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大学内外で環境アクションをしている学生個人・グループにオンラインでインタビューする本企画。第4弾は、プラスチック問題の解決を目指す学生団体Bye Bye Plastic Bags Tokyo(以下、BBPBT)さんに取材しました!BBPBTの2人に初めてお会いしたのは2018年のこと。大学生が友達とプラスチック問題に関して活動を始めるとのことで、グリーンピースに相談に来てくれたことがきっかけでした。

リーダーの小野勢希さんと、今回インタビューをさせていただいた内の一人である屋良帆孝さんの真っ直ぐな想いに気持ちを動かされたことを覚えています。昨年、グリーンピース・グローバルオーシャンアンバサダーの四角大輔さんとグリーンピースで企画した「サステナブルナイトマーケット」にも出店や登壇をしてもらったり、活動を共にしたりすることも増えてきました。少人数でコツコツと積み重ねてきた活動の芽が色々なところで出つつあるBBPBT のみなさん。今回メンバーの3名にインタビューをさせていただきました。

メンバー紹介

屋良帆孝さん 国際基督大学 教養学部 アーツサイエンス学科2年生(左)
新崎綾女さん 早稲田大学 国際教養学部国際教養学科4年(中)
柿沼亜里沙さん 明治大学 文学部 心理社会学科現代社会専攻1年生(右)

環境活動をするタイプではなかった僕が、団体を立ち上げることに

 活動を始めたきっかけ

屋良さん:今回はインタビューに参加できませんでしたが、リーダーの小野(小野勢希さん)が世界一周の船旅を行うピースボートの船に乗船した際、インドネシアの同世代の若者に出会ったことがきっかけでした。彼女たちはバリ島でBye Bye Plastic Bagsという団体を立ち上げ、最終的にはバリの州知事を動かして、使い捨てレジ袋やストローの禁止することに成功した経験を持つワイゼン姉妹でした。小野は二人からとても刺激を受け、高校の同級生だった僕と新崎さんを誘って、一緒にBBPBの東京支部を立ち上げることになりました。

リーダーの小野さん (昨年のサステナブルナイトマーケットにて)

ー屋良さんは元々環境に関心があったのですか?

屋良さん:いえ、もともと環境に関心があった方ではなく、活動を通じて興味を持つようになりました。リーダーの小野が誘ってくれたことがきっかけでしたが、団体を立ち上げることで、将来にも役立つようなスキルや経験が身に付くと思ったことが一番の理由でした。

ー新崎さんが関心を持ったきっかけは?

新崎さん:私の母親が環境問題に熱心であったこともあって、小さい頃から環境について関心を持ち始めました。母親は自然が大好きで、家では昔から当たり前のようにビニール袋を使わずマイバッグを使ったりしていました。あと毎年、夏休みの恒例行事として、一週間電気を使わない生活を家族で行なったりもしていましたし、オルタナティブスクール**にも通っていたり環境と関わることは多かったです。高校の時にハマっていたのがTED Talksを見ることで、バリのBye Bye Plastic Bagsに興味を持ったのも、TED*でスピーチを見たことがきっかけでした。

東京支部の立ち上げ当初は関わっていたけど、少しBBPBTの活動を抜けた時期がありました。でも、戻ってきたら色々変わっていて、活動を始めた時は不安が大きかったけど、自分たちがやってきたことは間違ってなかったと感じて、今は少し自信がついてきました。

* TED Talks:TED(ニューヨーク市に本部がある非営利団体)がネットを通じて行なっている動画の無料配信プロジェクト。
*「*画一的な教育ではなく、個人を尊重し子どもが本来持っている探求心に基づいて、自律的・主体的に学習や行事が展開されるようにカリキュラムが組まれていることが多いのが特徴」(All aboutより)

ー柿沼さんが環境に関心を持ったきっかけは何でしたか?

柿沼さん:高校生の時に3カ月間ニュージーランドに留学したのですが、そこでの生活の違いに驚いたことがきっかけです。ニュージーランドでは、みんな当たり前のようにエコバッグを使ったり、容器を持って量り売りのお店で買い物をしたり、初めは日本との違いにびっくりしましたが、慣れるにつれそういう生活が好きになりました。でも、帰国後は逆に日本の「当たり前」に疑問を持つようになりました。ニュージーランドでの経験もあり、環境について何かをしたいという想いがありました。

BBPBの事は高校の校長先生が朝礼の場で、ワイゼン姉妹のTEDトークを見せてくれたことで興味を持ちました。その後、去年の高校3年の文化祭の時に、有志で集まって環境についてパネル展示とディスカッションの企画をしました。ショッキングな写真をお見せしたり、実際に起きていることを話すと、気持ちが動く人はいても、その後の行動になかなか結びつかないという課題もあり、伝えることの難しさも感じています。難しく伝え過ぎないように気をつけながらも、ちゃんと伝わるようにしたい。将来はジャーナリズムに携わりながら、人に伝えるような仕事をしていきたいと考えています。

今はどんな活動をされていますか?

屋良さん:現在は、プラスチックの問題や私たちにできることを伝えることに注力しています。自分たちで場所を借りて企画を行ったり、最近では環境のイベントなどに招待して頂いて話すことも増えてきました。今後もそういった教育的な活動に力を入れていきたくて、ぜひ学校の講座などに呼んで頂けるようになりたいです。それにより問題を伝えるだけでなく、「若くても行動を起こせるんだ」というメッセージを発していくことで、行動を起こしていく若者を少しでも増やしていきたいです。

今の課題は何ですか?

屋良さん・新崎さん:今は新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインですが、いつもは顔を合わせてミーティングをすることも大事だと思っているので、交通費や場所代などもかかります。昨年グリーンピースの「サステナブルナイトマーケット」に参加した際に、マーケットの売り上げの一部を四角大輔さんにご寄付をしていただき、今はそれをもとにイベント会場のレンタル費用などに使わせてもらっています。

ただ交通費などに使ってしまうとキリがないので、そういうところは自分たちのポケットマネーです。やはり、やりたいことに対してお金がなさすぎるのが一つ悩みではあります。あと、メンバーが中々増えていかないところ。ただこれに関しては、メンバーが増えてもどうやっていけばいいのかそもそも経験が足りないところもあるので、リーダーシップについて学んでいきたいと考えています。

今後について

屋良さん:環境の活動をしていて気づいたのは、活動している様々なコミュニティが人と人との繋がりを大事にしながら活動をしているということ。そういった繋がりも、活動を続けるモチベーションになっているのかなと思っています。私たちも繋がりを増やしながら、例えばもっと色んな環境団体と繋がったり、環境以外の人たちとも積極的に繋がり、それを大事にして活動をしていきたいです。

Bye Bye Plastic Bags Tokyoのみなさん、ありがとうございました。

お話を伺って印象に残っているのは、同世代の若者たちが時には国境を越えてお互いに影響し合って活動をしているということ。近年ではグレタさんの活動が広がって、日本でも気候変動ムーブメントが生まれていますが、その背景にはこうした日本の若者一人ひとりが想いを持って、自分たちで動いてみたり、人と繋がったり、情報を見つけたりと、受け身ではない前向きな行動が土台になっているということを改めて認識させられました。沖縄の高校の元同級生3名と、SNSを通じて参加した1名、計4名の新しい世代の環境アクティビスト。きっとメンバーの間で良い影響を与え合っていることが、今の活動に繋がっているのだと思います。

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