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沖縄の自然には軍事基地建設ではなく世界自然遺産登録を

ブログ|事務局長 佐藤潤一 | 2014-04-11

毎年5月22日は国際生物多様性の日だ。 この日に合わせて、沖縄県の貴重な海と森を破壊する2つの米軍施設(辺野古の米軍基地、東村高江のオスプレイヘリパッド)に対してその計画の撤回を求める環境団体が声明と要請を発表する予定だ。 沖縄県の北部には、辺野古や高江を含む自然豊かな地域が広がり、辺野古沖には希少なジュゴンやサンゴが生息する海が残っている。この地域・海域は、軍事基地ではなく、世界自然遺産として後世に伝えられることがふさわしい。 ...

サステナブル(持続可能な)・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-05-28

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。   サステナブル ・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい! シーフード・サステナビリティの追求って、どうしても「あれを食べるな」「これを食べるな」って、我慢や犠牲が伴うネガティブなイメージが強いですよね。 確かにスーパーマーケットなんて、今は食べないほうがいい魚の博物館のような状態ですし、絶滅危惧種や乱獲されている魚は、これまでたくさん獲り、売り、食べすぎてきたので...

二ホンウナギ、IUCNレッドリストに記載され、国際的に絶滅危惧種に!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 二ホンウナギ、国際的に絶滅危惧種に指定! 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、「二ホンウナギ」が、国際自然保護連合(IUCN)が2014年6月12日に発表した「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」の最新版に、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種(絶滅危惧IB類:EN)」として記載されました。   日本で食されるウナギの99%以上が絶滅危惧種 ...

二ホンウナギ、IUCN絶滅危惧種指定、目前! 薄利多売で進むウナギ絶滅の道

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-11

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、二ホンウナギが、いよいよ国際自然保護連合(IUCN)が近日中に発表するレッドリスト改訂版に掲載され、国際的に絶滅危惧種として指定される見通しです。 二ホンウナギは、環境省が2013 年2月に「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」として絶滅危惧種に指定している種で、天然ウナギの漁獲量データを基にした3世代(12から45年)の減少率は72から92%と想定...

ぐっちゃぐちゃのウナギ流通

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-07-10

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 今日は、日本で最も多く食べられている「二ホンウナギ」が国際的に絶滅危惧種に指定されてからちょうど1か月です。大手スーパーマーケット15社は依然として同種の販売を続けていて、そろそろウナギ特売コーナーを目にするようになりました。みなさん、今年はウナギ、スーパーで買いますか?   大手スーパーは絶滅危惧種二ホンウナギの薄利多売を続けるだけでなく、もう一つの絶滅危惧種「ヨーロッパウナギ」も取り扱ってい...

税関検査をにゅるにゅる抜ける不正貿易ウナギ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-07-11

こんにちは。海洋生態系を担当している花岡和佳男です。 スーパーマーケットは土用丑の日を間近に控え、ウナギの特設コーナーを設けるなど、今年も販売プロモーションを展開しています。パックされた加工商品のラベルには「うなぎ」としか記載されていないですが、実はウナギは世界に19種類いて、そのうちの「二ホンウナギ」「ヨーロッパウナギ」「アメリカウナギ」「ビカーラウナギ」という4種類が、食用として日本で流通されています。あなたが最近食べたウナギは、何ウナギでしょうか? ...

スーパーマーケットが薄利多売する太平洋クロマグロの未来

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-28

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 本マグロと呼ばれ寿司の主役である太平洋クロマグロ、いま海に残っているのは初期資源のわずか4%で、いつ絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状態。 残り4%ってどういうこと?96%は一体どこに行ったの? ウナギもそうだけど、なんで和食の代表格がこんなに次々と危機に?   未成魚や産卵親群の獲りすぎで海に魚が残らない マグロと聞くと大きな魚をイメージしますよね。 ...

「本マグロ」がピンチ!:国際環境NGO3団体で合同記者会見しました

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-29

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。   太平洋クロマグロ国際会議、始まる 初期資源の4%しかもう海に残っていない「本マグロ(太平洋クロマグロ)」、いつ絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状態です。 海には初期資源の4%しか残っておらず、さらに漁獲量の98%もが、海に卵をうむ前に漁獲されています。 このままでは本当に、海からも食卓からも「本マグロ」が姿を消してしまいます。 この魚の国際漁業規制について話し合われる国際会議、WCP...

ルールを作ろうとしない韓国。食べるのをやめようとしない日本。-- 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-21

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)が大ピンチです!ニホンウナギもそうでしたが、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ブログシリーズ第5回目の今回は、「輸入マグロ」の問題性に迫ります。    ...

ついに!WCPFC第10回北小委員会が始まりました!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-01

こんにちは。海洋生態系担当の小松原和恵です。 今回のブログは、福岡からお届けします。本日9/1に始まりました、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の第10回北小委員会にオブザーバーとして、同じく海洋生態系担当の花岡と一緒に参加しております。 残念ながら規定により、会議の内容をお伝えすることはできませんが、どういう会議なのか、私たちがここで何をしているのか等々をレポートさせていただきますね。 WCPFC北小委員会ってなに? ...

太平洋クロマグロ会議 DAY2

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-02

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。本日も引き続きWCPFC第10回北小委員会よりお伝えします。2日目、いよいよ協議も白熱してまいりました!     どんな人が参加しているの? 私は今回初参戦のこの北小委員会ですが、ぐるっと参加者を見回してみると、日本の政府団のほかにも、傍聴席にたくさんの日本人がいます。北小委員会オブザーバー暦7年の花岡もビックリするほどなので、今回の目玉とも言える、太平洋クロマグロの資源管理についての注目度の高さが...

太平洋クロマグロ会議 DAY3:現状打破に必要な力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-09-03

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 太平洋クロマグロの資源管理について話し合う国際会議、WCPFC第10回北小委員会に、同僚の小松原と共に、グリーンピースの代表として参加しています。 各国政府代表団にロビーしたり、オブザーバー参加の漁業者や学者方と意見交換や情報の収集/提供をしたり、他の国際環境NGOと合同でインターベンションをしたり、といった日々。 いよいよ明日が最終日です。持続性確保を最優先した保護管理措置の国際合意に至ることはできるで...

太平洋クロマグロ会議 DAY 4: We won!? 閉幕、そして残された課題

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-04

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。連日福岡よりレポートしてきました中西部太平洋まぐろ類委員会の第10回北小委員会ですが、最終日の今日、全ての議題の協議を終え、12月に開催される本会合で話し合われる内容がついに決定しました。 これからの太平洋クロマグロ資源管理 2015年から30kg未満(未成魚)の太平洋クロマグロの漁獲量が50%削減されます!これは、10年以内に漁業をしていなかった時の太平洋クロマグロの生息数の半分(=歴史的中間値: 42...

残り4%! 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-10

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■  「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■  「養殖」表示に隠された真実 ■  ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことが大きな話題となりましたが、寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチ!なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの?...

 「妊婦さんマグロ」も一網打尽。太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-16

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチです! ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことといい、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ...

まだまだ署名募集中! 

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-02-13

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。 先週発表した「お魚スーパーマーケットランキング vol.2」、もうご覧いただけましたか? 私たちは先週末の連休、鎌倉でお魚コスチュームに身を包み、ボランティアさんと共に署名活動を行ってきました。 今回の活動はパタゴニア鎌倉店さんのご厚意で店舗前のスペースをお借りして実現することができました。署名にご参加いただいた方、署名活動を拡散していただいた方、温かい声をかけてくださった方、みなさま本当にありがと...

3月30・31日イベント「春風」@代々木公園に参加します!

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-03-29

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。  グリーンピースは、今週末に代々木公園で開催される『春風2013 -未来のためにできること-』に参加します。  春風は、みんなの気持ちで創るフリーのイベントで、東日本大震災以降は被災者の方々への支援を主な目的として開催されています。  今回グリーンピースでは、海で起きている問題を知っていただくためのブースを出します。 その中で、先日発行されたリーフレット「いつまで おさかな たべられる?」の内...

海・漁業・流通のいま:海の現状について

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-06-05

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 私たちの食卓に並ぶまでに水産品がどのような経路をたどるのか、そこにどのような問題が潜んでいるのかをお伝えする本シリーズ、第1...

海と漁業現場で起きていることがわかるリーフレットができました!

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-03-28

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。 この一週間、何回魚を食べましたか? ラーメンやお味噌汁のダシ、ゼラチン、サプリンメントにも魚が使われている場合があり、私たちの生活に、魚は欠かすことのできないものです。そんな魚が今、乱獲や違法漁業によって海からどんどん姿を消しています。  グリーンピースでは現在、いつまでも安心して美味しい魚を食べ続けるために、スーパーマーケットに(1)違法や過剰に獲られた魚は売らないという調達方針を持ってもらうこと、...

ニュージーランドの大手ツナ缶メーカー:FADを使用したまき網漁で獲られたツナは使いません

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-07

こんにちは、海の環境問題を担当している田中です。 グリーンピース・ニュージーランドは先月30日、ニュージーランド最大手の水産企業シーロード(Sealord)社が、同社のサプライチェーン全体で乱獲の要因になっているFAD(人工集魚装置)を使用したまき網で獲られたツナ缶の販売を2014年初頭までに停止すると発表したことを伝えました。 そもそもFADとは、流木など海に浮かぶ物の下や海藻の周りに魚が集まる習性を利用し、海上に浮かべた人工物のこと。その下に集まってきた...

海・漁業・流通のいま:漁業現場で起きていること

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-12

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 前回は、魚がどんどん海から姿を消している現状についてお話し、その最も大きな原因は「獲り過ぎ」であることをお伝えしました。 ...

【セミナー報告】お魚セミナー@東村山

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-18

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の田中です。 先週末に「こどものごはん委員会」が主催するセミナー「東村山市民講座」に招いていただき、お話しをしてきました。 今回のセミナーでは、秩父で脱原発活動をしているNGO「原発止めよう秩父人」のダニー・ネフセタイさんと、グリーンピースからは花岡が講師として参加し、原発や放射能汚染の問題をはじめ、過剰漁業や乱獲、そして戦争や対立まで幅広く多角的に社会で起きている問題が取り上げられ、解決に向けて私たち一人ひとりにできる...

海・漁業・流通のいま:ラベル表示でどこまで分かる?②

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-07-03

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 お店で魚を買うときに「この魚はどこでどのように獲られ、どのように店頭に並んだのだろう。」と疑問に思ったことはありますか?この...

【セミナー告知】お魚セミナー開催@練馬区光が丘

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-04-30

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。 5月12日練馬区光が丘にて、お魚セミナーが開催されます!  グリーンピース海洋生態系担当の花岡和佳男が放射能汚染や乱獲、違法漁業など海で起きている問題についてお伝えします。また、放射能測定室「シルベク」の調査結果や大手スーパーマーケットとの交渉についてなど、活動の最新情報もご案内します。  ぜひ、ご参加ください。   ―――――― 「知りたい、海と魚のこと―放射能汚染、流通、漁業...

フィリピンよりマグロ・レポート①

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-09-14

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 先々週は東京・三田で開催されたWCPFCの熱帯マグロ(メバチマグロ、キハダマグロ等)のワーキング・グループ、先週は福岡で開催されたWCPFC北小委員会(クロマグロ等)に相次いで参加し、週末から今週にかけてはフィリピンに来ています。 WCPFCの海域ではFADsと呼ばれる人口集魚装置を使って魚を集めてまき網で囲み獲る漁法が、サメやウミガメなどを混獲してしまうことや幼魚まで一網打尽にしてしまうことから、大きな問題と...

「お魚スーパーマーケットランキング vol.3」本日発表!

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-12-09

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2013年2月に発表した「お魚・スーパーマーケットランキング vol.2」に引き続き、2013年12月「お魚・スーパーマーケットランキング vol.3」を発表しました。 前回のランキングで最下位だったイトーヨーカドーが大躍進の1位、前回3位だったダイエーが順位を落として最下位という結果になりました。 今回の調査は、2013年10月10日から11月26日にかけて大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、西友...

【セミナー報告】お魚セミナー@東京・下北沢

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-02-10

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2月5日、海洋生態系担当の花岡が、ゲストスピーカーとして世田谷区下北沢で開催されたセミナーで「海で起きている問題」についてお話してきました。  今回のセミナーには、世田谷区長の保坂展人さんもご参加くださいました。  お招きいただいた「世田谷こどもいのちのネットワーク」さんとは、今回で3回目のセミナー共催。 海で起きている問題の中でも、魚介類の流通が抱える問題と放射能物質の海への流出問題について海洋生態系担当の花岡...

【出張授業】海で起きている問題について考えてみよう

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-02-20

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2月12日、海浜幕張インターナショナルスクールで海洋生態系担当の花岡が出張授業をし、中学生の皆さんと海で起きている問題について一緒に考えました! グリーンピース海洋生態系チームでは、ふだん開催しているセミナー以外にも学校に訪問し、海で起きている問題についてお話をしています。 その問題の原因や解決策、今私たちにできることについて考え、話し合う時間をもってもらうための取り組みです。 [海で起きている問題、たとえばこんなこと]...

【学校訪問】海の問題について考えてみよう

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-04-17

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 今週、海洋生態系チームは清泉インターナショナルスクールの7歳から8歳のクラスで出張授業を行いました。 まず、海洋生態系担当の花岡和佳男から、海で起きている問題についてお話しました。 その後、問題を理解し、解決策について考えるために、フィッシング・ゲームを行いました。   <フィッシング・ゲームのルール> ● 各チームがそれぞれの漁船に乗って漁に出ます。 ● 1回の漁では、最多で2匹の魚を獲る...

マグロが絶滅しそうって本当なの?漁師さんたちに聞いてみた。

ブログ海洋生態系 田中 | 2014-08-23

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の田中です。 築地のマグロ仲卸業者、和歌山県那智勝浦の水産会社、漁師の方々に太平洋クロマグロ(本マグロ)の問題について「現場の声」を教えていただいたインタビューが本日公開となりました。  こちら からもご覧になれます。 いま、私たちが食べているマグロがどんどん絶滅危惧種になっています。   太平洋クロマグロは初期資源の約4%まで減ってしまったといわれています。つまり、私たちが日常的にマ...

常夏の島、サモアからこんにちは!

ブログkkomatsu | 2014-12-01

海洋生態系担当の小松原です。今日から始まった、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)に花岡と一緒に参加しています。   ところで、みなさんサモアがどこにあるかご存知ですか?フィジーやツバルの近くに位置するポリネシアの島国の一つです(鳥取県ぐらいの大きさらしい)。 日本からは直行便がないため、オークランド(ニュージーランド)経由で来たのですが、成田で悪天候のため、離陸まで機内で3時間待機、さらにオークランドでは飛行機が5時間も遅れて、宿泊先にたどり着いた...

葛西臨海水族園だけじゃない?!海の中のミナミマグロもピンチ!パブコメに参加しよう!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-01-23

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 葛西臨海公園のマグロたちが大量死のニュース見ましたか? 水族園によると、69匹いたクロマグロは1月20日には3匹になってしまったそう。ガラーンとした水槽の映像を見ると、なんともいたたまれないキモチになりますね。 この物悲しい水槽ですが、海の中のマグロたちもまさに同じ状態。水槽のマグロたちの死因にはウィルスが関係しているかもしれないと、一部報道されていますが、海からマグロたちがいなくなっているのは、...

こいのち × グリーンピース。トークイベント参加報告(オーシャン編)

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-04-17

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 先週末 4月11日(土)、世田谷こどもいのちのネットワーク(通称:こいのち)とのコラボイベント「おさかなクンだいじょうぶ?」にゲストスピーカーとして食と農業担当の関根と一緒に参加してきました。(農産物編は こちら ) ご参加下さったみなさま、この場をお借りしまして、改めてありがとうございました。   オーシャンチームは、過去の放射能汚染についての活動紹介と過剰漁業の問題についてお話しをしました...

5月10日は母の日!お母さんマグロにも愛の手を!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-05-07

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 今週の日曜日は母の日ですね。もう素敵なプレゼントは用意しましたか? 私も準備バッチリです! 今日は母の日にちなんで、お母さんマグロについて考えてみたいと思います。 突然ですが、「マタニティマーク」をご存知ですか? 妊産婦さんが付けることで、電車で席を譲るなど、周囲の人が配慮しやすくすることを目的としたマークです。 太平洋クロマグロの保護措置を訴えているグリーンピースですが、産卵期のお母さんマグロたち...

SAVE MY BABY: 今年もはじまっちゃった日本海太平洋クロマグロ巻き網漁。なんで禁漁期間ないの?

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-06-04

こんにちは。子どもを産まないで数が増えるサカナがいたら教えてほしい、海洋生態系担当の小松原です。 今日は日本海での太平洋クロマグロの巻き網漁について考えてみます。   ニュースでも流れてますが、5月下旬から日本海での巻き網漁がはじまりました。なんでこの話題にピリピリしているかというと ・太平洋クロマグロの産卵場は日本の海にある(日本海、南西諸島) ・今はまさに産卵期(4-7月) ・なのに、産卵期の太平洋クロマグ...

ひと目でわかる エコな海への道のり

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-06-15

こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。 私たちグリーンピース・ジャパンの「海をまもる」のページがリニューアルしました!新しいページでは、私たちオーシャンチームが日々奮闘している「過剰漁業」の問題を「パッ」と見てわかるようにご紹介。 私たちオーシャンチームは、海を脅かす環境問題のなかでも、特にこの「サカナの獲り過ぎ」問題が引き起こす海洋生態系への影響を心配しています。解決するためのキーワードは「持続可能」。毎日の生活には関係なさそうに聞こえますが、...

SAVE MY BABY: 見て見ないふり、かっこ悪くないですか?

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-06-29

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。以前の ブログ で、 産卵 しに 日本海 に戻ってきた 太平洋クロマグロ (本まぐろ)の お母さんたち が 一網打尽 にされている実態について紐解きました。今日は 私たちとのかかわり について書いてみます。   お母さんマグロの行きつく先は、あなたがいつも行くスーパーやデパートだった 初夏 のこの時期、 スーパー や デパートのお魚屋さん で ...

東北の若手漁師集団、フィッシャーマン・ジャパンのイベントに参加! 〜水産業界をカッコ良く未来につなげる〜

ブログ広報担当 土屋亜紀子 | 2015-07-16

本日のオーシャンブログは、食べるの大好き!広報担当の土屋がお届けします。 先週、東北からかっこいい漁師さんたちが集まり、しかも美味しい魚が食べれるイベントがあると聞きつけ、早速現場に行ってきました。 美しい!銀鮭とホヤの解体ワークショップ イベントはその名も「銀鮭&ホヤ漁師カフェ 〜都心で漁師と語りながら魚を食べる夜」。 現役の漁師さんから銀鮭とホヤの生態を学んだり、解体ワークショップ、漁師料理を食べることができます。 ...

連投ブログ最終日 −ウナギお怒り編

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-08-05

こんにちは、海洋生態系担当の小松原です。 ついに今日は今夏 2 回目の土用の丑ですね。お夕飯のお買い物に行く前に読んでほしいな、ウナギのブログ第三弾・最終日。今日はスーパーとあなたのお話です。 実は、今年も大手スーパー 15 社にご協力いただいて、ウナギ DNA 検査とアンケート調査を行いました。あなたのお近くのスーパーは、絶滅危惧種のウナギたちをいっぱい売ることをどう思っているのでしょう?   ...

マグロ漁が抱える問題〜グリーンピース事務局長のブログご紹介

ブログ海洋生態系担当 吉野良子 | 2015-08-13

はじめまして。新しくグリーンピース・ジャパンの海洋生態系担当となりました吉野良子です。どうぞよろしくお願いいたします。 今日は、グリーンピース・インターナショナル事務局長 クミ・ナイドゥ(Kumi Naidoo)のブログをご紹介したいと思います(原文でご覧になりたい方は こちら をどうぞ)。 少し長いですが、マグロ漁が抱える問題がわかりやすくまとめられています。その上で、私たち一人一人の力は小さいかもしれないけど、小さな力が集まれば、大きな変化をもたら...

虹の戦士号がゆく。マグロ産業に革命を!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-08-26

こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。 相も変わらずテーマはマグロですが、今日は日本の近くを離れ、遥か遠く太平洋の南側で起きていることをお伝えします。ナビゲートしてくれるのは、私たちオーシャンチームのシンボルでもあるグリーンピースの船の一隻、虹の戦士号と私の同僚のクルーたち。 彼女らは、7月31日にニュージーランドのオークランドを出発し、今この瞬間も太平洋を航行中です! 世界最大かつ最深の海、太平洋は世界最大のマグロ漁場でもあります。今回が6度目とな...

まぐろの国際会議行ってきました。何も報告できることありません!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-09-04

こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。 実はわたくし、8/31〜9/3まで札幌で開催された、中西部太平洋まぐろ類委員会 (WCPFC) の北小委員会(以下、北小)にオブザーバーとして参加してきました。 本当は昨日、委員会で決まった内容をブログやプレスリリースで大々的にお伝えするつもりだったのですが、びっくりするぐらい何も決まらなかったので、がっかりするあまりレポートが遅くなってしまいました。すみません。せめてもの抵抗で閉幕後に出したプレスリリースは...

Save my Baby キャンペーンのリーフレットできました!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-09-11

こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。 日本の海で産卵する太平洋クロマグロたちを守りたいという想いから6月22日に立ち上げた「マグロの赤ちゃんを守って!  Save my Baby 」キャンペーン。 日々の活動を通じてわかったのですが、この問題を知っている人はまだまだほんの少しです。そこで、どれだけマグロたちがピンチなのか、より多くの人に知ってもらうために、2つのアイテムを作りました!! いつものお買い物ついでに、ハガキで声を伝えよう ...

オーシャン・カフェ、開催しま〜す!

ブログ海洋生態系担当 吉野良子 | 2015-10-09

寒暖の差が大きくなり、体調崩しやすい季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。海洋生態系担当の吉野良子です。今日は楽しいイベントのご紹介です。 月いちで一緒にお茶会しましょ どうやったら太平洋クロマグロの赤ちゃんとお母さんを守れるか。 毎日のお買い物をするスーパーマーケットがもっと持続可能な調達をすることで、海洋生態系の保全に尽力してくれるようになるには何が必要か。 ピープルパワーと民間の力で行政や規制にどう影響を与えていけるか。...

食べられず捨てられ絶滅って…(怒)

ブログ海洋生態系担当 吉野良子 | 2016-02-03

先日、第5回お魚スーパーマーケットランキングを発表しましたが、もうご覧いただけましたか?海洋生態系担当の吉野良子です。   準絶滅危惧種のビンチョウマグロも大量廃棄されていました・・・ 連日トップニュースで取り扱われている、廃棄食品の再流通スクープ。その中には、 ビンチョウマグロ の冷凍加工品も含まれていましたね。 『中日新聞』によれば、当初廃棄対象だったのは2トンだそうです。2トンってどのくらいでしょう?ダンボール箱96箱...

マグロの未来を決める会議の結末は?

ブログ海洋生態系担当 吉野良子 | 2015-12-12

海洋生態系担当の吉野良子です。COP21の影で、太平洋クロマグロを含むマグロ類の重要な国際会議が開催されていたこと、ご存じですか? 2015年12月3日から8日まで、WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)の第12回年次会合がインドネシアのバリで米国、韓国、台湾など26カ国・地域の参加するなか開催されました。   何が決まった? 結局のところ、何も具体的に決定できませんでした。手詰まりで終了、です。(※1) ...

ジュゴンを守って!署名提出: 防衛省が露呈する不十分な環境配慮

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-11-25

こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。 だいじなご報告があります。 今朝、世界中から集まった緊急国際署名「辺野古・大浦湾を海洋保護区に -Save the Dugongs-」のうち、安倍首相に宛てた海外分(28,759筆)を防衛省に提出してまいりました。   10月17日に始まったこの署名は、わずか1ヶ月で36,146筆にものぼりました。 2月から6月に実施した同内容の署名も合わせると、10月19日時点で、なんと89...

虹の戦士号 、那覇にいます!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-11-03

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 虹の戦士号がついに11月1日、沖縄の那覇新港に着岸しました! 虹の戦士号はグリーンのボディに大きな白い帆が目印の帆船です。 港に停まっている今は、帆の代わりに、大きな「SAVE THE DUGONGS(ジュゴンを守って!)」のメッセージと、世界 16ヵ国 から集まったクルー達の国旗を掲げています。 もちろん、船体にはグリーンピースのシンボルの虹とハトの絵が描かれています...

辺野古基地建設ありきの出来レースに異議あり!

ブログ広報 関本幸 | 2015-10-28

こんにちは、広報の関本です。 米軍普天間飛行場の移設・新基地建設に、沖縄・辺野古が揺れています。 10月28日、沖縄・辺野古の公有水面埋め立て承認取り消しをめぐり、石井国土交通相が、翁長沖縄県知事による承認取り消しの効力を止める「執行停止」を決定しました。 翁長知事は、仲井真前知事による辺野古の埋め立て承認に瑕疵(法的欠陥)があったとして、承認を取り消す手続きを行いました。 その直後、沖縄防衛局はすぐに取り消しの無効化を求める不服審査請求と、執...

辺野古を守る市民のパワーは「パワハラ政府」に負けません!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-10-21

こんばんは。虹の戦士号の沖縄派遣を実現させるため昼夜奔走している、海洋生態系担当の小松原です。 今日は、怒りがフツフツする事件と、嬉しいお知らせがあります!   圧倒的なパワーによって沖縄の声をねじ伏せようとする政府にNO!   沖縄の翁長県知事が辺野古の埋め立て承認を取り消しましたね。 対する国交相は権力に物を言わせ、取り消しを無効にする「執行停止」を明日・明後日にも発表しようとしています。 最近の意識調査では、8割近い沖縄の人がこの...

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