グリーンピースは環境問題の根本的な解決をめざす国際環境NGOです

地球の恵みと平和な社会を100年先の子どもたちにも手渡せるよう、科学的調査に基づいて積極的に声を上げ、現場主義に徹して活動しています。
私たちの強みは、活動資金を個人の寄付のみに限ることで保たれる独立性です。これにより対等な立場の第三者として、企業や政府に合理的な解決方法を示しています。世界300万人のサポーターとともに、これからも環境問題の根本的な解決をめざして進んでいきます。

すべての生命に関わる「気候変動」に全力で取り組む

気候変動は地球上すべての生命にとって最も重要な問題であると、私たちは考えます。科学的根拠に基づいた確度の高い提案と、徹底した現場主義を軸に、気候危機に脅かされることのない多様で平和な未来をめざして行動します。

サポーターとともに実現してきた変化〜これまでの成果

私たちは世界55以上の国と地域で活動し、国内だけでは解決が難しい地球規模の環境問題に取り組んできました。
50年以上に渡る活動が示すのは、一人の力は小さくとも、多くの力が集まれば、大企業や政府に対してもポジティブな変化を起こせるということです。

  • ユニクロ
    有害化学物質全廃を合意

    衣料製造による有害化学物質汚染を防ぐため、大手アパレルメーカーに対して、2011年から有害化学物質の使用中止、排出ゼロを呼びかけるデトックス・キャンペーンを展開。世界的企業が賛同し、有害物質の使用削減と中止を宣言しました。日本では、ユニクロが有害化学物質の使用・排出停止を宣言しました。

  • パナソニック
    日本初のノンフロン冷蔵庫発売

    1992年、地球温暖化を加速させるフロン類を一切使用しない「グリーンフリーズ」の技術を開発・公開。家電メーカーに環境にやさしい冷蔵庫の製造を働きかけ、全世界に「グリーンフリーズ」モデルを普及させました。日本国内でも、グリーンフリーズ技術を採用したノンフロン冷蔵庫が発売されました。

  • 日本の大手玩具メーカー
    「脱塩ビ」を宣言

    1988年から塩化ビニル(塩ビ)製の幼児用おもちゃの使用中止をめざすキャンペーンを開始。市販のおもちゃを分析し、乳幼児が口に入れるようなおもちゃから有害化学物質が溶け出している現状を日本に広く知らせ、日本の大手おもちゃメーカーによる「脱塩ビ」宣言、おもちゃの規格基準改正につながりました。

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科学に基づいて行動し、未来を着実に変えていく

「地球に良いこと」が暮らしやビジネス、政策決定の場で当たり前に実践される。そんな社会を実現するために、私たちは「行動するNGO」として、科学的調査と事実に基づく専門性の高いキャンペーンを展開します。世界中の拠点とも連携しながら、独立・中立の立場でグローバル企業や政府に働きかけています。

未来を変える4つのステップ

  1. 01調査分析/記録

    環境活動の現状や原因を調査・記録

  2. 02公表

    調査に基づいて原因や解決策を発信

  3. 03アクション

    問題や解決策を目に見える形に

  4. 04働きかけ

    情報提供と交渉で共に解決策を実現

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