オーストラリアで一番大きい食品メーカー(オーストラリア国内ではナタネ油を一番多く消費しています)Goodman Fielder社の代表取締役、Peter Margin氏は全ての州知事と第一次産業大臣宛てに、遺伝子組み換え作物栽培のモラトリアムを継続するように要請しました。遺伝子組み換えナタネはいらないという強い声が本土から聞こえるようなうれしい知らせとなりました。



これは、いままでオーストラリア本土で活動をしてきたグリーンピース・パシフィック、そして海外から支援していた日本とニュージーランドらの働きかけによって実現したことです。



日本で夏から始まった、グリーンピース・ジャパンからオーストラリアに向けてのアクション。皆さんからの大臣宛てに送ったメールの数々は効果があることを聞いています。話によると、ニューサウス・ウェールズ州のイアン・マクドナルド(Ian  MacDonald)第一次産業大臣は「日本から500以上もメールが届いてきた」と驚いていたそうです。



モラトリアムを継続するか否かの最終決定は、来年の2月頃です。まだまだ、遺伝子組み換えストップするチャンスはありそうです。ぜひ、グリーンピースのアクションに参加してください。