ツイッターも開始しました



いよいよ2月15日に初公判!





 逮捕・起訴から1年半以上が経ちましたが、ようやく初公判が2月15日に決定しました。





 1月15日に行われた最後の公判前整理手続きで、わたしたちが最低限必要であると主張してきた以下の証人について、その希望通りに裁判所が採用決定するという画期的な展開になりました。





1、 調査捕鯨船を管理する共同船舶株式会社の幹部 

2、 わたしたちが確保した箱の持ち主とされる船員

3、 2の船員にクジラ肉を譲ったとする船員2名

4、 元船員の内部告発者

5、 国際人権法やメディア法の権威であるデレク・フォルホーフ教授(ベルギー、ヘント大学)



 検察官は、最後まで上記の証人については「必要ない」と不同意(1を除く)でしたが、その不同意意見を裁判所が退けての決定となります。これらの証人尋問によって、調査捕鯨船団の不正についてもかなり明らかになると思います。



 そもそも箱の持ち主で被害者の一人とされる船員を、犯罪を証明すべき立場の検察側ではなく、被告人であるわたしたちが証人として申請して、検察側が不同意を主張し続けてきたこともこの裁判の異常さを示しています。



 検察官も捕鯨船団の行為が怪しいことを十分に承知していて、船員を証言台には立たせられないと思ったのかもしれません。



 さらなる注目はベルギーのデレク・フォルホーフ教授です。彼は、ジャーナリストやNGOの「表現の自由」を専門にしている教授で、ヨーロッパだけでなく様々な国で裁判の証言台に立っています。彼はわたしたちの行為が、日本も批准している条約である国際人権(自由権)規約のもとで、どのように解釈されるべきなのかを証言してくれます。刑事事件で外国の専門家が採用されるのも非常に珍しいケースだそうです。



 2月15日は10時に青森地裁で開廷します。

 ぜひ、青森近県の方、傍聴に来てください。



 また、裁判を傍聴に行けない方も、ツイッターをはじめましたのでこちらで状況をご覧ください。できるだけ、裁判の終了後など時間の許すときにリアルタイムでつぶやいていきます。

http://twitter.com/gpjSato



 最後に、裁判に関して、多くの方から様々な応援メッセージをいただいています。こちらからメッセージを投稿したり、すでに投稿されたメッセージをご覧いただけたりしますので一度のぞいて見て下さい。



「the ウォッチ  公正な裁判を求めて」

http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/t2/antenna/



それでは、人生初の被告人席、座ってきます!