国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区、以下グリーンピース)は本日、日本政府が新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言の全面解除を決定したことを受け、以下の声明を発表しました。


グリーンピース・ジャパン 事務局長、サム・アネスリー

「新型コロナウイルスによる緊急事態は解除されましたが、気候変動の緊急事態は、引き続き私たちの命を脅かし続けています。公衆衛生と地球環境は密接に関係しています。将来の感染症リスクを最小限に抑えるためには、これまで以上に気候危機対策を推し進める必要があります。

日本政府に対して、危機に強い社会や経済の実現のため、また将来の感染症リスクを低減するためにも、気候危機対策をはじめとした持続的な社会への転換を目指す『グリーン・リカバリー』を推進していくことを強く望みます」

以上

(参考)

緊急事態宣言に対するグリーンピース声明(2020年4月7日)

新型コロナをめぐる緊急経済対策に関するグリーンピース提言(2020年4月3日)