Japan Staff Blog

グリーンピース日本事務所のスタッフがつづるブログです。
日々の裏話や苦労話から、最新情報まで、豊富な話題でお届けします!

  • 昨日は、玄海原発4号機の運転再開のニュースで緊迫した空気が流れた。

     

    玄海原発4号機は、10月上旬に人為的なミスによって自動停止していたが、その運転を再開したのだ。この4号機はもともと、12月には定期検査のために停止する予定だった。

    グリーンピースも昨日、この運転再開について声明を発表し九電に抗議文を送った。

     

    今回の運転再開には3つの大罪があると思うので整理してみたい。

    1つ目は、10月に自動停止した理由が「人為的なミス」だったことだ。
    技術屋さんなら当たり前の話らしいが、... >詳細を読む

  • こんにちは、気候変動・エネルギー担当の高田です。

    政府は25日、原発の発電コストは、現在よりも1kWhあたり1.2円上昇するとの試算を示しました。

    原発事故 発電コスト最大1.2円増 (10月25日東京新聞)

    この試算、東京電力の福島第一原発での事故を受けて初めて政府が行ったものですが、放射能の除染や損害賠償などの費用はほとんど考慮されていません。

    これに対し、グリーンピースも参加する市民グループe-shiftは、異議を唱える声明を発表しました(下記)。

    また、e-shiftのエネルギーシナリオ市民評価パネ... >詳細を読む

  • こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。

    10月28日(金)、参議院議員会館講堂で「政府交渉 渡利の子どもたちを守れ」が行われます。

    渡利は、福島県福島市の中心部から数キロの住宅街です。
    グリーンピースが放射線測定を何度もおこなってきた保育施設「そらまめ」もここにあります。
    通学路、公園などの子どもの生活圏の調査を行ったのも渡利でした。
    国が避難の基準としている年間20ミリシーべルトを超える、もしくは近い線量が計測されているところです。

    伊達市では毎時3.2マイクロシーベルト以上、南相... >詳細を読む

  • こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。

    審査会が開かれる文部科学省の前で

    一昨日(10月20日)は、文部科学省前での行動にご参加・応援をいただきありがとうございました。
    報道もされ、福島原発事故のために福島から自主避難された方々の声を広くお伝えすることができました。

    また、同日午後4時から開かれた原子力損害賠償紛争審査会での議論に前進がありました。

    前回までの審査会では、自主避難者の賠償については、事故直後に不安を感じて避難した方と
    避難区域が設定された4月22日以降、避難区域外であったが、だんだん明らかになる線量... >詳細を読む

  • こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。

    「除染と避難はセット」とグリーンピースは訴え続けています。
    けれども、福島では、除染をするからとして避難地点の認定が、行政によって避けられてきました。

    そんな中、次回の「原子力損害賠償紛争審査会」では、事故後時間が経ってから線量が高いことを心配しての避難についてが議題となります。

    避難地域以外の自主避難者には補償が必要ないという主旨の意見を述べている委員もいます。

    法律で定められた放射線管理区域(18歳未満の作業を禁じている)は年5.2ミ... >詳細を読む

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