報告書『原発事故の最前線 :労働者と子どもへのリスクと人権侵害』

福島県 浪江町と飯舘村における放射線調査

東京電力福島第一原発事故の発生から8年、そして避難指示解除から2年が経った今もなお、浪江町、飯舘村の旧帰還困難区域の放射線レベルは、避難者が戻って安全に暮らせるレベルにはなっていない。それが、 グリーンピースの調査の結論である。

2018年10月に行った最新の調査では、労働者の被ばくリスクについて着目した。労働者に対する搾取と過酷な労働環境については、国連の人権専門家も注視している。

また本報告書は、日本政府が子どもの権利擁護という国際的義務を遵守できていない点も指摘している。子どもに対する放射線防護措置は、条約上の義務であり、放 射線に対する感受性が成人より高い子どもを被ばくか ら守る取り組みは特に重要だ。

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福島県浪江町、飯舘村で行なった最新の放射線調査結果

プレスリリース(2019年3月8日)