第18回目放射線調査

記事 - 2013-04-15
福島第一原子力発電所の事故から2年を迎える福島を取材する海外メディアに同行し、測定を実施しました(2013年2月17日~21日実施)。

第18回目調査
福島県の福島市、伊達市、南相馬市で測定した空間放射線量

福島第一原子力発電所の事故から2年を迎える福島の状況が、透明性の高い情報とともに海外で報道されるよう、グリーンピースの放射線調査チームはドイツのメディアによる取材に同行しました。

事故直後から福島のモニタリング調査を継続してきた経験から、汚染状況を確認するための測定や住民の方々への聞き取りをサポートしました。
こうした内容はドイツの主要テレビ、ラジオ、オンラインメディアを通じて各国へ配信されました。

今回の測定は2月17日〜21日の5日間、福島県の福島市内の25カ所、伊達市内の2カ所、南相馬市内の2カ所、合計29カ所で実施しました。

【測定結果】

>>空間放射線量 測定値と測定場所(福島県福島市・伊達市・南相馬市)(PDF)をご覧ください。


【測定地域】

●福島市
市内16の地区にある公園や公道など25カ所

●伊達市
霊山町に設置された仮置き場(除染された放射性物質を管理する場所)の周辺2カ所

●南相馬市
国道、県道沿いの2カ所

【使用機材】

高感度γ線サーベイメータ:Thermo Scientific RadEye PRD-ER
シンチレーション検出器:Thermo Scientific Mini 900 ratemeter

大切なご支援ありがとうございます。

グリーンピースは、福島第一原子力発電所事故が起きた直後の2011年3月末から放射線調査チームを結成し、福島で放射能汚染の実態調査を行ってきました。
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