プレスリリース|2014-06-04 16:00
国際環境NGO グリーンピース・ジャパンは4日、科学レポート「滴る毒」を発表しました(注1)。この科学レポート『滴る毒』は、ネオニコチノイド系農薬を使用して種子処理されたトウモロコシの葉の溢液(いつえき:植物の中を通って葉の先端や縁に現れる水滴状の液)を採取して、そのなかに含まれるネオニコチノイドの量(濃度)を、グリーンピースが計測してまとめたものです。調査の結果、ネオニコチノイド系農薬で種子処理された市販のトウモロコシを慣行農業で栽培した場合、その溢液中には、ミツバチが一度に摂取する水分...