グリーンピースが誕生してから約50年、世界中の人々とともに、環境問題の解決に向けた活動を行い、数々の成果を遂げてきました。

核実験の反対にはじまり、原子力、海洋生態系保護、森林問題、有害物質、遺伝子組み換え問題、オゾン層保護、そして気候変動といった地球規模の環境問題を解決するため、専門的な知識をもとに粘り強く大胆に、人々を巻き込んだキャンペーン活動を展開しています。

 

漁業環境の改善を合意 (2017年)

世界最大ツナ缶メーカー タイ・ユニオン・グループが海の生態系と労働者の人権保護のための業務改善をグリーンピースと合意。2年間にわたり、世界中の70万人もの人たちと一緒に訴え続けた市民の勝利となった。

北極圏の石油開発を停止 (2015年)

欧州最大の石油会社ロイヤル・ダッチ・シェル社が、アラスカ沖 の北極海域での石油・ガス探査を停止することを発表。2012年から世界中で700万人以上の市民が声をあげ続けてきた結果。

森林伐採を停止 (2013年)

世界最大級の製紙会社であるアジア・パルプ・アンド・ペーパー ・グループ(APP)が、グリーンピースとの10年間におよぶ交渉の末、「森林保護に関する方針」(Forest Conservation Policy)を発表し、同社のグローバル・サプライチェーン(供給網)で自然林の伐採停止を誓約。

ノンフロンガス冷蔵庫を開発・製品化 (1997年)

ノンフロンガス冷蔵庫を1992年に、グリーンピースがドイツの企業に委託して開発。各国の電器メーカーに技術を提供し、製品化をすすめた功績が認められ、国連オゾン層保護賞を受賞。

核実験を中止 (1992年)

グリーンピースの船『虹の戦士号』による実験水域での抗議を受けて、フランスはモルロア環礁での核実験を中止。同域で180 回も繰り返された核実験は、美しい珊瑚礁を破壊し島民の生活を脅かしていた。

グリーンピース全体の活動成果の詳細は、こちらよりご覧いただけます。

 

グリーンピース・ジャパンは、日本事務所として1989年に誕生しました。

世界各国のグリーンピースと連携し、地球規模の環境破壊を止めることを目的とし、非暴力行動・政治的独立・財政的独立を方針として国内の活動を展開しています。

最初の大きな活動として、1993年にロシアが放射性廃棄物を日本海で海洋投棄している現場を明らかにしました。 その結果、国際世論が巻き起こり、ロシアは投棄を中止。同年、 ロンドン条約締結国会議で海洋投棄全面禁止が決議されました。

それ以降も現在まで、グリーンピースの国内唯一の拠点として、日本ならではの切り口で環境問題の解決に向けた活動を行い、数々の成果を遂げてきました。

 

有害化学物質全廃を合意 (2013年1月)

アジア最大の衣料品ブランドであるユニクロを展開する 株式会社ファーストリテイリングは、全ての有害化学物質 の使用・排出を2020年までに全廃すると発表。

放射線調査を独自に調査、避難指示へ(2011年4月)

東京電力福島第一原発事故発生直後、放射線調査を福島県内で独自に実施。その結果をもとに高放射線量地域への避難指示を政府に要請した結果、飯舘村などを含む地域が避難指示に。

遺伝子組み換え原料使用停止を公表(2006年9月)

お菓子メーカーのブルボンと日清食品が、遺伝子組み換え 原料を使用しない方針を明確に公表。生活者の声をもとに 100社を超える食品会社に情報提供を求めた。

ペットボトル入りビール発売中止へ(2004年9月)

アサヒビール株式会社が発売予定だったペットボトル入り ビールの発売が見直された。「環境にやさしい商品を作る 企業であってほしい」という生活者の声が反映された。

自治体が日本初のゼロ・ウェイスト宣言(2003年)

ゴミを作らない政策を地方自治体に提案してきた結果、 徳島県上勝町で日本初のゼロ・ウェイスト宣言が実現。

日本初のノンフロン冷蔵庫を発売(2001年)

松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)が日本ではじめてのフロン/代替フロンを使用しないグリーンフリーズ型ノンフロン冷蔵庫が発売を発表。

おもちゃの脱塩化ビニルを達成(1999年)

おもちゃメーカーのバンダイ、タカラトミー などが製品の脱塩化 ビニルを達成。 グリーンピースは塩化ビニル製こども用玩具を分 析し、有害物質の使用を指摘。

 

グリーンピースが考える「成果」とは、企業や政府、ときには個人が、環境問題を悪化させる原因となる活動を止めることや、改善に向けてより良い行動を選択するきっかけをつくることです。