こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。
政治もプラン --> ドゥ --> チェックがだいじ
衆議院議員選挙が終了しました。
これからが、脱原発のあしたへの本番です。
地元の国会議員さんが、あなたの代わりに、きちんと国会で仕事をしてくれるように、コミュニケーションをとりましょう。
プラン(だれに投票しようかな)→ドゥ(投票する)→チェック(ちゃんと働いてくれてるかな)
これから大事なことは、この「チェック」をすることです。
地元の国会議員さんにお手紙を「脱原発のために、国会でコレをして!」
新しく、地元で選ばれた国会議員さんに、「国会でコレをして!」と、心を込めて、手紙をだしませんか?
ハガキでもいいですが、重要なのは、宛名も含め、すべて手書きで書くこと。
国会議員の事務所に聞くところによると、どこかの団体ではなく、あなた(=有権者)個人からの手紙であることがとても重要だそうです。
以下を参考にして、ご自分のことばで、ぜひ、お手紙を書いてください。
国会議員さんが、激しい選挙戦を勝ち抜いて、やる気まんまん、新しい気持ちでいるうちに、ぜひ。
ホームページであなたの選挙区の国会議員を調べることができます。
(詳しいやり方は、下記「地元の国会議員さんにお手紙・ハガキを出すには」参照)
大人気リーフレット「でんきのほんと でんきのこれから」無料プレゼント
グリーンピースで、「でんきのほんと でんきのこれから」というリーフレットを作りました。
いま、日本は地震の活動期であること、原発なしでも電気は足りていること、たまる一方の核のゴミのこと、電気代が安くなるのは、自然エネルギーだけなこと、省エネのこと、自然エネルギーのいいところ、海外の例….数字とイラストでわかりやすく、説明しています。
このリーフレット、ただいま、無料プレゼント中です。
希望する方はこちらから。ぜひ、お手紙かきに参考にしてください。
もちろん、2冊請求して、地元国会議員さんに一冊送っていただくのも、大歓迎です。
わたしも、自分の地元の国会議員さんに、さっそくお手紙を出すつもりです。
地元の国会議員さんにお手紙・ハガキを出すには
ステップ1
当選した地元の国会議員さんやその事務所を調べる
・WEBで当選者を調べ(yahooみんなの政治など)、当選者のホームページに行って調べる。
ステップ2
国会で取り上げてほしい事柄を選ぶ、決める
例:原発の再稼働をとめる/自然エネルギーを増やす
ステップ3
お手紙を書く。手書きで、ていねいに、心を込めて。
(「お返事をお待ちしています」と書くと、お返事がくる可能性が高まります)
ステップ4
届いた頃を見計らって、お電話を入れることができれば、
さらにグッド!国会でとりあげてもらえるかどうか確認を。
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わたしが国会議員さんに伝える5つの「国会でコレをして!」
―「脱原発基本法案」に賛成する
「脱原発基本法案」とは、
- 「遅くとも2020~25年までのできる限り早い時期」の脱原発の実現
- 「最新の科学的知見」に基づく基準に適合しなければ、原発の運転は認めない(再稼働は事実上困難に)
- 省エネルギー・再生可能エネルギーの一層の促進、天然ガスの利用の拡大
- 発電事業と送電事業を分ける発送電分離、電力系統の強化•原発の立地地域や周辺地域の経済への影響に、配慮し適切な対策を講じること
を骨子とした法案です。
法律により、確実に原発を止めていくことができます。
くわしくは「脱原発基本法制定全国ネットワーク」のホームページをご覧ください。
―大飯原発などの敷地内の活断層について国会で追及する
- 原子力規制委員会で原発敷地内の活断層調査が行われています。こうした問題を、活断層の専門家と連携して、国会で危険性を明らかにする。
- そもそも原子力規制委員会の人選は、国会の承認を得ていません。人選が原子力ムラ出身者に偏っており、より公平な人選をすべきです。
-福島原発事故の被害者にきちんとした賠償を。被ばく低減策の実施を。
事故から1年9か月たっても賠償も、避難も、ほとんどないがしろにされたままです。
2012年6月、「子ども・被災者支援法」ができましたが、支援対象地域などを定める「基本方針」もまだできていません。
一般の被ばく限度は年1ミリシーベルト。
この法定被ばく限度を守り、年1ミリシーベルトを超える地域を支援対象地域にしましょう。
そして避難者の住宅支援、汚染地居住者の保養支援などにしっかり予算をつけましょう。
―大間原発の危険性、必要性を国会で議論し、建設を止める
大間原発の燃料はプルトニウム入りのMOX燃料。
事故が起こればその被害はウラン燃料を使っている通常の原発よりも過酷なものになるでしょう。
また、現在、東北電力管内の原発依存度は0%。
このまま、省エネと自然エネルギーへの代替で脱原発は可能です。
―使用済み核燃料の問題に向き合う
使用済み核燃料は、青森の六ヶ所村再処理工場に運ぶこととなっていますが、危険な使用済み核燃料を一か所に押し付けてよいと思えません。
また、輸送時の危険性について、衝突事故や、火災、テロなどについての対策が十分ではなく、輸送すること自体危険です。
最終処分場を決める前に、原発をとめて、総量を明らかにするべきだと思います。
このほか、原子力の問題はいろいろあります。
プルトニウムを燃料とする高速増殖炉もんじゅ、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場、原発輸出、汚染がれき、発送電分離などの電力改革など….。
あなたの最も気になるコトについて、国会で質問をする、よい方向へ社会を変えるための議員間のネットワーキングをする、市民と連携するなど、いろいろ提案しましょう。
地元の国会議員さんに関心を持ち、国会中継などをウォッチしていきましょう。