事務局長ブログ

グリーンピース・ジャパン事務局長のブログです。
事務局長としての意見の他、普段の活動報告では伝えきれないグリーンピースの考え方、活動の裏側をご紹介しています。


  • 記録更新、福井県議会初日の傍聴者数

    2月24日、大飯原発再稼働をめぐって日本中の注目を集める福井県議会が初日を迎えた。

    この初日、県議会の傍聴席がほぼすべて埋まった。福井新聞によると、現知事の県政がスタートした2003年4月以降では最多の傍聴者だったという。

     

    そして、福井県内のすべてのニュースが「傍聴席が埋まる」という異例の事態を「議会開会」のニュースとともに大々的に報道した。NHK福井は、冒頭のトップニュースで「再稼働が焦点」として5分以上にわたり「傍聴」をキーワードに市民の声をとり... >詳細を読む

  • (大飯原子力発電所、対岸の泊地区から撮影)

     

    福井アクション・センターで活動開始


    再稼働問題に揺れる福井に来て、3日間が過ぎた。

    22日、福井市内では、福井県議会議長、県議会議員、地元で原発問題に取り組む活動家、メディアなど多くの方々と面会する機会をいただいた。

    また、俳優の山本太郎さんや地元で活動を続けてきた方と一緒に記者会見も行った。

    23日は、山本太郎さんとともに大飯原発を対岸から視察し、その後、おおい町議会の議長と面談、さらには原発周辺で原発をなくそうと頑張っている方... >詳細を読む

  • 自然エネルギー革命のための5つのステップ


    「グリーンピースは何を目標に活動しているのか?」という質問を受けた。

    「原発の再稼働を止める」というグリーンピースの活動のその先が見えにくいということから、質問したということだ。

    そのような質問に答えるために、グリーンピースのエネルギー分野での、長期的な目標とそれを達成するための工程表「自然エネルギー革命へ グリーンピースの考える5つのステップ」を紹介したい。


    「再稼働ストップ」は重要な第一ステップ


    この工程表は、2011年9月にグリーンピースが発表した... >詳細を読む

  • 「忘れていませんか?市民の目」

     

    現在、「第8回ストレステスト意見聴取会」が経済産業省で開催されている。


    この聴取会では、大飯原発3号機、4号機のテスト結果を妥当とした原子力安全・保安院の評価が承認されるかが焦点だ。

    つまり本格的に原発再稼働の議論がスタートするかの重要な会議だ。

    しかし、この議論には市民の傍聴が許されないばかりか、そもそも福島第一原発事故を引き起こした原因すら明確にできない保安院が再稼働の是非を評価するという矛盾だらけのもの。

    そこで、グリーンピースは、経産省別館前... >詳細を読む

  • SPEEDI検証シリーズ(4)


    脱原発への働きかけは、将棋の対局に似ている。

    冷静に次の手を考え、先回りして徐々に「脱原発」に追い詰めていく布陣を構えていくことが必要だ。

    グリーンピースは、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)が脱原発将棋の大きな一手だと考え、昨年から働きかけを強めている。


    京都府が国にデータ入手を要請へ

    SPEEDIと言うと、福島原発事故直後に放射能の拡散予測を発表できなかったこと、さらにはその予測を先に米国に伝えていたことで非難が殺到しているシステムと... >詳細を読む

91 - 95109の結果。