投稿者 広報担当 川瀬
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屋根置き太陽光パネル普及へ大きな一歩ーー東京都議会、全国初の新築戸建て住宅への設置義務化条例改正案を可決
国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは本日、東京都議会で、一定規模以上の住宅メーカー(約50社)に対して新築戸建て住宅への太陽光パネル設置義務化を含む条例改正案が賛成多数で可決されたことについて、以下の声明を発表しました。条例改正案をめぐっては、グリーンピースなど、都内に事務所を置くNGOや市民グループ計28団体が義務化推進を求める陳情書を都議会に提出していました。
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COP27「損失・損害」基金設立で合意ーー日本など先進国・企業、気候正義実現へ最大の貢献を
国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは本日、エジプト・シャルムエルシェイクで開催されている国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、気候変動による損失・損害に対応するための基金設立が合意されたことを受け、以下の声明を発表しました。
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1.5度目標の炭素予算 トヨタ160%超過見込み、主要4メーカー中最多ーー報告書『内燃機関車がもたらすカーボンバブル』
国際環境NGOグリーンピース・ドイツとグリーンピース東アジアは11月10日、主要自動車メーカー4社(トヨタ、フォルクスワーゲン、ヒョンデ・起亜、ゼネラル・モーターズ)の内燃機関(ICE)車販売についての報告書『内燃機関車がもたらすカーボンバブル』を発表しました。今回調査対象としたトヨタ、フォルクスワーゲン、ヒョンデ・起亜、ゼネラル・モーターズの2040年までのICE車の販売台数は、いずれも1.5度目標のカーボンバジェットを超過する見込みで、このうちトヨタの超過分は4社中最多の6300万台に上るとみられます。
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樹木の冷却効果、明治神宮外苑で最大18度ーー都市の気温上昇抑制に既存樹木の保存不可欠
国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは11月2日、明治神宮外苑を例に、都市における樹木の冷却効果の調査結果をまとめた報告書『都市樹木の冷却能力ーー明治神宮外苑のケーススタディー』を発表しました。今年9月に神宮外苑の4カ所の表面温度を赤外線サーモグラフィーで測定するとともに、衛星画像から東京都の地表面温度を比較、検証しました。
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ソニーなど情報通信産業の脱炭素化、サプライチェーンへの支援が必須ーー報告書『サプライ・チェンジ』発表
グリーンピース・東アジアは10月28日、アップル、グーグル、マイクロソフトなど世界の大手消費者向け電子機器メーカー10社とその東アジアのサプライヤー14社による温室効果ガス排出削減の取り組みについて、北米の環境NGOスタンドアースと共同で調査・評価した報告書『サプライ・チェンジ』を発表しました。日本企業は、ソニーはサプライヤーに対する再エネ目標を設定しておらず、自社事業に対する再エネ調達率は14.6%とメーカー10社中2番目に低い数値となりました。また、サプライヤー14社の再エネ率は全体的に低く、なかでも日系サプライヤーは群を抜いて低いことが分かりました。
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経産省のCEV補助金延長方針を歓迎ーー自動車産業の脱炭素化へさらなるEVシフトの加速必要
10月末に期限を迎える電気自動車の購入促進を目的とした「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」について、経済産業省が今年度の第二次補正予算案に同補助金の継続を盛り込むとの報道を受け、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは以下のコメントを発表しました。グリーンピースは国内の環境NGOで唯一、同補助金の延長を求め、署名活動や経済産業省に対して、政務官との面会をはじめとした要望活動などを行ってきました。
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『自動車環境ガイド2022』を発表ーー日本の自動車大手「脱炭素」ワースト3を独占
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区)は本日9月8日、世界の自動車大手10社の気候変動対策についてまとめた報告書『自動車環境ガイド2022』を発表しました。昨年発表した同様の報告書で、10社中最も気候対策が遅れていたトヨタ自動車は、今回2年連続で最下位に。また日産、ホンダがそれぞれ8位、9位にランクダウンし、国内自動車メーカーがワースト3位を独占する結果となりました。
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グリーンピース、チョルノービリの立入禁止区域で放射線調査を実施ーーIAEA報告の放射線レベルに異議
国際環境NGOグリーンピース・ドイツはウクライナ現地時間の20日、キーウ(キエフ)で記者会見を開き、チョルノービリ(チェルノブイリ)のロシアの軍事作戦が行われた地域で、核廃棄物の放射線レベルが、国際原子力機関(IAEA)による推定の少なくとも3倍に上ったと発表しました。2022年4月、IAEAは、放射線レベルは「正常」であり、環境や公共の安全の大きな問題ではないとして、非常に限定的なデータを提供していました。
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グリーンピース チョルノービリで放射線調査実施、IAEAのデータ検証へ
国際環境NGOグリーンピース・ドイツは、ウクライナ・チェルノービリ(チェルノブイリ)原発から30キロ以内の立入禁止区域内にある、ロシア軍の占領地域跡の放射能汚染調査を開始しました。占領地域には約600人の兵士が配置されており、グリーンピースの放射線・原子力専門家の国際チームは、兵士たちが浴びた可能性のある放射線を測定する予定です。
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EUタクソノミー:欧州議会 天然ガスと原子力阻止できず、グリーンピース 法的措置を表明
グリーンピースEUは7月6日、欧州議会で同日行われた、EUの持続可能な投資先リスト(タクソノミー)に天然ガスと原子力発電を含める欧州委員会案をめぐる投票で、同案を阻止するのに十分な反対票が集まらなかったことを受け、欧州委員会に対して法的措置を取ることを発表しました。