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「リオ+20」か「グリーンウォッシュ+20」か?

ブログ事務局長 佐藤潤一 | 2012-06-20

グリーン経済の行方 「国連持続可能な開発会議(地球サミット)」が本日からブラジルのリオデジャネイロで開催される。 この会議は、1992年に同地で開催された開発会議から20年目であることから、「リオ+20」とも呼ばれている。 しかし、20年前と比べて地球環境や貧困格差などの問題は改善されているだろうか。 この会議では、さまざまな「環境保護」や「発展途上国の発展」などの仕組みが議論される予定だ。 その中でも注目されているキーワードが「グリ...

「北極を保護区に」、壮大なキャンペーンはじまる

ブログ事務局長 佐藤潤一 | 2012-06-22

北極の資源開発競争にグリーンピースが加わる?! 2007年、ロシアの有人潜水艦が北極点周辺の海底にロシア国旗を立てたというニュースを覚えている人も多いだろう。ロシアは、資源の開発権を主張する狙いで国旗を立てたのだが、これが北極の資源獲得競争のはじまりを象徴する出来事となった。 手つかずに残された地球上最後の場所と言える北極。その美しい自然が、資源開発によって壊されようとしている。 この資源開発競争に、グリーンピースが加わることになった。もちろん、...

インド洋で違法・過剰漁業のパトロール!

ブログwaka | 2012-09-24

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。 海の環境問題と言えば、福島原発事故以降、日本では海や魚への放射能汚染が問題になっていますが、世界に目を向けると現在進行形の海の環境問題がたくさんありまあす。 管理が届いていない場所での違法な漁業や、国際間で決まった量以上の魚を獲る過剰漁業などが各地で横行しており、一言でいえば魚が獲られすぎていているのです。 残念ながら、このように獲られた魚は、世界の主要刺身市場である日本にも流通されてしまっています。...

ママうみセミナー@正安寺 勝田市

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2012-09-28

みなさん、こんにちは。 2011年2月からグリーンピース・ジャパンでボランティアをはじめ、インターンやパートタイムなどを経て、今年9月からジュニア・キャンペーナーとして活動をしています、田中です。どうぞ、よろしくお願いします。   先月からスタートしたママうみセミナー。3回目となる今日は、茨城県勝田市にあるお寺、正安寺さんに呼んでいただきました。 ここの正安寺さんは、昨年11月に続き2度目のセミナー開催となり、私もメンバーの一人として参加して...

調査捕鯨に使われた復興予算23億円の本当の使途

ブログ| 事務局長 佐藤潤一 | 2012-10-09

調査捕鯨への復興予算無駄遣いにようやく注目が集まり始めた。 実はこの問題、イルカ・クジラ・アクション・ネットワークやグリーンピースが中心となってNGO14団体の連名で昨年の10月に共同声明を発表し、問題視していたものだ。 (参考: 2011/10/27  <NGO 共同声明> 「補正予算22.8億円は、ムダな南極海での捕鯨ではなく、地域再生と被災者の支援に 」) それが、NHKスペシャルの復興予算調査報道に取り上げられたことで問題視する声が高くなった...

スーパーや回転寿司店に並ぶお魚、いったいどこから来ているの?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2012-10-12

こんにちは、海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 皆さん、海から魚が次々と消えていってしまっていること、ご存知ですか?新聞やテレビなどでは「マグロが食べられなくなる?」「ウナギもいなくなる?」「ハマグリが絶滅危惧に指定」などの話題も報道されてはいますが、その一方で普段食材を買うスーパーでは年中豊富な魚介類が当たり前のように商品棚を覆い尽くしていますし、回転寿司チェーン店でもバラエティー豊かなお寿司が注文したらすぐに運ばれてくる状態。これでは海から魚が消...

寿司や刺身に欠かせない太平洋のマグロを持続的に利用するために (1)

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2012-11-30

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第9回WCPFC年次会合開幕前日:寿司や刺身に欠かせない太平洋のマグロを持続的に利用するために (2)

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2012-12-01

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)第9回年次会合に参加するためにフィリピン・マニラに来ています。 今日はWCPFC年次会合開幕前日。ここマニラでは、これまで4週間にわたり太平洋で違法漁業や過剰漁業のパトロールを行ってきたグリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号が寄港し、フィリピン船籍などによる大規模な違法操業の現場を洋上で確認したことを発表しました。グリーンピースの船によるこの海域でのパトロールは今...

遠のく漁場、小さくなるマグロ :寿司や刺身に欠かせない太平洋のマグロを持続的に利用するために (3)

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2012-12-03

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。第9回WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)年次会合に参加するために、フィリピン・マニラに来ています。 日本は世界の約3分の1のマグロが各地から運ばれる、世界最大の消費国。大量のマグロが量販店や飲食店チェーンに溢れている日本での日常では、海から魚が消えていくと言われてもピンときませんよね。私は先日、漁業者のお話を伺いに、フィリピンの最大のマグロ水揚げ漁港ジェネラル・サントスを訪れてきましたが、そこで見たものは、乱獲に...

第9回WCPFC年次会合開幕 寿司や刺身に欠かせない太平洋のマグロを持続的に利用するために (4)

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2012-12-04

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。フィリピン・マニラで、第9回WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)年次会合に参加しています。 グリーンピースの活動を受けての、フィリピン政府の約束 第9回WCPFC年次会合が昨日の午後から始まりました。今回の開催国であるフィリピンは、WCPFCルールの一部例外が適応されているこの海域の主要漁業国。フィリピン政府は初日、開催前に グリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号が太平洋パトロール中にフィリピン船...

BAN THE FAD :寿司や刺身に欠かせない太平洋のマグロを持続的に利用するために (5)

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2012-12-05

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。フィリピン・マニラで、第9回WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)年次会合に参加しています。 海中を泳ぐジンベエサメやマンボウなどの大型魚や、洋上に何十万個も浮かべられたFAD(人口集魚装置)に集まる魚の群れを一網打尽にするまき網漁は、大きなマグロだけでなく、手のひらサイズの子マグロもサメもカジキもウミガメも何でも巨大な網で囲んで一網打尽にしてしまう、乱獲の代表的な漁法です。成長して海で産卵をする前の幼魚がこれから...

WCPFC年次会合閉幕 :寿司や刺身に欠かせない太平洋のマグロを持続的に利用するために (6)

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2012-12-07

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。フィリピン・マニラで開かれていた第9回WCPFC年次会合、ようやく閉幕しました。 プレナリーでは議論が噛みあわず詰まることが何度もありましたが、なんとか進展させようと主要国政府代表が小グループを作り別室で話を詰めたり、各国政府間の意見のすれ違いをNGOが調整したりして、空中分解や逆流だけは避けた形で閉幕を迎えることができました。連日早朝から深夜まで続いたロビーイングや会合参加で参加者はみんなヘトヘトです。かなり前から...

ママうみ実行委員会の2012年活動報告

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2012-12-14

こんにちは。海洋生態系を担当している花岡和佳男です。 子どもや孫の口に入る魚介類の放射能汚染の問題を深刻視する、ママやパパを中心に120名以上が集まる「ママうみ実行委員会」は、2012年9月に立ち上がって以来、セミナーや座談会などの場で意見交換や情報共有を続け、積極的にスーパーマーケットや回転寿司店に調達方針などについて問い合わせをしたり、要請書を提出したりしてきました。   ママうみ実行委員会メンバーが食品の放射能汚染問題への対策について小売や外食企...

2013年、新年のご挨拶にかえて

ブログ| 事務局長 佐藤潤一 | 2013-01-07

「虹の戦士」の力を結集したい   「いまに、地球は病み、海は黒ずみ、川の水は毒となり、動物たち植物たちも姿を消しはじめるとき、まさにそのとき、人々を救うために世界中から虹の戦士が現れる」   これは、北米のネイティブアメリカンに伝わる伝説です。 1971年、数人の若者が米国・アラスカ沖での核実験を止めようとおんぼろ船をチャーターし、核実験海域へと出航しました。 無鉄砲と思われた彼らの行動が世論を喚起し、その後、米国はアラスカ沖での...

お魚の安全性や持続性や消費者への情報公開を重視するのはどのスーパー?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-02-07

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 スーパーで売られる魚から放射性物質 震災からもうすぐ2年。グリーンピースは継続的に国内大手スーパーマーケットで魚介類商品を購入し 放射能検査 を行っていますが、いまだに複数の商品から放射性物質が検出されています。 私達はこれまで各社に 放射能汚染問題への対策の強化を求め 、また消費者に「お客様の声」をスーパーに届けるよう働きかけてきました。以来、業界最大手のイオンが2011年11月に...

いつも食卓で食べるお魚、どこで購入していますか?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-02-08

こんにちは、海洋生態問題担当の花岡和佳男です。 みなさん、いつも食卓で食べるお魚、どこで購入していますか? 日本では食卓で消費する魚の約70%がスーパーマーケットで売られていますが、依然として店舗では 放射能汚染された魚 や、 「獲りすぎ」により海から姿を消していっている魚 が、広く売られています。いったいスーパー各社は、消費者に販売する魚介類商品をどのような基準をもとに調達しているのでしょうか。きちんとした調達基準を持ち、安全性や持続可能性を追求し、消費...

まだまだ署名募集中! 

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-02-13

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。 先週発表した「お魚スーパーマーケットランキング vol.2」、もうご覧いただけましたか? 私たちは先週末の連休、鎌倉でお魚コスチュームに身を包み、ボランティアさんと共に署名活動を行ってきました。 今回の活動はパタゴニア鎌倉店さんのご厚意で店舗前のスペースをお借りして実現することができました。署名にご参加いただいた方、署名活動を拡散していただいた方、温かい声をかけてくださった方、みなさま本当にありがと...

ボランティアさんとの活動日誌~安心・安全なお魚の販売をスーパーマーケットに求めて~

ブログ宮地 大祐(ボランティア担当) | 2013-02-15

みなさん、こんにちは! ボランティア担当の宮地です。     先日からブログでも紹介しているとおり、『 お魚スーパーマーケットランキングvol 2 』を発表し、スーパーマーケットにたいして 4つのお願い をしています。  先週末の連休にはイトーヨーカドー店舗前に、ボランティアや市民の方々と共にメッセージバナー『スーパーマーケットさん、持続可能なお魚を売ってください』を掲げ、消費者への十分な情報提供と、魚介類の調達方針の...

シェルが2013年の北極圏開発を中止

ブログ| 事務局長 佐藤潤一 | 2013-03-04

シェルが2013年中の北極圏開発をあきらめた   先週2月27日、英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル社(以下、シェル)が2013年の北極圏での石油採掘を断念すると発表した。これで、シェルは北極圏開発を2012年、2013年と2年続けて延期せざるを得なかったことになる。 グリーンピースは、北極を「保護区」として守りたいというキャンペーンを世界中で展開しているが、その活動の成果が着実に出てきている。   危険な北極圏の開発...

あなたの食卓に並ぶ魚は大丈夫?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-03-05

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。   ワシントン条約締約国会議 3月3日~14日、タイのバンコクにて「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(通称「ワシントン条約」)の第16回締約国会議が開かれています。この条約は、国際貿易によって生存を脅かされている又は絶滅してしまう恐れのある野生動植物を保護することを目的とした条約で、日本をはじめ世界の177カ国が加盟しています。 2010年に開かれた前回の会議では、世界...

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