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沖縄を”ブロックの下敷き”にしてはいけない〜辺野古・県民集会に参加してきました

ブログ広報 関本幸 | 2015-03-03

広報の関本です。2月22日、沖縄県辺野古の新基地建設に反対する「止めよう辺野古基地建設! 県民集会」を取材・参加するため、グリーンピースのスタッフ4名とビデオグラファーさんとで名護市辺野古を訪れました。 県民集会の様子。ゲート奥はキャンプシュワブ(2015年2月22日撮影)   「沖縄が”コンクリートブロックの下敷き”に」   辺野古の大浦湾では、基地建設を進めようとする沖縄防衛局が海底に設置した巨大なコンクリートブロ...

水産庁の変てこロジック!絶滅危惧種だけど資源は枯渇していない?? ミナミマグロのパブリックコメントの結果でました!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-03-02

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 2月6日に締め切りの水産庁によるミナミマグロについてのパブリックコメントにご協力いただきました皆さまありがとうございました。 結果が出るのを今か今かと待ちながら、毎日パブコメページをチェックしていたところ、2月26日に結果が公開されているのを発見しました! なんとびっくりすることに......... 集まったコメントはたったの 4件 。マグロがどれだけ気に掛けてもらえていないか...

ケネディ大使、辺野古のサンゴ破壊も見て見ぬふりですか?

ブログ|事務局長 佐藤潤一 | 2015-02-27

【佐藤潤一の事務局長ブログ】 2月22日、 沖縄県辺野古の新基地建設に反対する市民2人が、抗議活動中に米軍警備員によって拘束されるという事件が起きた。この拘束劇が、米軍高官の指示であったという証言が2月25日付けの沖縄タイムスで報道されている。 もし、これが本当であるならば外交問題として、沖縄県知事だけではなく、私たち市民もしっかりと米国に抗議すべきではないか。 拘束されたのは、地元の反対運動のリーダーの 山城博治 ...

出張授業 in 海浜幕張: 海の問題について中学生と一緒に考えてきました

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-02-19

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 2月17日、渋谷幕張中学校の国際コースで出張授業をして、海の問題について生徒さんたちと一緒に考えてきました。   今回、授業の一貫で捕鯨についてのゲストスピーカーとしてお呼びいただきました。教壇に立つのは今回がはじめて。生徒さんの鋭い質問にタジタジする場面もありましたが、オーストラリアの大学院で学んだことも動員し、私の専門分野である生態系保全の観点からお話しをしてきました。 ...

【緊急】寄付で沖縄・辺野古の新基地に反対を:一人でも多く辺野古に 

ブログ広報 関本幸 | 2015-02-09

こんにちは、広報の関本です。 グリーンピース・ジャパンでは、「辺野古の新基地建設に反対したい」と考える人々の現地での活動を実現するため、希望者に沖縄までの交通費一部を支援する活動を始めました。 いま、沖縄・辺野古の海で、新基地のための埋め立て工事が再開されていることを知っていますか? 米軍キャンプ・シュワブ沿岸では、新基地建設に向けた作業が続き、2月1日には大型作業船によって数トン級のコンクリートブロックが6個、5日には少なくとも2個が海底に沈められた...

Ocean Lovers 大躍進! 国連、公海の多様性協定に向けて歴史的一歩

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-01-29

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 先週(1/20〜1/23)、ニューヨークで開かれていた国連海洋法条約のワーキング・グループに参加していたグリーンピースのメンバーたちから嬉しいニュースが届きました。今日は、その内容をかいつまんでお伝えします。 (抜粋翻訳) 何年にもわたる交渉の末、ついに世界各国の政府が領海外の海洋生物を保護するために、法的効力のある協定を制定することが合意されました。この歴史的な決定によって、海洋保護区や公海...

葛西臨海水族園だけじゃない?!海の中のミナミマグロもピンチ!パブコメに参加しよう!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-01-23

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 葛西臨海公園のマグロたちが大量死のニュース見ましたか? 水族園によると、69匹いたクロマグロは1月20日には3匹になってしまったそう。ガラーンとした水槽の映像を見ると、なんともいたたまれないキモチになりますね。 この物悲しい水槽ですが、海の中のマグロたちもまさに同じ状態。水槽のマグロたちの死因にはウィルスが関係しているかもしれないと、一部報道されていますが、海からマグロたちがいなくなっているのは、...

ノーモア乱獲@サモアWCPFC

ブログ花岡 和佳男 (海洋生態系担当) | 2014-12-03

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 サモアで開催されている第11回WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)年次会合に参加しています。今日は3日目。   WCPFCって? WCPFCは名前の通り、中西部太平洋おけるマグロ類等の国際的な資源管理をする機関。その年次会合は一言で表せば、遠くから漁場にやってきて魚を獲る国(日本、韓国、中国、台湾など、いわゆる「遠洋漁業国」)の政府代表団と、漁場を排他的経済水域(EEZ)内に持つ国(島...

常夏の島、サモアからこんにちは!

ブログkkomatsu | 2014-12-01

海洋生態系担当の小松原です。今日から始まった、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)に花岡と一緒に参加しています。   ところで、みなさんサモアがどこにあるかご存知ですか?フィジーやツバルの近くに位置するポリネシアの島国の一つです(鳥取県ぐらいの大きさらしい)。 日本からは直行便がないため、オークランド(ニュージーランド)経由で来たのですが、成田で悪天候のため、離陸まで機内で3時間待機、さらにオークランドでは飛行機が5時間も遅れて、宿泊先にたどり着いた...

太平洋クロマグロ、ついに絶滅危惧種に

ブログ海洋生態系担当 小松原和恵 | 2014-11-18

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 太平洋クロマグロが絶滅危惧種II類に指定されたことは、ニュースなどでも大きく取り上げられていますね。 グリーンピースは、適切な資源管理や持続可能な調達方針の導入を急がなければ、太平洋クロマグロを絶滅の危機から救うことはできないと訴えかけてきました。 行政も小売り等も少しずつ重い腰は上げ始めたものの、残念ながらそのペースは激減のペースに全く追いついていないもの。 絶滅危惧種指定は、とっても悲しいお知らせですが、太平洋...

IATTCの結果出ました!さて、あなたは何をしますか?

ブログ海洋生態系担当 小松原和恵 | 2014-11-05

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。ついに東部太平洋における太平洋クロマグロの保存管理措置が決まりました。水産庁の発表によると、2015年および2016年の総漁獲枠は年間3,300トン、うち未成魚(30kg未満)の漁獲量を全体の50%である1,650トンに減らすよう努力することで合意に至りました。全体としては、現在の漁獲枠 (5,500トン) から40%削減になりますが、早急な対策が求められている未成魚の漁獲は、「努力目標」の設定にとどまりました。   ...

本マグロの未来まっぐろ?彼らの未来が今日決まります。

ブログ海洋生態系担当 小松原和恵 | 2014-10-29

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。今日は、27日よりアメリカで再開されている全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)の最終日です。 本マグロの名前でおなじみの太平洋クロマグロの96%を私たちが食べ尽くしてしまいました。絶滅まっしぐらの状況を変えるには、本委員会の争点である、2015年以降の未成魚(30kg未満)の漁獲量半減(2002-2004年比)がとても重要です。しかし、メキシコが反対の意を示しているため、採択されないかもしれないのです。 ...

規制の抜け穴? メキシコからの輸入に見る太平洋クロマグロの未来

ブログ海洋生態系担当 小松原和恵 | 2014-10-22

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。みなさま、10/16(木)に公開しました、オーシャンチームのウェブページ「 太平洋クロマグロ “未来を貿易する” 大手商社・水産会社 」はもうご覧いただけましたでしょうか?   9月に開催されたWCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)北小委員会にて、2015年以降の太平洋クロマグロの未成魚漁獲量半減(2002₋04年平均比)が決定したことは記憶に新しいかと思います。 私たちグリーンピースも、この決定を...

太平洋クロマグロ会議 DAY 4: We won!? 閉幕、そして残された課題

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-04

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。連日福岡よりレポートしてきました中西部太平洋まぐろ類委員会の第10回北小委員会ですが、最終日の今日、全ての議題の協議を終え、12月に開催される本会合で話し合われる内容がついに決定しました。 これからの太平洋クロマグロ資源管理 2015年から30kg未満(未成魚)の太平洋クロマグロの漁獲量が50%削減されます!これは、10年以内に漁業をしていなかった時の太平洋クロマグロの生息数の半分(=歴史的中間値: 42...

太平洋クロマグロ会議 DAY3:現状打破に必要な力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-09-03

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 太平洋クロマグロの資源管理について話し合う国際会議、WCPFC第10回北小委員会に、同僚の小松原と共に、グリーンピースの代表として参加しています。 各国政府代表団にロビーしたり、オブザーバー参加の漁業者や学者方と意見交換や情報の収集/提供をしたり、他の国際環境NGOと合同でインターベンションをしたり、といった日々。 いよいよ明日が最終日です。持続性確保を最優先した保護管理措置の国際合意に至ることはできるで...

太平洋クロマグロ会議 DAY2

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-02

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。本日も引き続きWCPFC第10回北小委員会よりお伝えします。2日目、いよいよ協議も白熱してまいりました!     どんな人が参加しているの? 私は今回初参戦のこの北小委員会ですが、ぐるっと参加者を見回してみると、日本の政府団のほかにも、傍聴席にたくさんの日本人がいます。北小委員会オブザーバー暦7年の花岡もビックリするほどなので、今回の目玉とも言える、太平洋クロマグロの資源管理についての注目度の高さが...

ついに!WCPFC第10回北小委員会が始まりました!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-01

こんにちは。海洋生態系担当の小松原和恵です。 今回のブログは、福岡からお届けします。本日9/1に始まりました、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の第10回北小委員会にオブザーバーとして、同じく海洋生態系担当の花岡と一緒に参加しております。 残念ながら規定により、会議の内容をお伝えすることはできませんが、どういう会議なのか、私たちがここで何をしているのか等々をレポートさせていただきますね。 WCPFC北小委員会ってなに? ...

「本マグロ」がピンチ!:国際環境NGO3団体で合同記者会見しました

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-29

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。   太平洋クロマグロ国際会議、始まる 初期資源の4%しかもう海に残っていない「本マグロ(太平洋クロマグロ)」、いつ絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状態です。 海には初期資源の4%しか残っておらず、さらに漁獲量の98%もが、海に卵をうむ前に漁獲されています。 このままでは本当に、海からも食卓からも「本マグロ」が姿を消してしまいます。 この魚の国際漁業規制について話し合われる国際会議、WCP...

スーパーマーケットが薄利多売する太平洋クロマグロの未来

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-28

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 本マグロと呼ばれ寿司の主役である太平洋クロマグロ、いま海に残っているのは初期資源のわずか4%で、いつ絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状態。 残り4%ってどういうこと?96%は一体どこに行ったの? ウナギもそうだけど、なんで和食の代表格がこんなに次々と危機に?   未成魚や産卵親群の獲りすぎで海に魚が残らない マグロと聞くと大きな魚をイメージしますよね。 ...

マグロが絶滅しそうって本当なの?漁師さんたちに聞いてみた。

ブログ海洋生態系 田中 | 2014-08-23

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の田中です。 築地のマグロ仲卸業者、和歌山県那智勝浦の水産会社、漁師の方々に太平洋クロマグロ(本マグロ)の問題について「現場の声」を教えていただいたインタビューが本日公開となりました。  こちら からもご覧になれます。 いま、私たちが食べているマグロがどんどん絶滅危惧種になっています。   太平洋クロマグロは初期資源の約4%まで減ってしまったといわれています。つまり、私たちが日常的にマ...

ルールを作ろうとしない韓国。食べるのをやめようとしない日本。-- 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-21

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)が大ピンチです!ニホンウナギもそうでしたが、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ブログシリーズ第5回目の今回は、「輸入マグロ」の問題性に迫ります。    ...

「養殖」表示に隠された真実。太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-19

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)が大ピンチです!ニホンウナギもそうでしたが、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? そこでブログシリーズ緊急企画!太平洋クロマグロについて、まずは一緒に問題点を知って、どのよう...

 「妊婦さんマグロ」も一網打尽。太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-16

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチです! ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことといい、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ...

太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺??

ブログ小松原 和恵(海洋生態系担当) | 2014-08-14

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■ 妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 -- こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。  私の 初ブログ でも少しお話しましたが、マグロを絶滅に追い込んでいる大きな要因の一つに、育ちきっていない若いマグロが養殖(蓄養)のために乱獲されていることが上げられます。今日は、マグロ界...

残り4%! 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-10

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■  「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■  「養殖」表示に隠された真実 ■  ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことが大きな話題となりましたが、寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチ!なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの?...

実は知らないマグロの秘密

ブログ小松原 和恵(海洋生態系担当) | 2014-08-07

はじめまして。海洋生態系担当の小松原です。8月からグリーンピース・ジャパンのメンバーになりました。 今日は、そんな新入生の私と一緒に、知っているようで知らなかったマグロに関する疑問に迫ってみませんか?   Q:そもそもマグロって何種類いるの? A: 私たちが食べている、いわゆるマグロは全部で6種類。ミナミマグロ、メバチマグロ、大西洋クロマグロ、太平洋クロマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロです。 ミナミマグロは別名インドマグロ、大西洋ク...

土用の丑の日 – EEL DEAL-

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-07-29

こんにちは。海洋生態系担当の田中です。 ついにやってきました土用の丑の日! 世界のウナギ生産量の70%を消費する日本。 そのうちの4割が今日1日で食べられています。 毎日毎日蒸し暑い。夏休みの子どもがうらやましい。会社に行きたくない・・。 今日は、夏バテ気味の企業戦士がこぞってウナギを食べる日です。 ところで、目の前の「蒲焼」についてあなたはどこまで知っていますか? 日本で消費されてきたウナギの99%は絶滅危惧種!   ...

気になる!「代替ウナギ」って何?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-07-24

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 土用の丑の日までいよいよあと一週間です。 今年は二ホンウナギが国際的に絶滅危惧種に指定されたり、国際貿易が規制されているヨーロッパウナギがワシントン条約の網の目を抜けて日本市場に流れたりと、「うなぎのぼり」ならぬ「うなぎくだり」な現状が次々と報じられていますね。 でも、絶滅危惧種に指定されるほど自然界からいなくなっているはずなのに、少し高価になったとはいえ今でもスーパーマーケット等に行けば手軽にウナギが手...

税関検査をにゅるにゅる抜ける不正貿易ウナギ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-07-11

こんにちは。海洋生態系を担当している花岡和佳男です。 スーパーマーケットは土用丑の日を間近に控え、ウナギの特設コーナーを設けるなど、今年も販売プロモーションを展開しています。パックされた加工商品のラベルには「うなぎ」としか記載されていないですが、実はウナギは世界に19種類いて、そのうちの「二ホンウナギ」「ヨーロッパウナギ」「アメリカウナギ」「ビカーラウナギ」という4種類が、食用として日本で流通されています。あなたが最近食べたウナギは、何ウナギでしょうか? ...

ぐっちゃぐちゃのウナギ流通

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-07-10

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 今日は、日本で最も多く食べられている「二ホンウナギ」が国際的に絶滅危惧種に指定されてからちょうど1か月です。大手スーパーマーケット15社は依然として同種の販売を続けていて、そろそろウナギ特売コーナーを目にするようになりました。みなさん、今年はウナギ、スーパーで買いますか?   大手スーパーは絶滅危惧種二ホンウナギの薄利多売を続けるだけでなく、もう一つの絶滅危惧種「ヨーロッパウナギ」も取り扱ってい...

二ホンウナギ、IUCNレッドリストに記載され、国際的に絶滅危惧種に!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 二ホンウナギ、国際的に絶滅危惧種に指定! 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、「二ホンウナギ」が、国際自然保護連合(IUCN)が2014年6月12日に発表した「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」の最新版に、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種(絶滅危惧IB類:EN)」として記載されました。   日本で食されるウナギの99%以上が絶滅危惧種 ...

二ホンウナギ、IUCN絶滅危惧種指定、目前! 薄利多売で進むウナギ絶滅の道

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-11

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、二ホンウナギが、いよいよ国際自然保護連合(IUCN)が近日中に発表するレッドリスト改訂版に掲載され、国際的に絶滅危惧種として指定される見通しです。 二ホンウナギは、環境省が2013 年2月に「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」として絶滅危惧種に指定している種で、天然ウナギの漁獲量データを基にした3世代(12から45年)の減少率は72から92%と想定...

サステナブル(持続可能な)・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-05-28

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。   サステナブル ・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい! シーフード・サステナビリティの追求って、どうしても「あれを食べるな」「これを食べるな」って、我慢や犠牲が伴うネガティブなイメージが強いですよね。 確かにスーパーマーケットなんて、今は食べないほうがいい魚の博物館のような状態ですし、絶滅危惧種や乱獲されている魚は、これまでたくさん獲り、売り、食べすぎてきたので...

日本の生物多様性保全 ― できることから始めよう!

ブログ本多 | 2014-05-22

海洋生態系チームの本多です。 今日22日は、世界『生物多様性の日』。 グリーンピースは院内集会「島の生物多様性」に参加しました。 ◆じつは重要!日本の生物多様性◆ あまり知られていませんが、日本列島は世界有数の生物多様性のホットスポット(集中地)として挙げられています。 北から南へ、気候と地形の変化が大きい日本では、生きものが独自の進化を遂げてきました。 しかし、日本の生態系はいま、大きな危機にさらされています。  ...

鯨肉2千トン、アイスランドから日本へコソコソ到着

ブログ| 事務局長 佐藤潤一 | 2014-05-08

国際司法裁判所が南極での調査捕鯨に違法判決を下してから、調査捕鯨がニュースでとりあげられることが多くなった。 そのニュースでは、この判決によって「鯨肉がたべられなくなるのでは」とか、「日本の伝統が消えてしまう」というストーリーが繰り返し伝えられている。 日本はノルウェーの捕鯨技術を輸入して、1930年代に南極海の商業捕鯨を開始した。当時は、戦費を稼ぐための鯨油目的だった。南極海の捕鯨をやめることが伝統をあきらめることにはならないのだが、「伝統をまもれ」とい...

夏の土用丑の日まであと100日

ブログ海洋生態系担当 花岡和佳男 | 2014-04-21

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 今日は、夏の土用丑の日まであとちょうど100日という節目です。 100日後に子どもたちと一緒にきちんと夏の土用丑を迎えることができるために、この節目を機にウナギの問題についてまとめます。 1.日本で消費されているウナギの99%は絶滅危惧種 古くから夏の土用丑の定番食として専門店で親しまれてきたウナギは、スーパーなどで薄利多売されるようになると生存数が一気に激減しました。 ...

【学校訪問】海の問題について考えてみよう

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-04-17

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 今週、海洋生態系チームは清泉インターナショナルスクールの7歳から8歳のクラスで出張授業を行いました。 まず、海洋生態系担当の花岡和佳男から、海で起きている問題についてお話しました。 その後、問題を理解し、解決策について考えるために、フィッシング・ゲームを行いました。   <フィッシング・ゲームのルール> ● 各チームがそれぞれの漁船に乗って漁に出ます。 ● 1回の漁では、最多で2匹の魚を獲る...

沖縄の自然には軍事基地建設ではなく世界自然遺産登録を

ブログ|事務局長 佐藤潤一 | 2014-04-11

毎年5月22日は国際生物多様性の日だ。 この日に合わせて、沖縄県の貴重な海と森を破壊する2つの米軍施設(辺野古の米軍基地、東村高江のオスプレイヘリパッド)に対してその計画の撤回を求める環境団体が声明と要請を発表する予定だ。 沖縄県の北部には、辺野古や高江を含む自然豊かな地域が広がり、辺野古沖には希少なジュゴンやサンゴが生息する海が残っている。この地域・海域は、軍事基地ではなく、世界自然遺産として後世に伝えられることがふさわしい。 ...

4月1日 スーパーマーケット「おさかな、販売終了」?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-04-01

スーパーマーケット「おさかな、販売終了」! 緊急事態です!本日4月1日、大手スーパーマーケットが相次いで、魚介類の取り扱い中止を発表しました。獲りすぎが続いたことで海の魚が激減し、スーパーマーケットは十分な量の魚を調達することが不可能になったとのこと。食卓にのぼる魚の約70%を販売してきたスーパーマーケットが一斉に魚の取り扱いをやめることで、日々の献立に大きな影響を与えることは避けられない状態です。 以下、各方面からコメントが寄せられています。...

気候変動の脅威から海を守るには

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-29

こんにちは、海洋生態系を担当している花岡和佳男です。 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会が、3月25日から30日まで横浜市で開幕されていました。温室効果ガスの排出に関する問題はもちろんですが、魚介類が食文化に深く根付く島国である日本にとって、海を取り巻くたくさんの問題とどのように向き合うかも、大きなポイントです。 気候変動による異常気象や海面上昇などはすでに広く報道されていますが、普段見ることのできない海の中、実は今こんな...

直接交渉で見る「持続可能な調達原則」を可能にする力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-13

こんにちは。海洋生態系担当で、グリーンピースのスシ(SU-SEA = SUSTAINABLE SEAFOOD)プロジェクト・チームリーダーの花岡和佳男です。 SU-SEAプロジェクトは、子どもたちの海と食卓に魚を残すため、日本の食卓に並ぶ魚介類の約7割を販売するスーパーマーケット業界の調達方針をサステナブルなものにシフトする活動です。日本初の、持続可能性や環境負荷を考慮したお魚選びができる、目からウロコな「 グリーンお買い物ガイド・お魚編...

イオン「持続可能な調達原則」は、業界シフトのスタートの合図

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-05

こんにちは。子どもたちの海と食卓に魚を残すグリーンピースの「SUSTAINABLE SEAFOOD PROJECT」、略して「SU-SEA(スシ)プロジェクト」、リーダーの花岡和佳男です。  このたび、スーパーマーケット業界最大手のイオンが、グリーンピースとの話し合いの過程で多くの消費者の声を受ける形で、「持続可能な調達原則」を発表しました。完璧とはとても言えないものですが、そのイニシアチブに「いいね!」です。 詳しくはこちらをご覧ください 。...

イオン、魚介類の取り扱いが大きく前進!「持続可能な調達原則」を発表

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-03

こんにちは。子どもたちの海と食卓に魚を残す「SUSTAINABLE SEAFOOD PROJECT」プロジェクト・リーダーの花岡和佳男です。これまで私たちは、海や魚を愛する多くの方々と共に、国内スーパー大手5社(イオン、イトーヨーカ堂、ユニー、ダイエー、西友)に対して、 持続可能で安全な魚介類の調達を求めてきました 。 今回、その成果が出ました!スーパー業界最大手のイオンが「持続可能な調達原則」を発表しましたよ!みなさんの力です、やりましたね!!   ...

【出張授業】海で起きている問題について考えてみよう

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-02-20

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2月12日、海浜幕張インターナショナルスクールで海洋生態系担当の花岡が出張授業をし、中学生の皆さんと海で起きている問題について一緒に考えました! グリーンピース海洋生態系チームでは、ふだん開催しているセミナー以外にも学校に訪問し、海で起きている問題についてお話をしています。 その問題の原因や解決策、今私たちにできることについて考え、話し合う時間をもってもらうための取り組みです。 [海で起きている問題、たとえばこんなこと]...

2013年、大手スーパーマーケットの魚の取り扱いはこう変わった!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-02-19

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。   海から魚が消えれば、和食からも魚が消える 昨年は、獲りすぎによりいま海に残るクロマグロが初期資源の約4%しかないことや、日本で流通されるウナギの99%が絶滅危惧種に指定されていることが、広く報道されましたね。 問題はこれにとどまりません。マグロやウナギだけでなくアジサバイワシ等の大衆魚も資源量は減っていて、世界の海でも日本の周りの海でも「もっと獲っても大丈夫」な魚資源は、全体のわず...

目からウロコな「おさかなアプリ」の誕生秘話

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-02-10

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 魚が大好きなみなさん、美味しく食べながらも子どもたちの海と食卓にも魚を残したいみなさん、持続可能性や環境負荷を考慮したお魚選びが簡単にできるこの お魚アプリ 、もう使っていますか? 「さ」くっと検索できて、「か」んたんに読めて、「な」っとくしてお魚を選べる、内容だけでなく使い方まで「さ・か・な」なこのアプリ、まだの方はぜひ こちらからダウンロード !無料です。 さて、日本で初めてとなる持続可能性や環境負荷...

【セミナー報告】お魚セミナー@東京・下北沢

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-02-10

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2月5日、海洋生態系担当の花岡が、ゲストスピーカーとして世田谷区下北沢で開催されたセミナーで「海で起きている問題」についてお話してきました。  今回のセミナーには、世田谷区長の保坂展人さんもご参加くださいました。  お招きいただいた「世田谷こどもいのちのネットワーク」さんとは、今回で3回目のセミナー共催。 海で起きている問題の中でも、魚介類の流通が抱える問題と放射能物質の海への流出問題について海洋生態系担当の花岡...

グリーンなお魚が買えるお店はどこ?「グリーンお買い物ガイド」の便利な使い方「お店検索」編

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-02-04

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。子ども達の食卓にも、魚を残したい。消費者として何かしたいけど、どうしたら良いかわからない・・そんな声にお応えしたアプリ「グリーンお買い物ガイド」、もうダウンロードはお済みですか? 「グリーンお買い物ガイド」ダウンロードは こちら から 前回のブログ ではアプリの便利な使い方として、実際にお店で魚介類を選ぶとき、「魚の数」(その種類が減っているかどうか)と「資源管理」(次の世代も魚介類を食べ続けることができるように管理...

どのお魚買ったらいいの? グリーンピースお買い物アプリ「グリーンお買い物ガイド」リリース!

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-01-27

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。   グリーンピースから、スーパーマーケットでお魚を選ぶときに、とっても便利な環境にやさしいお買い物をサポートする「グリーンお買い物ガイド」アプリがリリースされたのでご紹介します。 グリーンピースではこれまで、「獲りすぎ」によって海から魚がどんどん消えていること、このままでは私たちの食文化や漁業、豊かな海を次の世代に残せないかもしれない現状をお伝えしてきました。 この問題を解決するために、消費者である私...

写真で見る2013年のグリーンピース

ブログ広報 | 2014-01-23

2013年の一年間、世界中で行ってきたグリーンピースの活動を写真で振り返ります。 【原発関連】 1月25日:ベルギー 『原発に安全はない』というメッセージを西ベルギー地方の人々に伝えるため、ドゥエル原子力発電所の前をグリーンピースの飛行船が飛びました。ベルギー政府に「現在の避難計画では、原発事故が起きた際に住民の命を守れない」と要請しました。© Rik Timmermans / Greenpeace   ...

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