北海道洞爺湖でG8サミットが始まりました。3日間の討議では気候変動対策や原油、食糧の価格高騰への対策が焦点となります。そこで、G8サミット開催にあたり、『食料安全保障と気候変動:答えは生物多様性のレポート』、『地球を冷やす農業』など食糧問題に対するグリーンピースの見解を示す資料を発表しました。


★食料安全保障と気候変動:答えは生物多様性のレポート


http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/
documents/foodsecurity.pdf



★地球を冷やす農業 ―Cool Farming


http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/
documents/coolfarming.pdf



食糧不足や食糧価格高騰の問題は、これまで以上に深刻になっています。遺伝子組み換えは食糧危機の解決策となり得ないどころか、食料安全保障を脅かします。



私が遺伝子組み換えの問題にかかわってから少なくとも一年と半年が過ぎます。好き嫌いは多いほうではないのですが、地球を愛するアクティビストとして、将来ママとなる1人の女性として、、「遺伝子組み換え」には最初から直感的に強い不安を感じました。そして今、世界に食糧危機が起こり、地域によっては暴動までが起こっている事態を知り、遺伝子組み換え企業の目論みにめまいすら感じます。遺伝子組み換えが食糧危機の解決ではなく、間接的な原因になっていることを声高く主張し、消費者がこれ以上だまされることなく、安全で安心な食品がえらべるよう、今後も活動を続けていこうと決意しています。


わたしがそんな感慨に浸っている間にも、地球温暖化は日に日に深刻化し、遺伝子組み換え作物は悪天候下では生育障害がでるなど、収穫量が落ちています。



遺伝子組み換え作物の野外作付けは、不要で計り知れないリスクを背負うことになります。ふたつとないこの生態系の環境を危険にさらします。また、遺伝子組み換え作物は第三者機関による公正で長期的な検証が行われておらず、予期せぬ物質や毒素による人体への危険性も不明確なままです。



私たちは、これからも安心で安全である食物を今後も食べ続ける権利があります。国内の自給率アップを視野にいれた、国内農業事業を盛り上げる政策も今後もっと真剣に導入していくことが必要でしょう。



安全な食を手に入れるためには、まずは私たち、ひとりひとりがしなくてはいけないことがある。と私は思います。それは、わたしたちの遺伝子組み換えを広げてはならないという強い思いを政策決定者たちに伝えること。



遺伝子組み換え原料がどの食物に使われているのかを、的確に知るための遺伝子組み換え食品表示をグリーンピースは他102団体と共に求めています。



食品表示の法改正を求める署名は、オンライン上から簡単にできるようになりました。署名に参加されていない方はぜひ参加をして、そして参加された方は、この情報をあなたの大切に想う人たちに伝えてください。食の安全は与えられるものではなく、私たちが動き行動することで、手にいれるものだということを忘れないでください。



ブログやウェブサイトへ署名サイトにジャンプできるwebバナーを貼りたい方はURL記号を貼り付ければ下記のように簡単に付けることができます。URL記号を貼り付けると・・・・ 


100万人で変える遺伝子組み換え食品表示



ソース(以下のコードを貼り付けてください)


ウェブバナーはこちらのサイトから選んでくださいね☆

http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/
you_can/banner_html



安全な食を手に入れるために、未来の世代のために、私たちができること


Take Action!


食料危機に関する情報を拡大しました。そちらもどうぞあわせてご覧下さい。 http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/
basic/hunger_html