こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。
5月22日は、国際生物多様性の日です。
そこで、グリーンピースが世界で活動するなか出会った、ふだん簡単にはお目にかかれないかわいい生きものたちをご紹介しちゃいます!
スヴァールバル諸島で雪とたわむれる北極アザラシの赤ちゃん
アイスランドで夏毛をまとった北極キツネの子ども
ブラジル・アマゾン熱帯雨林にくらす、ティティモンキー
インドネシア・カリマンタンのセンターで保護されるオランウータンの子どもたち
アルゼンチン・カリレグア国立公園の子ジカ
インド・タドバ国立公園の子トラ
オーストラリア・グレートバリアリーフのサンゴで泳ぐクマノミ
はーーーーもうかわいすぎる!!!
実は、地球上にすむ生きものは、まだ1割ほどしか確認されていないと言われています。
しかし、本当に悲しいことですが、多くの生き物が温暖化や森林伐採による生息地の減少などによって絶滅の危機に追いやられています。
わたしたちの食生活に身近なマグロも
太平洋クロマグロは、元々いたであろうとされる数と比べると、なんと4%までに減っている絶滅危惧種です。
でも、マグロは繁殖力の強い生きもの。まだ回復のチャンスがあります!
すべての生き物にとって、次世代を残すことは種の存続にとっても大事なこと。
太平洋クロマグロの産卵場所のひとつは日本海にありますが、産卵期のマグロたちを守るルールがないので、獲り放題。そして、スーパーやデパートなどでお安く売られているのが現状です。
これでは次世代が育ちませんよね!
日本海では、もうそろそろ6月頃から産卵期に入ります。
次の世代として生まれてくるマグロたちを守ってあげませんか?
スーパーやデパートに一緒に声を届けてください!
祝・国際生物多様性の日
生物多様性の日は、さまざまな生きものを育む豊かな自然の尊さを改めて感じ、そして多様性を脅かす問題について考える機会として、国連が制定した日です。
今年のテーマは、「生物多様性の主流化:人々や暮らしの支え」。
「人間にとって利用価値があるか?」という視点ではなく、純粋に地球に生きる仲間たちに思いを馳せてみませんか?
地球上にくらす素晴らしい生きものたちと、今後10年、100年と暮らしていくために。
ひとりひとりの「まもりたい」という気持ちが、それを可能にします。
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