(写真:汚染源の服はお断り。世界最大のストリップアクションより (c) Athit Perawongmetha / Greenpeace)

こんにちは、キャンペーン担当の高田です。

世界的なスポーツ・衣料品ブランドを巻き込んで、化学物質による水汚染をなくしていくグリーンピースの”デトックス・ウォーター”キャンペーン。華麗な先制点を決めたのは、世界3位の巨大スポーツブランドPuma(プーマ)社でした。

キャンペーン公開からわずか2週間足らずでプーマは、2020年までに、自社製品のすべての製造過程において有害化学物質の排出ゼロを目指すと、今日、同社のウェブページで宣言しました。プーマのウェブサイトはこちら)

さらに同社は、今後この目標をどのように達成するかについての具体的なアクションプランを8週間以内に発表するとしています。

グリーンピースは、プーマが「有害化学物質の排出ゼロ」達成を目指す理念と緊急性を共有し、短期間のうちに包括的で画期的な対応を発表したことを歓迎します。

ナイキとアディダスをキープレイヤーに、30数社を対象として展開する”デトックス・ウォーター”キャンペーン。先制点を許したナイキとアディダス、それに日本からの唯一のノミネートブランド、ユニクロ――有害化学物質のない未来へ向けてのこの一戦には、フィールドを見渡す広い視野と勇気ある戦略が不可欠です。

日本のキャンペーナーとして、ぜひユニクロに世界のブランドをリードしてほしいという思いを胸に、同社の担当者の方とお話を継続しており、いつも丁寧な対応をいただいています。このDetoxマッチの行方を見守る世界中の観客(顧客)とともに、次のリーダーの登場を期待しています。

★”デトックス・ウォーター”キャンペーンの詳細はこちら(英語。ページ下部のRead moreをクリックすると詳細情報が出てきます)

★キャンペーン立ち上げについての日本語ブログはこちら

★ビデオ: 大手ブランドの衣料品をつくる中国の工場の排水から有害化学物質が見つかりました。”デトックス・ウォーター”キャンペーン全体についてのビデオ(英語)。