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二ホンウナギ、IUCNレッドリストに記載され、国際的に絶滅危惧種に!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 二ホンウナギ、国際的に絶滅危惧種に指定! 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、「二ホンウナギ」が、国際自然保護連合(IUCN)が2014年6月12日に発表した「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」の最新版に、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種(絶滅危惧IB類:EN)」として記載されました。   日本で食されるウナギの99%以上が絶滅危惧種 ...

二ホンウナギ、IUCN絶滅危惧種指定、目前! 薄利多売で進むウナギ絶滅の道

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-11

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、二ホンウナギが、いよいよ国際自然保護連合(IUCN)が近日中に発表するレッドリスト改訂版に掲載され、国際的に絶滅危惧種として指定される見通しです。 二ホンウナギは、環境省が2013 年2月に「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」として絶滅危惧種に指定している種で、天然ウナギの漁獲量データを基にした3世代(12から45年)の減少率は72から92%と想定...

サステナブル(持続可能な)・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-05-28

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。   サステナブル ・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい! シーフード・サステナビリティの追求って、どうしても「あれを食べるな」「これを食べるな」って、我慢や犠牲が伴うネガティブなイメージが強いですよね。 確かにスーパーマーケットなんて、今は食べないほうがいい魚の博物館のような状態ですし、絶滅危惧種や乱獲されている魚は、これまでたくさん獲り、売り、食べすぎてきたので...

日本の生物多様性保全 ― できることから始めよう!

ブログ本多 | 2014-05-22

海洋生態系チームの本多です。 今日22日は、世界『生物多様性の日』。 グリーンピースは院内集会「島の生物多様性」に参加しました。 ◆じつは重要!日本の生物多様性◆ あまり知られていませんが、日本列島は世界有数の生物多様性のホットスポット(集中地)として挙げられています。 北から南へ、気候と地形の変化が大きい日本では、生きものが独自の進化を遂げてきました。 しかし、日本の生態系はいま、大きな危機にさらされています。  ...

鯨肉2千トン、アイスランドから日本へコソコソ到着

ブログ| 事務局長 佐藤潤一 | 2014-05-08

国際司法裁判所が南極での調査捕鯨に違法判決を下してから、調査捕鯨がニュースでとりあげられることが多くなった。 そのニュースでは、この判決によって「鯨肉がたべられなくなるのでは」とか、「日本の伝統が消えてしまう」というストーリーが繰り返し伝えられている。 日本はノルウェーの捕鯨技術を輸入して、1930年代に南極海の商業捕鯨を開始した。当時は、戦費を稼ぐための鯨油目的だった。南極海の捕鯨をやめることが伝統をあきらめることにはならないのだが、「伝統をまもれ」とい...

夏の土用丑の日まであと100日

ブログ海洋生態系担当 花岡和佳男 | 2014-04-21

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 今日は、夏の土用丑の日まであとちょうど100日という節目です。 100日後に子どもたちと一緒にきちんと夏の土用丑を迎えることができるために、この節目を機にウナギの問題についてまとめます。 1.日本で消費されているウナギの99%は絶滅危惧種 古くから夏の土用丑の定番食として専門店で親しまれてきたウナギは、スーパーなどで薄利多売されるようになると生存数が一気に激減しました。 ...

【学校訪問】海の問題について考えてみよう

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-04-17

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 今週、海洋生態系チームは清泉インターナショナルスクールの7歳から8歳のクラスで出張授業を行いました。 まず、海洋生態系担当の花岡和佳男から、海で起きている問題についてお話しました。 その後、問題を理解し、解決策について考えるために、フィッシング・ゲームを行いました。   <フィッシング・ゲームのルール> ● 各チームがそれぞれの漁船に乗って漁に出ます。 ● 1回の漁では、最多で2匹の魚を獲る...

沖縄の自然には軍事基地建設ではなく世界自然遺産登録を

ブログ|事務局長 佐藤潤一 | 2014-04-11

毎年5月22日は国際生物多様性の日だ。 この日に合わせて、沖縄県の貴重な海と森を破壊する2つの米軍施設(辺野古の米軍基地、東村高江のオスプレイヘリパッド)に対してその計画の撤回を求める環境団体が声明と要請を発表する予定だ。 沖縄県の北部には、辺野古や高江を含む自然豊かな地域が広がり、辺野古沖には希少なジュゴンやサンゴが生息する海が残っている。この地域・海域は、軍事基地ではなく、世界自然遺産として後世に伝えられることがふさわしい。 ...

4月1日 スーパーマーケット「おさかな、販売終了」?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-04-01

スーパーマーケット「おさかな、販売終了」! 緊急事態です!本日4月1日、大手スーパーマーケットが相次いで、魚介類の取り扱い中止を発表しました。獲りすぎが続いたことで海の魚が激減し、スーパーマーケットは十分な量の魚を調達することが不可能になったとのこと。食卓にのぼる魚の約70%を販売してきたスーパーマーケットが一斉に魚の取り扱いをやめることで、日々の献立に大きな影響を与えることは避けられない状態です。 以下、各方面からコメントが寄せられています。...

気候変動の脅威から海を守るには

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-29

こんにちは、海洋生態系を担当している花岡和佳男です。 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会が、3月25日から30日まで横浜市で開幕されていました。温室効果ガスの排出に関する問題はもちろんですが、魚介類が食文化に深く根付く島国である日本にとって、海を取り巻くたくさんの問題とどのように向き合うかも、大きなポイントです。 気候変動による異常気象や海面上昇などはすでに広く報道されていますが、普段見ることのできない海の中、実は今こんな...

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