こんにちは、核・エネルギー問題を担当している鈴木です。

6月6日、7日とグリーンピース・インターナショナル事務局長クミ・ナイドゥと福島へ行きました。

訪問した幼稚園では、ブルドーザーが土を削り、汚染土を埋めるための穴を掘っていました。
作業を終えたところの放射線量をはかると毎時0.5マイクロシーベルトもありました。
1年では4.38ミリシーベルトになりますから、法律で定められた限度である年1ミリシーベルトを超えてしまいます。
「除染は必要だが、やり方が不十分すぎる。」とクミ・ナイドゥは指摘します。

幼稚園周辺の道路の地表面を測ると、毎時2から3マイクロシーベルトもありました。
さらに、雨どい下などでは、毎時9から45マイクロシーベルトが計測されました。

クミ・ナイドゥに同行したグリーンピースの放射線調査チームのリーダーのヤン・ベレニクは、「これまでのグリーンピースの調査でデータは見ていたが、福島に足を踏み入れてすぐそのうつくしさに打たれた。こんなにもうつくしい福島がこんなにも高い放射能で汚染されている。そこに、チェルノブイリだったら避難となっている場所に、人が住み、子どもが遊んでいることにショックを受けた」と話しました。

グリーンピース・ジャパンは、今日、クミ・ナイドゥ、ヤン・ベラニクとともに記者会見を開きました。
クミ・ナイドゥは会見で以下のように話しました。
「日本政府は、この原発災害が日本の人々に何をもたらすかを説明してこなかった。そして今でも説明していない。福島を訪れてそれがはっきりした。日本政府は、被害を受けた人々を守り、賠償がしっかり行われるようにしなければならない。」

★記者会見の様子はこちらの録画から見られます。
★グリーンピースの主張については、プレスリリース「日本政府に、子どもや妊婦の早急な避難を訴え」もご参照ください。
★記者会見で使用した発表資料はこちら

【子どもを守るためにできること】….再掲します。
● できるだけ屋内にいる。
● 風が強い日などホコリっぽい日には、窓を閉める。
● ホコリっぽい、ぬかるんでいるところは避ける。
● 縁側、ベランダ、デッキなどは水拭きする。
● 外で、指を舐めたり、目を触ったり、食べたりしない。
● 鼻からの吸入を防ぐため、帰宅したら鼻をかんで、洗う。
● 草や土の上、水たまりで座ったり遊んだりしない。
● 草花を摘んだり、土埃を巻き上げさせたりしない。
● 外から帰ってきたら、洋服や頭についたホコリを払い落とす。
● 外から帰ってきたら、うがい、手洗いをし、シャワーを浴びる。
● 外の空気がホコリっぽいときは、使い捨てマスクをする。
● 服は毎日洗う。洗濯物は部屋の中に干す。
● 屋外、屋内のホコリは水拭きしてふきとる。
● 放射性物質がくっついた、取り込んだ飲食物を飲んだり食べたりしない。

ライターについて

グリーンピースは、環境保護と平和を願う市民の立場で活動する国際環境NGOです。世界中の300万人以上の人々からの寄付に支えられ、企業や政府、一般の人々により良い代替策を求める活動を行っています。ぜひ私たちと一緒に、行動してください。

グリーンピース・ジャパン

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