あなたの声を横浜市に届けませんか?(横浜市民でなくても、全国から提出できます)

「横浜市温暖化対策実行計画(素案)」に対する意見公募(パブリックコメント)が始まっています。横浜市温暖化計画は、脱炭素化の実現に向けた取組を推進するためのものです。パブリックコメントで市民の意見を募り、意見を踏まえて原案が策定されます。

パブコメ教室あり!あなたの声を横浜市に届けませんか?

「横浜市温暖化対策実行計画(素案)」に対する意見公募(パブリックコメント)が始まっています。

横浜市温暖化計画は、脱炭素化の実現に向けた取組を推進するためのものです。
パブリックコメントで市民の意見を募り、意見を踏まえて原案が策定されます。

あなたの声を横浜市に届けませんか?
(横浜市民でなくても、全国から提出できます)

パブコメ教室開催中!
「横浜市温暖化対策実行計画(素案)を読んで、パブコメを書く会」

計画のポイントを解説し、提出の仕方をお示しします。はじめての方、ぜひ。

2022年10月1日, 8日, 15日(土)11:00 開催▶︎お申込みはこちら
2022年10月9日, 16日(日)20:00 開催▶︎お申込みはこちら
2022年10月13日(木)20:00 開催▶︎お申込みはこちら

<〆切間近!追加開催>
2022年10月17日(月),18日(火),19日(水) 20:00〜21:00▶︎お申込みはこちら

横浜市の計画は、日本全国の自治体に影響を与えます

横浜市は、378万人が住む、日本最大の都市です。

その横浜市が、気候危機を回避できる計画をつくることは、日本全体の自治体に影響を与えます。ぜひ、力を合わせましょう。

あなたが提出した意見は、分類され、横浜市から、計画に反映したか、あるいはしなかったか、しなかった場合はその理由、などの説明がなされます。

長野県の温暖化対策の方針を示した「ゼロカーボン戦略」のときには、パブリックコメントを経て、温室効果ガス削減目標が引き上げられました。いま、長野県は、気候対策で日本をリードしています。

横浜市の計画にもあなたの声を届けて、日本の気候対策を一歩でも二歩でも進めましょう

▼「横浜市地球温暖化対策実行計画(改定素案)」パブリックコメント詳細ページはこちら

<意見募集期間>
2022年9月20日(火)〜2022年10月19日(水)まで

<提出方法>
① WEBのフォーム:こちら
WEBのフォームからでは使用できない文字などがあるので、以下のメールでの提出がおすすめです↓
② メール:[email protected]
③ 郵送(消印有効): 〒231-0005 横浜市中区本町6-50-10 横浜市温暖化対策統括本部 調整課
④ FAX:045-663-5110 ※「調整課宛」と明記してください。

様式は自由ですが、氏名(又は団体名)・住所・年代・素案へのご意見を書いてください。

横浜市の「温暖化対策実行計画」の問題点

1.2030年温室効果ガス削減目標が50%では低すぎる

「横浜市温暖化対策実行計画」概要資料「3 計画改定のポイント」に赤字部分加筆
「横浜市温暖化対策実行計画」概要資料に赤字部分加筆

50%では、先進国の商業都市としては低すぎます。

世界中の科学者でつくる国連気候変動政府間パネル(IPCC)は、破局的な気候変動を避けるためには地球の気温上昇を1.5度以内に抑える必要があり、そのためには、世界全体で温室効果ガスの排出を45%削減(2010年比)させる必要があるとしています。

しかし世界全体では、まだ温室効果ガスの排出は増えています。
途上国では、これからも温室効果ガスの排出は増えていくと考えられるからです。
以下のグラフは、世界のCO2排出量の推移を表したものです。

世界のCO2排出量の推移(地球温暖化防止活動推進センターの資料より)

排出量が減少してきているのはいわゆる工業先進国であり、他の地域では2000年以降も増えています。

つまり、世界全体で45%削減するには、工業先進国はより大きく減らさなければならないということです。

専門家によるプロジェクト「クライメート・アクション・トラッカー」は、日本は2013年比で62%以上の削減が必要としています。

横浜市のような工業先進国の中の商業都市では、少なくとも60%以上の削減が必要です。

2.2030年に向けた目標値が低すぎる

低すぎるのは温室効果ガス削減目標だけではありません。

たとえば一般家庭の電気の再エネへの切り替え。横浜市の2030年削減見込みでは再エネ100%電気切替世帯数が全世帯の1割(約17 万世帯)しかありません。このような低い目標設定で、2050年ゼロカーボン(温室効果ガス排出量実質ゼロ)達成が実現できるかどうか、疑問です。

横浜市温暖化対策実行計画素案より「表3-6 家庭部門における削減見込量」
(横浜市温暖化対策実行計画素案より)

3.目標を定めた経緯が明らかになっていない

前回の「地球温暖化対策実行計画」改定の際は「地球温暖化対策実行計画部会」を設置、専門家による議論を経て、答申が提出されました。

今回は、部会を立ち上げていませんし、審議会による審議も経ていません。そのため、どんな経緯や根拠を元に目標値が定められたのかが明らかになっていません。

これによって、目標値が適切かどうか、私たち納税者が判断できにくくなっています。

「オールよこはま気候フェス(8/21開催)」にて集まった、市民からの提案 (c)Chica Suzuki/Greenpeace
「オールよこはま気候フェス(8/21開催)」にて集まった、市民からの提案 (c)Chica Suzuki/Greenpeace

こんな意見が出せると効果的だと考えます

・2030年の温室効果ガス削減目標を60%以上(2013年比)にしてください。

・IPCCは、気候危機を回避するためには世界全体で2010年比で45%削減が必要としています。横浜市のような工業先進国の商業都市では60%以上の削減が必要です。

・日本の2030年温室効果ガス削減目標は46%から50%の高みを目指すとなっています。これは日本のすべての自治体が46%から50%を削減しないと達成できません。日本の気候対策をリードすべき横浜市では60%以上を目指してください。

横浜市温暖化対策実行計画にあなたの声を届けよう-10月19日まで、パブリックコメント

あなたにできること

  1. パブコメを出す
  2. このブログをSNSなどでシェアして広める
    ぜひ、このハッシュタグを使ってください。
    #横浜に温暖化パブコメしよう
    #横浜の温室効果ガス削減目標を60パーセント以上に
  3. 家族、友人、周りの仲間にパブコメ提出を呼びかける
  4. 「横浜市温暖化対策実行計画(素案)を読んで、パブコメを書く会」に参加する(下記参照)
  5. パブコメを書く会を開催する(やり方についてのご相談を受け付けています)

パブコメ教室開催中!「横浜市温暖化対策実行計画(素案)を読んで、パブコメを書く会」

グリーンピース・ジャパンが事務局を務める「ゼロエミッションを実現する会」では、締め切りまでの期間、下記の日程で、「横浜市温暖化対策実行計画(素案)を読んで、パブコメを書く会」(パブコメ教室)を行っています。

この会では、計画のポイントを解説し、パブコメ提出の仕方をお示しします。はじめての方にも、ぜひ参加していただけたらと思います。

ぜひ、お気軽にご参加ください。

「横浜市温暖化対策実行計画(素案)を読んで、パブコメを書く会」
【日程とお申込み】
※開催日程の曜日ごとに、お申込みリンクが異なります。

土曜日開催の日程 >>> お申込みはこちら
① 2022年10月1日(土)午前11:00〜11:45
② 2022年10月8日(土)午前11:00〜11:45
⑤ 2022年10月15日(土)午前11:00〜11:45
 
日曜日開催の日程 >>> お申込みはこちら
③ 2022年10月9日(日)午後8:00〜8:45
⑥ 2022年10月16日(日)午後8:00〜8:45

木曜日 (10/13) 開催の日程 >>> お申込みはこちら
④ 2022年10月13日(木)午後8:00〜9:00

☆〆切間近!追加開催!>>> お申込みはこちら
2022年10月17日(月)20:00〜21:00
2022年10月18日(火)20:00〜21:00
2022年10月19日(水)20:00〜21:00