今朝、沖縄防衛局が辺野古の新基地建設の工事を再開したと発表。その工事の再開を止めようと多くの市民が集り、現場は騒然とした。
しかし、実際に工事が始まったのは護岸工事に必要な仮設工事の一つだけで、まだ海の埋立工事がはじまったわけではない。
その工事の工期は、今日2015年10月29日から、2020年10月末までの5年間だという。
何千年・何万年の時を経て築きあげられてきた辺野古・大浦湾の生態系をたった5年で壊してしまうのか。
辺野古・大浦湾は、国際的に見ても貴重な生態系が残る場所だ。
ひとたび埋め立てが始まってしまえば、大量の土砂によってその生態系は確実に破壊されてしまう。
「7世代先の子どもたちのために生きよ」というのも北米先住民族の言葉だ。
軍事基地も含めた人間の開発行為を優先するのか、海の生態系保護を優先するのか。辺野古・大浦湾は「海洋保護区」として7世代先の子どもたちにも誇れる海として残すべきだ。
まだ、埋め立て自体がはじまったわけではない。
グリーンピースの「虹の戦士号」も、この理不尽な政府の対応への批判を盛り上げるために、沖縄県辺野古に駆けつけようと、その海域へ向かっている。
その模様はグリーンピースのツイッターアカウント @gpjTweet でも、随時お伝えしています。
いま、あなたにできること
1996年に辺野古への基地移設が持ち上がってから19年、ずっと辺野古の海を守り続けてきた人々がいます。
今まさに、工事の再開を身をていして止めようとする人々に声援を送り、日本中が心を一緒にすべき瞬間です。 緊急アクションに参加し、あなたの声援を送ってください。
詳しくは、 2015/10/28 プレスリリース:グリーンピースの船「虹の戦士号」沖縄派遣、正式決定 ——那覇新港への11月1日(日)着岸許可を得て