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YES & NO--星川淳グリーンピース・ジャパン事務局長余談

星川淳前事務局長ブログ

  • 問題の本質を見よう

    投稿日 - 2008-01-25 1:07
    南極海ではシーシェパードの襲撃・拘束騒ぎが一段落したようだ。日本人の反発を引き起こすだけの暴力的なやり方は、「偽」“調査捕鯨”の問題点を日本で見直す役には立たない。

    いっぽう、グリーンピースのエスペランサ号は捕鯨母船・日新丸の近くで非暴力による抗議を行い、その後も監視を続けている。先日22日、日新丸が補給船のオリエンタル・ブルーバード号から給油を受け、冷凍箱詰めの鯨肉を積み替える作業にゴムボート2隻で抗議したことに対して、「危険な妨害だ」という非難が(財)日本鯨類研究所や日本政府から出された... >詳細を読む
  • ふたつの国策

    投稿日 - 2008-01-19 2:51
    遅まきながら謹賀新年、今年もよろしくお願いします。

     グリーンピース・ジャパンは2008年、気候変動/エネルギー・キャンペーンを新装開店し、遺伝子組み換え(GM)、捕鯨問題を含む海洋生態系保護と合わせて3本柱になる。憲法9条キャンペーンpeace9.orgも、5月の「9条世界会議」に私がパネル参加する形で継続する。その準備として、年末にはピースボートの川崎哲さんと共著で『イマジン9』(合同出版)を刊行した。ついでに、昨年の「海洋環境映像展」ですばらしい演奏を披露してくれたSUGIZOさん監修の... >詳細を読む
  • 聖母子

    投稿日 - 2007-12-21 19:29



    グリーンピースは1971年にカナダで創設されて以来(現在、本部はオランダ)、優れた写真や映像を数多く送り出してきた。さまざまな環境問題の現場に立ち会い、そこで目撃した事実を世界に発信することが主な仕事の一つと心得るからだ。ある意味では、自然界のための“行動する広告代理店”のような役割を果たしているのかもしれない。私はつねづねスタッフに、「うちのライバルは電通と博報堂だからね」と冗談半分の檄を飛ばしている。本能的な同業意識からか、広告業界にはグリーンピースの協力者や隠れファンが少なくない。


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  • 人権侵害救済を申し立てました!

    投稿日 - 2007-12-18 20:16

    去る11月9日、グリーンピース・ジャパンは日本弁護士連合会の人権委員会に「人権侵害救済」を申し立てた。「エッ、なんでグリーンピースが人権救済を求めるの?」と思われるだろう。それは、このところ水産庁の捕鯨官僚による事実無根の「テロリスト」呼ばわりが目にあまるからだ。

    2001年の9.11事件以降、「テロ」や「テロリスト」と呼びさえすれば、都合の悪いものはなんでも排除できるという思惑が、米国のブッシュ政権から日本を含む各国に伝染した。最近も、防衛利権の追及を受けた石破防衛大臣が、インド洋の“無料ガ... >詳細を読む

  • ジョン・レノンの余韻

    投稿日 - 2007-12-11 22:51
    12月8日はジョン・レノンの命日。仏陀の成道(悟りを開いたとされる日)、真珠湾攻撃など、不思議な因縁の重なる日だ。

    久々に休日らしい休日をとり、ジョンとヨーコの反戦活動を描いた映画『Peace Bed アメリカ vs ジョン・レノン』を観た。ニクソン政権がベトナム戦争に深入りして、最後にはウォーターゲート事件で自滅する時代背景と、ジョンたちの生きざまをしっかり重ねることで、はじめて見えてくるものがある。必見!
    http://www.peacebed-johnlennon.com/

    た... >詳細を読む

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