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春風献上

ブログjun | 2010-01-04

生きとし生けるものに幸あれ! ――グリーンピースの究極目標である「地球の生物多様性保全」と「公正・公平な持続可能性」を組み合わせれば、そう言い換えることもできる。自然も、その一部をなす人間社会も、本来の豊かさへ向かう年にしたい。問題はいつだって山積だが、危機はかならずチャンスでもあるのだ。   個人的にも、グリーンピース・ジャパンを率いる立場でも、つねづね「みんなと違う」ことを意識したり、積極的に求めたりする傾向が強いけれど、この年末年始は「みんなと...

続:辺野古の基地建設は不可能・不必要!?

ブログjun | 2009-12-15

ジュゴン訴訟についてまとまった記載がないか探したら、12月11日付の琉球新報にこんな新しい展開が報じられていた。前回ご紹介したとおり、現在は米国の文化財保護法にあたる法律に訴えて、第一審の中間判決で辺野古に基地を建設するのは違法との判断を引き出しているのだが、もっと拘束力の強い「種の保存法」での新たな提訴を準備中だという。そして、鳩山首相もこの訴訟の行方を意識しているらしい。 ▼「種の保存法で新訴訟 ジュゴン保護で環境法律家連盟」 ...

辺野古の基地建設は不可能・不必要!?

ブログjun | 2009-12-06

12月2日(水)、国会議員会館で決定的に重要な緊急院内勉強会が開かれた。沖縄の人びとと環境派弁護士たちが米国で、国防長官を相手どって起こしたいわゆる「沖縄ジュゴン訴訟」(英語では提訴当時の国防長官名を残してDugong vs Rumsfeld caseと呼ばれる)の現状報告だ。 核心部分だけ要約すると、すでに米国内法(ジュゴンを天然記念物に含む米国文化財保護法)に照らして建設を違法とする第一審(連邦地裁)中間判決が言い渡されており、現在は最終判決待ち。米政府...

無償医療は社会主義?

ブログjun | 2007-09-11

映画館のない屋久島では新作映画を見る機会がなかった。どうしても観たい場合は家族で鹿児島市へ船旅をするわけだが(たかが映画で飛行機は高すぎる)、勇んで観に行った映画がガラガラということも多く、自分たちの感覚と世の中(とくに地方都市)の関心がズレているのを思い知らされたものだ。 今月のおすすめはマイケル・ムーアの『シッコ』(SiCKO)。市場原理主義に乗った医療民営化の行きつく先を、米国の悲喜劇的な事例で描き出していて、いままさにそれを後追いしつつある日本の医療...

アフリカから国際事務局長新任

ブログjun | 2009-11-21

メールマガジン121号巻頭言から―― グリーンピース・インターナショナルの新しい国際事務局長に、アフリカ出身者としてはじめてクミ・ナイドゥが就任しました。南アフリカ生まれのクミはアパルトヘイト時代に人権活動家としてスタートし、最近は公正な社会実現のために世界111ヵ国以上の市民社会ネットワーク、財団、企業、個人などが結集するCIVICUS(World Alliance for Citizen Participation)事務局長を務めていたので、日本でもご存じの...

長野原町を応援しよう!

ブログjun | 2009-09-24

とくに民主党支持者ではないが、政権交代を支持した一人として八ツ場ダムの中止問題には責任を感じる。もし私がネット投票サイトを運営していたら、いますぐ次の質問を掲載して、結果を地元の方々へ伝えるだろう。ダム建設の是非にかかわらず、山林や清流を守ってくれる人たちに、下流の都市住民は依存している。   1.      地元住民のとまどいや動揺に共感しますか? 2.      3年以内に長野原町へ観光に訪れますか? 3.     ...

カムガエル8月

ブログjun | 2009-08-15

もうすぐ元(もと)がつきそうな麻生首相に「考えろ」と言われなくても、日本人なら国の来し方や行方に思いを 馳せる8月――。日本語「考える」の原義は「カムガエル」(神返る)らしい。もちろんこれは○×明神とかではなく、アイヌ語のカムイと通じる“人間を含む 森羅万象の内なる聖性/尊厳/働き”のこと。お盆だしね。 ヒロシマとナガサキの64回目の原爆忌にちなんで、何かグリーンピース・ジャパンとして正式メッセー ジをとも思ったが(07年には下記を発表した)、残念ながら来...

海をめざす一滴

ブログjun | 2009-07-24

早めの夏休みを屋久島ですごした。 見逃すと次は2035年9月2日まで26年待たなければいけない皆既日蝕も楽しみだったが、あいにくの雨天で太陽は拝めず(だれかの心がけが悪かったかな?)。日蝕そのものは見えないながら、白昼の闇に包まれるピークからふたたび明るくなるときのスピード感が印象的だった。日の出とちがい、すでに中天にかかってフルに輝いている太陽だから、月の覆いが少しでも外れはじめると光量の増え方が加速度的なのだろう。 休暇の主眼は、人為の密林のような...

Rock on!

ブログjun | 2009-05-04

忌野清志郎さんの訃報に接し、あらためてグリーンピースもロック魂に貫かれたNGOだと思う。 RCサクセションの結成が1970年、グリーンピースの発足が71年。日本では全共闘運動の終息とともに「政治の季節」が幕を閉じたとされるが、世界ではむしろ既存権力への異議申し立てが環境や平和や人権の分野に広がっていった。非暴力に徹しながらも、問題提起には思いきりロックでパンクでエッジな方法を探り続けたグリーンピースは、その牽引役だったし、いまもそのスピリットは変わらない。...

Back to Nature

ブログJun | 2007-09-01

7月にピースボートの「Peace & Green Boat」という企画で、日本と韓国から300人ずつの参加者と一緒にロシア極東のカムチャツカ、サハリン、ウラジオストックを回った。これについては、グリーンピース・ジャパンのニューズレター『Greenpeace Action』に連載中の事務局長コラム「Deep Green」に少し詳しく書くつもりなので、ここでは深入りしないが、今年で3年目になる日韓の市民運動関係者を中心とした船上交流は、とても刺激的だった。 ...

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