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聖母子

ブログjun | 2007-12-21

グリーンピースは1971年にカナダで創設されて以来(現在、本部はオランダ)、優れた写真や映像を数多く送り出してきた。さまざまな環境問題の現場に立ち会い、そこで目撃した事実を世界に発信することが主な仕事の一つと心得るからだ。ある意味では、自然界のための“行動する広告代理店”のような役割を果たしているのかもしれない。私はつねづねスタッフに、「うちのライバルは電通と博報堂だからね」と冗談半分の檄を飛ばしている。本能的な同業意識からか、広告業界にはグリーンピースの協力者や隠れ...

人権侵害救済を申し立てました!

ブログjun | 2007-12-18

去る11月9日、グリーンピース・ジャパンは日本弁護士連合会の人権委員会に「人権侵害救済」を申し立てた。「エッ、なんでグリーンピースが人権救済を求めるの?」と思われるだろう。それは、このところ水産庁の捕鯨官僚による事実無根の「テロリスト」呼ばわりが目にあまるからだ。 2001年の9.11事件以降、「テロ」や「テロリスト」と呼びさえすれば、都合の悪いものはなんでも排除できるという思惑が、米国のブッシュ政権から日本を含む各国に伝染した。最近も、防衛利権の追及を受けた...

日本に先住民族はいない?!

ブログjun | 2007-10-22

週1ぐらいで更新したいのだが、忙しくてたまってしまったので、今回はちょっと雑多な盛り合わせ。このかん、メキシコのモンテレー市で開催中の「世界文化フォーラム」(ユニセフ後援)に参加し、メキシコとフランスのグリーンピース支部事務局長とともに持続可能性に関するパネル討議を行った。学生連合が企画したこのパネルには、モンテレー工科大学の大ホールを埋める2,000人の聴衆が集まり、グリーンピースの人気が先進国だけでないことを裏づけた。グリーンピース・メキシコの事務局長は、去年まで...

11万6000人の底力

ブログjun | 2007-10-10

今回の沖縄で心に残ったもの。 まず、沖縄市のすぐ地先、しかも殺風景な堤防の内側に広がるサンゴ(ヒメマツミドリイシ)の大群落。次に、辺野古の米軍キャンプシュワブ沖に浮かんだ長島から見下ろす大浦湾のみごとなリーフ(ユビエダハマサンゴが主体)と、辺野古の座り込みキャンプに陣取る男女長老たちの存在感。そして9月30日、高校教科書「集団自決」検定問題をめぐる県民大会に集まった11万6000人の底力――。 エスペランサ号の一般公開レセプションがあって、県民大会には...

環境省に魂を!

ブログJun | 2007-09-28

9月27日、辺野古の代替ヘリポート基地建設計画について国内外から寄せられた30,313通の「こんな環境アセスメント方法書は無効です!」を刷り出して、霞ヶ関の環境省へ届けてきた。ほぼ同時に別働隊が、沖縄でも沖縄防衛局(旧防衛施設局)と沖縄県庁に届けた。3万枚のメッセージだから相当な分量だ。詳しくは メイン・コンテンツ をどうぞ。 あらためて驚き呆(あき)れたことが三つある。 (1) 環境影響評価(アセスメント)法の所管官庁なのに、環境省自身はアセスメント...

だいじょうぶノーベル平和賞?

ブログjun | 2010-10-04

NHKが今夜(10月3日)、NHKスペシャルの枠でスクープドキュメント『“核”を求めた日本――被爆国の知られざる真実』を放映した。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/101003.html   1960年代後半、佐藤栄作政権が非核三原則を国是化する裏で、中国の核保有に対抗して日本も核武装する構想が、ドイツとの秘密協議もまじえながら進んでいた。長いあいだの疑惑に、ようやく証言と証拠が出てきたことを歓迎したいし、NHK取材班の...

沖縄へ

ブログjun | 2007-09-25

今週後半から沖縄へ――。北限のジュゴンたちが生きられる海洋生態系を守ろうと、グリーンピース最大のキャンペーン船エスペランサ号とともに、辺野古ヘリポート基地建設ありきの環境アセスメント方法書無効を訴えるためだ(すでに世界中から約3万人のメッセージが届いた!)。沖縄本島在住の方々は、9月29日・30日両日、那覇港で行うエスペランサ号のオープンボート(一般公開)にもぜひどうぞ! 下記の受け付けページから26日午後3時まで申し込みできます。 http://www...

だいじょうぶ検察?

ブログjun | 2010-09-25

検察がらみの椿事が続きます。   ●検察はいつから外交も担当するようになったの? (尖閣諸島事案は、沖縄基地の恒常化を狙って菅政権がアメリカと計り、菅政権が折れたという以外の見方は難しいと思うけど……)   ●なんで大阪地検のデータ改ざんにそんなに驚くの? (少しでも検察を相手にしたことがある人なら、牽強付会が検察の常道なのは常識でしょ。村木事案の本質は、春の小沢一郎(西松事件)に続いて夏の石井一(村木事件)を上げれば政権交代を阻止...

神国日本の……

ブログjun | 2010-08-15

久しぶりに“余談”らしくと読書感想文を書きためていたら、ちょうど8月15日にふさわしい本を寄贈いただいたので、まずは早川タダノリ著『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版)の紹介から。 先の大戦下のチラシや広告、新聞・雑誌などの出版物から、題名どおりの集団洗脳体制を客観的に炙り出す好著。改めて一次資料を眺めると、腹が立つより哀しくも笑えてしまう。 たとえば一貫して気合が入っているのが月刊誌『主婦之友』で、ついにザラ紙モノクロ刷りとなった敗戦1カ月前...

ラストスパートへ!

ブログjun | 2010-08-03

IWCアガディール総会(モロッコ)や参院選の結果など、このかんに取り上げたいことはたくさんあったが、事務局長という名の用務員はあいかわらずあれこれと手一杯で、ブログを更新できなかった。そうこうしているうちに、退任挨拶を公表する時期が来てしまった。 http://www.greenpeace.or.jp/info/notice 冒頭に述べるとおり、当初から5年をめやすとしていたので、部内では昨秋に周知していた。ここまで自分なりに力を尽くしてきて、...

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