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グリーンピース・ジャパン海洋生態系問題担当が講演する「海から食卓へ広がる放射能汚染」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-10-11

震災から7か月。 消費者の皆さんとグリーンピースが共に挙げた声 が、ようやく一つずつ形になりつつあります。 日本政府 水産庁:  これまで曖昧だった漁獲海域表示の徹底を通知 業界最大手AEON:  魚介類における放射性物質の自主検査を開始 日本政府や業界最大手企業は、なぜ今になって魚介類の放射能汚染対策へ踏み切ったのでしょうか。 政府や業界最大手企業は何で動いたの?どのように動いたの? ...

水産庁、東日本沖太平洋側で獲られる魚介類商品における産地表示の徹底を決定

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-10-06

こんにちは、海洋生態系問題を担当しています、花岡和佳男です。 市民が挙げた声が政府に1つ届きました! 水産庁が、ようやく東日本沖の太平洋側で獲られる魚介類商品のラベル上の産地表示について、「水揚げ港」ではなく「漁獲海域」の表示を徹底するよう求める通知を出しました ( 水産庁発表 ・ 読売新聞 ・ 朝日新聞 ・ 日経新聞 )。 これまで鮮魚商品の表示は、実際の漁獲海域の表示が困難な場合、水揚げ港や曖昧な海域(「太平洋」など)の表示でも良しとされていま...

茨城県日立市沖で獲られたエゾイソアイナメからも、国の暫定規制値を超える放射性セシウム --皆さんの声が必要です!――

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-09-06

日本政府は9月5日、茨城県日立市沖で採取されたエゾイソアイナメという海底にすむ魚から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。 福島第一原子力発電所から南におよそ100キロも離れた海で獲れた魚から国の暫定基準値を上回る放射性物質が確認されたことは、震災以降初めて のこと。また、 茨城県沖の海底に棲む魚から国の暫定基準値を上回る放射性物質が確認されたことも、初めて のことです。 茨城県では、本来ならば9月から主要漁業である底引き網...

風評被害を解消し漁業を復興させるためにも、モニタリングの強化と消費者への情報公開を!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-17

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 8月9日の記者会見 でも紹介しましたが、 昨日16日のオンライン新聞記事 にも、福島県の沿岸漁業の試験操業が8月中にも始まることが、報じられていました。 私たちは7月後半にもサンプリング調査のために福島県の漁港を訪れましたが、そこで出会った漁業関係の方々は、「いまは、がれき除去やサンプリング協力による日当でなんとか食いつないでいる状態。漁に出られることはもちろん嬉しい」とは言うものの、多くの方がその後に「でも今...

AEONに続きイトーヨーカ堂も牛肉の全頭検査を行う方針を発表。魚は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-03

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 牛肉の放射能汚染が話題になっていますが、AEONに続き昨日は イトーヨーカ堂も、全頭検査を行い暫定規制値を下回る牛肉のみを仕入れ販売するとの方針を発表 しました。ヨーカ堂担当者は「産地表示だけでは消費者の不安を抑えられなくなった」と背景を説明されています。もちろん「暫定規制値以下」だけでは、その牛肉のセシウム汚染が0ベクレルなのか499ベクレルなのかわからないままで十分とは言えないものですが、総合スーパー最大手2社が立...

6月23日(木)の「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」院内集会で、グリーンピースが講演します。

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-06-22

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。 電車でぶら下がっている主要週刊誌の中づり広告などからも見られるように、いま海洋の放射能汚染に関する問題は特に注目を集めています。 水産庁が海藻や貝類の調査に乗り出す など、少しずつではありますがようやくその対応に動きがみられつつあります。議員会館の中でも、この問題についてよく話題になるようになりました。 明日6月23日に議員会館で、「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」というテーマでの院内集会が開かれます。「...

海洋調査結果、21サンプル中14サンプルが日本政府の定める暫定規制値を超える  政府にたいして調査の強化や水産関係者への補償を要請

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-26

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。 グリーンピースがこれまで行ってきた 海洋放射能汚染に関する調査の結果 を、本日記者会見で発表し、併せて 政府に要請書を提出 しました。国内外のメディア関係者、議員や秘書など、100名を超える方々で会場はいっぱい。 生中継 では10,000名を超える方々にご覧いただきました。 調査結果の発表と共に、調査の際に出会いサンプリングなどにご協力をいただいたたくさんの漁業関係者、サーファーやダイバー、趣味で釣りをされている方々な...

シラスからも暫定基準値以上の放射性物質が検出

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-18

海洋生態系問題担当の花岡です。 福島第一原子力発電所の南30~60㎞圏内にある、久ノ浜漁港や勿来漁港の沖で獲られたシラスから、日本政府が定める暫定規制値を超えた放射性セシウムが検出されました( 水産庁発表 )。これまでは各地でコウナゴから高濃度の放射性物質が検出されていましたが、シラスで検出されたのは今回が初めてです。 シラスってどんな魚? 生シラス丼や釜揚げシラス丼にたっぷり乗っている、半透明の小さな身体と黒い目が特徴的な、甘くて美味しい...

細野豪志首相補佐官、グリーンピースの海藻調査に反応

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-13

海洋生態系問題担当の花岡です。 たったいま、東京電力本社で行われた政府・東京電力総合対策室の合同記者会見で、 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果 について細野豪志首相補佐官が見解を語りました。 その内容は以下のようなものです:   10000ベクレルという値はコウナゴでも出ているので、海藻から検出されることもありうると考えている。 海面近くで採取されたものからは、高い数値が検出される可能性もある。 ...

海藻類から高濃度の放射性物質を検出、すぐに対応を。

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-12

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。   1 キロあたり10,000ベクレルを超える海藻 グリーンピースの調査船「虹の戦士号」(オランダ船籍、555トン)は結局最後まで、 日本政府から領海内に入船する許可が下りることがありませんでした。 領海外(沖合22キロより外)での調査を行いましたが、福島第一原発から50キロ離れた沖合で浮遊していた海藻アカモク(ホンダワラ科)などから、1㎏あたり10,000ベクレルを超える、高レベルの放射能汚染を確認...

ご協力お願い:海洋調査、菅首相は1万人の声を無視?

ブログ海洋生態系問題担当 花岡 | 2011-05-06

こんちには、海洋生態系問題担当の花岡です。 © Jeremy Sutton-Hibbert / Greenpeace   4月29日から始めた オンライン署名 「日本政府にお願い 虹の戦士号に調査許可を!」 には、 わずか1週間で8,000近くののご参加をいただきました。 さらに、日本のために グリーンピース本部が発信し、世界中のグリーンピースに広まった 首相官邸宛へのツイッター(Twitter)メッセージ は約3...

海底の土から、通常の100~1000倍の濃度の放射性物質を検出

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-04

海洋生態系問題担当の花岡です。 5月3日、東京電力は 福島第一原子力発電所近郊(福島県南相馬市‐原発から約15キロと、福島県樽葉町‐原発から約20キロ)の海底の土から、通常の100~1000倍の濃度の放射性物質を検出した と発表しました。 東京電力は「高い濃度だ。環境への影響は、魚介類を採取して分析、評価したい」とコメント。調査や発表が遅いだけでなく、この発言も相変わらず緊迫感に著しく欠けています。海面の流れに乗ることなく海の底に沈んでいる核種は、半減期が...

虹の戦士号船長より日本のみなさんへ

ブログ宮地大祐(ボランティア・キャンペーンサポート担当) | 2011-05-01

(写真:(C)Jeremy Sutton Hibbert/Greenpeace) みなさん、こんにちは。 「海洋調査サポート」として虹の戦士号に乗船している宮地です。 4月29日現在、虹の戦士号は伊豆大島周辺を航行しており、日本政府に対して福島県沖での海洋調査許可をもらえるようオンラインアクションを行っています。ぜひ、こちらへのワンクリック署名をお願いします。 http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/...

虹の戦士号乗組員それぞれの思いを乗せて

ブログ宮地大祐 | 2011-04-25

みなさん、こんにちは。 「海洋調査サポート」として虹の戦士号に乗船しています宮地です。 今回の虹の戦士号には世界12カ国から23人の乗組員が乗船しています。みながそれぞれの思いを持って、今回の調査にのぞんでいます 今回このブログで紹介する、ヤコブ・ナミンガ(グリーンピース・オランダ 放射線安全アドバイザー)とジェレミー・サットン・ヒバート(写真家)は、特別な思いを持って参加しています。 ヤコブは、3月にはじまった第1回放射線調査から参加しています。彼が最初に福島...

福島、共謀罪、サステナブル・シーフード。2017年を写真で振り返る

ブログ広報担当 土屋 | 2017-12-21

こんにちは、広報担当の土屋です。 2017年も残すところあと数日になりましたね。皆さんはどんな一年を過ごされましたか? 今年もグリーンピース・ジャパンは、緑豊かで平和な世界の実現のため、市民の皆さまと共にキャンペーン活動を行ってきました。この1年間を写真で振り返っていきたいと思います。 2月:いま福島に帰ると、生涯でどれだけ被ばくするの? グリーンピースは、飯館村での生涯被ばく線量の調査結果を今年の2月に発表しました。最大183ミ...

2013年、新年のご挨拶にかえて

ブログ| 事務局長 佐藤潤一 | 2013-01-07

「虹の戦士」の力を結集したい   「いまに、地球は病み、海は黒ずみ、川の水は毒となり、動物たち植物たちも姿を消しはじめるとき、まさにそのとき、人々を救うために世界中から虹の戦士が現れる」   これは、北米のネイティブアメリカンに伝わる伝説です。 1971年、数人の若者が米国・アラスカ沖での核実験を止めようとおんぼろ船をチャーターし、核実験海域へと出航しました。 無鉄砲と思われた彼らの行動が世論を喚起し、その後、米国はアラスカ沖での...

クジラ肉裁判、判決直前――佐藤潤一、心境を語る

ブログ佐藤潤一(事務局長) | 2011-07-12

こんにちは、事務局長兼被告人の佐藤潤一です。 2年以上をかけて戦ってきた「クジラ肉裁判」ですが、今日午後3時から、仙台高等裁判所で判決が言い渡されます。 クジラ肉裁判について、詳しくはこちら。 直前の心境をお伝えできればと、メッセージビデオを撮りました。 それでは、行ってきます!

「北極を保護区に」、壮大なキャンペーンはじまる

ブログ事務局長 佐藤潤一 | 2012-06-22

北極の資源開発競争にグリーンピースが加わる?! 2007年、ロシアの有人潜水艦が北極点周辺の海底にロシア国旗を立てたというニュースを覚えている人も多いだろう。ロシアは、資源の開発権を主張する狙いで国旗を立てたのだが、これが北極の資源獲得競争のはじまりを象徴する出来事となった。 手つかずに残された地球上最後の場所と言える北極。その美しい自然が、資源開発によって壊されようとしている。 この資源開発競争に、グリーンピースが加わることになった。もちろん、...

グリーンピースの船「虹の戦士号」、福島第一原発周辺の海洋調査の実施へ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-04-21

海洋生態系問題担当の花岡です。 福島第一原発の事故から約40日が経ちました。報道にもあるように、これまでにこの原発から大量の放射性物質が、大気だけでなく海洋にも流出されています。三陸の漁業は日本全体の水揚げの約1/4をまかなう一大産業。このたびの惨劇は、地域の暮らしや漁業に壊滅的打撃を与え、また日本および世界の魚食にも大きな影を落としています。 グリーンピースは独立した第三者の立場から、海中における放射性物質の拡散や底質調査を行い、被害を受けた方々が正当な...

グリーンピース・ジャパンの海洋生態系問題担当が講演する「海から食卓へ広がる放射能汚染」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-11-16

みなさん、こんにちは。海洋生態系問題を担当しています、花岡和佳男です。 本来は食品安全の保障や水産業の回復に努める立場にある日本政府が頼りないいま、消費者の内部被ばくや水産業の”風評”被害による影響を低減させる鍵は、魚介類商品の一大流通経路の消費者に一番近いところに位置するスーパーマーケットが握っています。 グリーンピースは震災以降、政府と大手スーパーと対話を続け、多くの消費者の方々とともに、魚介類商品における放射能汚染への取り組み強化を要請してきました。...

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