ごぶさたしてしまいました!グリーンピース・オーストラリアへ出張に行っていました。今まで遺伝子組み換えカノーラ(菜種)を栽培していなかったオーストラリアですが、数年ひどい旱魃(かんばつ)が続き、菜種農家さんが遺伝子組み換え作物に切り替えようか・・・考えてしまうような農業経済危機にあります。遺伝子組み換えでないカノーラを守るため、キャンペナー、棚橋、現地の様子をこの目で見てきました。


日本のカノーラの自給率は0.1%を下回り、統計では見えてきません。カノーラ油のほぼ100%を輸入にたよっています。その内80%は遺伝子組み換えカノーラを栽培するカナダから、そして18%ほどを遺伝子組み換えでないオーストラリアから輸入しているのです。もし、オーストラリアが遺伝子組み換え栽培を始めれば、日本が遺伝子組み換えでないカノーラを確保するのは、とても難しくなってしまいます。
なんとか食い止めなければ!!

 



そこで、ゆれるオーストラリアのカノーラ農家を伺いました。彼らは、日本人に親しみをとても持ち「最高の国だ」といっていました。オーストラリアはこれから冬なので、少し涼しくなった土地に1週間前くらいに遺伝子組み換えでないカノーラの種を植えたそうです。ピョコっと芽を出したカノーラ。小さな命、見えますか?(つづく)