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二本目の釘

ブログjun | 2009-03-22

いよいよもって間が空きすぎ、ブログの名に値しなくなってきたが、ご容赦のほど。青森と東京と二つのオペレーションを維持し、佐藤・鈴木の公判前整理手続きも進みはじめて、心身ともにフル回転だ。4月には、いくつか参加型の新しい動きをスタートさせる予定。 ここ数ヶ月で一番心に残ったのは、IWC(国際捕鯨委員会)などに出て日本の立場を説明する水産庁の交渉官・森下丈二氏が、米ロサンジェルス・タイムズ紙のインタビューに答えて口にした次の言葉。去年、グリーンピース・ジャパンの二人...

火事場泥棒

ブログjun | 2008-07-30

鳴り物入りの洞爺湖G8サミットが終わった。300億円とも600億円ともいわれる巨額な経費をかけた主要国家首脳の合コンは、大山鳴動してネズミ1匹どころか、自分の足元のハエも追えない(京都議定書第1約束期間の削減目標6%の達成にさえ苦戦)日本がリーダーシップを気取ろうとして、未来に二つの大きな禍根を残した。 一つは、原子力が地球温暖化対策の切り札だという妄想を、これまでにない強さで追認したこと。原因の一端は、気候変動を否定し続けて体面を保てなくなったブッシュ政権の...

二つの疑問

ブログjun | 2008-05-28

二つの疑問 調査捕鯨鯨肉の業務上横領に関する告発は、サポーターを含めてグリーンピース(以下GP)を応援してくださる方々も、天敵のように忌み嫌う方々も、ともに驚かせたことだろう。東京地方検察庁が私と佐藤の連名による告発状を正式受理し、証拠品の鯨肉一箱を引き取るまで、激励と非難が入り乱れて、グリーンピース・ジャパン(以下GPJ)事務所全体が対応に追われた。 想定内だったが、マスメディアが事態の全体像ではなく、GPの証拠品入手方法ばかりに焦点を当てたがること...

グリーンピース・アフリカ誕生

ブログjun | 2008-04-09

3月は事務局長会議に関連してヨーロッパと2往復しなければならず、だいぶ更新の間があいてしまった。前回に続いてもう少し裏話を。 世界に27の支部を持ち、約40ヵ国で活動するグリーンピースにとって、どうしても顔を合わせる必要がある会議など、飛行機の料金とCO2排出はバカにならない問題だ。個人サポーターのみからいただく寄付だから最安値のエコノミーを使うし、先端的な環境保護団体である以上、飛行機の旅を最小限にするためインターネットや電話での会議を多用し、空の旅の分だ...

国民を守れない自衛隊

ブログjun | 2008-02-26

2月24日(日)、「9条ピースウォーク」が広島をスタートした。5月4日~6日に幕張メッセで国内外から1万人を集めて(目標!!)開かれる「9条世界会議」に向け、各地を歩いてつないでいく。沿道の人は少しでも参加してみては? http://homepage3.nifty.com/peace_walk/ 9条世界会議のほうも、かなり中身が固まってきた。私は5月5日の分科会シンポジウム「環境と平和をつなぐ」でパネリストを務める予定。コーディネーターは辻信一さんだ...

無理筋は通らない

ブログjun | 2008-02-08

怒涛のような年明けが一段落して、気候変動/エネルギー問題のキャンペーンも、盛会のうちに再スタートを切ることができた。 2008年 2月1日 プレスリリース 3月にかけては、六ヶ所再処理工場の本格稼動をなんとかストップするためのサイバーアクションに力を入れていく。 サイバーアクション 南極海で他の団体が暴力的な抗議を行ったことにかこつけて、日本政府や警察は7月のG8に向けNGO市民セクター全体の締めつけを強めようとしている。グリーンピースは北海道で騒...

ジョン・レノンの余韻

ブログjun | 2007-12-11

12月8日はジョン・レノンの命日。仏陀の成道(悟りを開いたとされる日)、真珠湾攻撃など、不思議な因縁の重なる日だ。 久々に休日らしい休日をとり、ジョンとヨーコの反戦活動を描いた映画『Peace Bed アメリカ vs ジョン・レノン』を観た。ニクソン政権がベトナム戦争に深入りして、最後にはウォーターゲート事件で自滅する時代背景と、ジョンたちの生きざまをしっかり重ねることで、はじめて見えてくるものがある。必見! http://www...

アムステルダムより

ブログjun | 2007-11-03

スロー・ムーブメントでおなじみの友人・辻信一さんは、「忙しい」と「疲れた」を言わないらしい。私も「疲れた」のほうは、「憑依」を意味する「憑かれた」と通じるので使わないようにしているが(言葉は口にすることで力をもつというシャーマニスティックな感覚にちょっぴり敬意を表して)、「忙しい」を言わないのは難しい。辻さんだってけっこう忙しそうなのに、大学での教職をはじめ数えきれないNGO的活動を涼しい顔でこなしているから敬服してしまう。 いや、じつは「疲れた」を言わないの...

11万6000人の底力

ブログjun | 2007-10-10

今回の沖縄で心に残ったもの。 まず、沖縄市のすぐ地先、しかも殺風景な堤防の内側に広がるサンゴ(ヒメマツミドリイシ)の大群落。次に、辺野古の米軍キャンプシュワブ沖に浮かんだ長島から見下ろす大浦湾のみごとなリーフ(ユビエダハマサンゴが主体)と、辺野古の座り込みキャンプに陣取る男女長老たちの存在感。そして9月30日、高校教科書「集団自決」検定問題をめぐる県民大会に集まった11万6000人の底力――。 エスペランサ号の一般公開レセプションがあって、県民大会には...

辺野古の基地建設は不可能・不必要!?

ブログjun | 2009-12-06

12月2日(水)、国会議員会館で決定的に重要な緊急院内勉強会が開かれた。沖縄の人びとと環境派弁護士たちが米国で、国防長官を相手どって起こしたいわゆる「沖縄ジュゴン訴訟」(英語では提訴当時の国防長官名を残してDugong vs Rumsfeld caseと呼ばれる)の現状報告だ。 核心部分だけ要約すると、すでに米国内法(ジュゴンを天然記念物に含む米国文化財保護法)に照らして建設を違法とする第一審(連邦地裁)中間判決が言い渡されており、現在は最終判決待ち。米政府...

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