こんにちは。

沖縄の貴重な海が米軍基地建設のために埋め立てられようとしているのを知っていますか?

そして、2週間以内に埋め立てが承認されてしまうかもしれないのです。

問題となっているのは、沖縄県名護市辺野古の海域。

 


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エメラルドグリーンの海が広がるこの海域には、世界で一番北に生息する「北限のジュゴン」が生息しています。絶滅の危機に瀕しているジュゴンだけでなく、この海域に残る貴重な生態系が、基地建設によって破壊されようとしています。

しかし日米政府は、沖縄県民の強い反対を押し切って、米軍基地建設のために動いています。とくに最近は、この動きを加速化しています。

この海域の埋め立てを承認するかどうかの判断は、沖縄県知事が行いますが、早ければこの判断が今月中にも行われると言われています。

仲井眞沖縄県知事は、選挙公約として基地の県外移設を訴えたり、国が進める環境影響評価についても570項目の不適切な事項を指摘し、「この事業には重大な問題があり、評価書に示された措置では環境保全は不可能」との意見を出したりしています。しかし、日米政府からの圧力は高まる一方です。

埋め立て判断がされるこの数週間がとても大事な時期です。

 

沖縄県知事にメッセージを 

沖縄県知事に、埋め立て申請を却下してもらえるように、一人でも多くの心のこもった声を沖縄県知事に送りましょう。方法は2つありますのでぜひご参加ください。

(1) 沖縄県知事へ直接意見を送る。

沖縄県のウェブサイトから県知事あてのメッセージを送ることができます。

(2) Change.orgの署名に参加する。

沖縄でジュゴンをまもる活動を続けている「北限のジュゴンの会」がChange.orgという署名サイトを通じて沖縄県知事への署名を行っています。ぜひご参加ください。

 

*グリーンピース・ジャパンでは2013年12月9日付で、ケネディー駐日米国大使に書簡を送り、辺野古の埋め立てを行わないように要請しました。

(2007年、ジュゴンの生息する沖縄県辺野古の海域にて)©Greenpeace