーやデパートなどの小売業に3つの要請をしています。
1)資源か回復するまで、絶滅危惧種を売るのをやめること
2)持続可能な方法で獲ったお魚を売ること
3)売っているお魚の資源状況をお店で公開すること
 

スーパーを変えられるのは、消費者の声だけ!

スーパーにとって消費者の声は絶大です。あなたの声もスーパーに届けて下さい。いつもお買い物をするスーパーのお客様の声ボックスに直接投函できるアクションキットもご用意してます!

>詳しくはこちらから

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