「気候危機」とまで言われる全地球の気候・生態システムの変動。
「何かしたいけど、話が大きすぎて理解が追いつかない」「そんな話をする人はふだん周りにいない」「けど、知りたいし、話したいし、何かしたい」
【それならほしい場を作ってしまおう!】と、気候危機に強い関心を持つ仲間たちが立ち上がり、自分たちの専門スキルと知識を提供しつつ、より多くの人と一緒に前に進みたい!と作ってしまった 2日間のイベントです。

以下、イベント申し込みページから転載します。                          

●そもそも「気候システムとは」「システムはどう動くか」を知る
●身体という全体システムの声を聴いて解決に向かうヒントを掴む
●組織や地域の一員として、一人一人ができることを見つける
●森や海で起きていることのリアルな報告を聞く
●金融の仕組みや国民総幸福量(GNH)という視点をリアルに体感し、気候危機への打ち手を考える

聞きたいことを聞き、話したいことを話し、深く聴く対話を通して、違う立場・意見やより大きなつながりを理解する。
そこから新たな気づきを得て、次の一歩が創り出せる。
そんな場を意図しています。

Zoom開催なので、どこからでもご参加 OK。
私たち地球上の生き物がより幸せな未来を、ご一緒に創り出しませんか?

<イベントの概要>

日時:
DAY1 2021年2月19日(金) 9:30-17:00
DAY2 2021年2月20日(土) 10:00-18:00

参加費:2日間通しチケット10,000円
・個別のセッションごとのチケットはございません。すべてのセッションに参加できる通しチケットのみとなります。
・一部のコンテンツには開催後の動画配信視聴権が付いてきます。
・このイベントの収益はグリーンピース・ジャパンへ寄付します。

<プログラム>
当日のプログラムの進行によって予告なく時間が変更される場合があります。

DAY1
2021年2月19日(金)

9:30-10:50
オープニング・リマークス&キーノート・スピーチ
「教えてハカセ!そもそも気候システムってどんなもの?そして「危機」って何?」 大岩根 尚 (環境学博士/合同会社むすひ)
気候変動ってそもそもどうやって起こるの?本当に人為的なの?いまどのくらいヤバいの?これからどうなるの?などなど、気候変動の基本について、南極観測隊で気候変動の研究をしていた環境学博士がわかりやすくお伝えします。

11:00-12:30
分科会

A: ワークショップ「システム思考×気候危機」〜そもそも「気候システムとは」「システムはどう動くのか」
福谷 彰鴻 (システム思考教育家)
大岩根 尚 (環境学博士/合同会社むすひ)
元南極観測隊の環境学博士とシステム思考教育家のコラボ企画。気候変動を「ひっくり返す」DRAWDOWNのテクノロジーを手描きイラスト付きで分かりやすく解説。その実現に向けて私たちにできるアクションをシステム思考のツールを使って考える90分。事前知識は不要です。

B: 「ソーシャル・プレゼンシング・シアター(SPT)×気候危機」〜身体という全体システムの声を聴き、次の一歩のヒントを掴む
桑原 香苗 (認定プロセスワーカー/有限会社フィールドシフト)
SPTは、組織や社会システム本来の健やかな動きを私たちの体の動きを通して掴み、より良い未来へのアクションを見つける手法。U理論の提唱者オットー・シャーマーと瞑想指導者/現代舞踊家アラワナ・ハヤシが生み出しました。気候危機における健やかな一歩を見つけに来てください。

13:00-13:50
ランチ・ブレイク・トーク : 「身体との対話」〜ゆったり身体の声を聴く
桑原 香苗 (認定プロセスワーカー/有限会社フィールドシフト)
対面のカンファレンスなら、ランチは参加者同士が知り合う機会。オンラインでもそんな場をつくりたい。そしてオンラインだからこそ、体とつながる時間を持ちたい、という場です。何か召し上がった後に、お気が向いたら、ゆったりしにいらしてください。

14:00-16:30
ダイアログ・セッション「社員アクティビズム: 大組織の中のチェンジ・エージェント」〜組織や地域の一員として、一人一人ができること
企業のなかにいながら気候変動に向き合いチェンジエージェントとして活動している人が増えてきています。そのような「社員アクティビスト」たちは大きな組織のなかで、どんな葛藤をかかえながら活動をしているのか、そんな本音の生々しいオフレコの対話をお届けします。

スピーカー
高田 久代 (国際環境NGO グリーンピース・ジャパン)
蛭間 芳樹 (日本政策投資銀行)
山口 有里 (社員アクティビスト)

モデレータ 
江上 広行 (株式会社 URUU)

16:30-17:00
リフレクション・トーク
大きく息を吸うように様々な情報を聞いてきた1日の最後に、小グループに分かれて振り返り、知恵や気づきを自由に吐き出して次のステップを見つけます。
DAY2
2021年2月20日(土)

10:00-10:15 オープニング

10:15-12:45 3Dトーク: 気候変動にまつわる3つの視点〜森や海で起きていることのリアルな報告

10:15-11:00「海で今、起きていること(仮)」武本 匡弘 (環境活動家・プロダイバー)
11:10-11:55「山で今、起きていること: 富士山の森林限界上昇」崎尾 均 (新潟大学 佐渡自然共生科学センター)
12:05-12:50「私の街を私の力で二酸化炭素ゼロに」鈴木 かずえ (国際環境NGO グリーンピース・ジャパン)

13:00-13:50
ランチ・ブレイク・トーク (フリー参加): 「(いつもは言えない)正論・べき論を思いっきり語ろう!」(言いたいことがあればどうぞ^^)
ファシリテータ: 桑原 香苗 (認定プロセスワーカー/有限会社フィールドシフト)
気候危機は複雑な課題。正論だけじゃ進まない。わかってます。でも気持のどこかに「こうすべきでしょ」「なんでこうなの?」という思いがくすぶる(私のような)みなさま、ぜひおいでください❤️ ランチのついでにお互い思いっきり言いきって、スッキリしちゃいましょう!

14:00-17:00
分科会

A: 「My GNH(国民総幸福量)×気候危機」〜 国民総幸福量という視点を体感し、気候危機への打ち手を考える
講師:平山 修一 (一般社団法人 ブータン・ハピネス倶楽部)
ファシリテータ: 古江 強 (一般社団法人 Dialogue)

B: 「エミーとゼニーの銀行経営ゲーム 気候変動EDITION」〜おカネと社会と環境のシステムを体感するビジネスゲーム
江上 広行 (株式会社 URUU) 

大岩根 尚 (環境学博士/合同会社むすひ)
「エミーとゼニー銀行経営ゲーム」は、銀行への預金や融資を通しての普段気にすることがないおカネと社会と環境の複雑なつながりを体感し、事業家、市民、そしてバンカーの一人ひとりがどんな意図を持ってお金に向き合っていくかを共に考えるワークショップです。

17:15-18:00
リフレクション・トーク &クロージング

主催:

気候Switch
・私たちは、気候危機に向き合うアクションを対話を通して生み出すチェンジ・エージェントの集まりです。
・私たちは、それぞれ多様な立場や考え方を持ち、互いの考えが異なる場合に深く真摯に対話するという一点を共有しています。
・私たちは、気候危機を引き起こしている当事者としての責任を引き受けます。そして、私たちや私たちの所属する組織が気候危機を加速する方向で動いている場合、気候Switchでの活動は私たちや組織の責任を軽減・相殺するものではありません。

共催 (五十音順):
株式会社 URUU
Facebookグループ CLUB SDGs
国際環境NGO グリーンピース・ ジャパン
一般社団法人 Dialogue
日本自然環境専門学校
有限会社 フィールドシフト
一般社団法人 ブータン・ハピネス倶楽部
合同会社 むすひ