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こんにちは。現在大学4年の市川葉菜です。

海ではボディサーフィンを、山ではトレイルランニングをするのが好きで、自然に感謝して遊んでいます。地元の海には観光客が捨てていくゴミや、地元の人が捨てるゴミ、マイクロプラスチックがたくさん落ちています。海を守りたいと思い、2年ほど前からビーチクリーンを行なっていますが、1人では海を守ることは出来ない、もっと環境問題について話したい、行動したいと思いグリーンピース・ジャパンのボランティアに登録し、気候変動セミナーと災害ボランティア事前セミナーに参加しました。

私が災害ボランティア事前セミナーに参加した理由

2017年に起きた九州北部の豪雨をニュースで見て、被災地ボランティアを募集していることを知りました。その時は、大学やバイトが忙しい、九州は遠い、と言い訳をしてボランティアとして参加をすることはしませんでした。しかし、2019年に起きた台風19号で、千葉県の被害が深刻だということ、また、ボランティアの数が足りていないことを報道で知り、私でもボランティアに参加して役に立つなら行きたいと強く思いました。

しかし、何をすればいいのか? 何にもわからない私が行って、作業の邪魔になるのではないか? と迷っていた時に、グリーンピース・ジャパンのインスタグラムで災害ボランティアのセミナー参加者募集を見つけました*1。災害ボランティアに参加する心構えや、注意点など聞けるだけでなく、気候変動について一度に知れるチャンスなんてなかなかありません。また、ニュースやネットでの情報は何が本当なのか分からないときもありますが、NGOの情報は客観的で、最新の情報だと思ったのですぐに応募をしました。

災害ボランティアで大切なこと

災害事前セミナーでは、今回のプログラムに協力していたピースボート災害支援センターの取り組みや、ボランティアに行くにあたっての注意点、作業内容など1日の大まかな流れについて説明を受けました。そこで、ボランティアに行くにあたっての大事な心構えとして、「自己完結、自己責任、配慮、多様性の尊重」が大切だと教えていただきました。その中で、私が特に大切にしたいと思ったことは、被災者の方への配慮です。たとえば、家屋清掃をする際に、被災者の方にとっては大切な家具や思い出の物に対して、「ゴミ」など配慮のない言葉を使わないことです。私が実際に福島県でのボランティアに参加し、家屋清掃や避難所での活動中に被災者の方々と話す際には、そういった言葉にも気をつけていました。

身近になった気候変動、私たち先進国の責任

グリーンピースからの気候変動セミナーでは、世界ではどのような影響が出ているのかを学びました。たとえば、

  • 日本は、原発事故があってからより一層石炭に依存をしていること
  • 世界各国が石炭から脱却しようとしているのに、新たに石炭火力発電所を22基も作ろうとしていること*2
  • 温暖化がこれ以上進むと、私たちの当たり前の生活を過ごすことができなくなること

気候変動の問題を考えるにあたって、様々なことを学ぶ必要があると思うきっかけになりました。また、気候変動は全ての環境問題に繋がっていて、次の世代に地球を残すために1番フォーカスしなければいけないことだとも思いました。

最近では、気候変動を当たり前のように感じることが増えてきたと感じます。

2018年の日本は、異常気象などの被害が世界でも最も最悪だった国と言われてましたが*3、その気候変動への対応が消極的なこと、気候変動の影響がこんなにもわかるようになっていることへの焦りを感じ、自分には何ができるのだろうと考えています。なぜなら、私たち先進国の責任は大きすぎると思うからです。

災害被災地で見た気候変動のインパクト

私はグリーンピースのセミナーに参加した後、ピースボート災害支援センターが行っている災害被災地ボランティアとして、12月に3日間、台風19号の被害を受けた福島県いわき市への災害ボランティアに参加しました。

現地では、2カ月たってもまだ日常の生活を送れないという現状を目の当たりにしました。

赤ちゃんからお年寄りまで、多くの人たちがまだまだ避難所で生活をしている姿を見て、それほどまでに、今回の台風の被害がひどかったことを感じました。避難所で生活している方々は、ダンボールベッドで寝ているため体が痛くなったり、毎食に菓子パンやコンビニのおにぎりを食べるので、栄養の偏りによって体調を崩される方が増えてきたようです。多くの世帯と生活するためストレスも多いことも想像できます。

避難所ではペットと一緒に生活が出来ないため、家に置いてきている方もいました。ペットの餌などをあげるために、毎日避難所と自宅の往復をしているそうです。

今回の災害ボランティア参加をとおして、自然災害は、家や住んでいる地域を壊すだけではなく、人のコミュニティをも壊すこと知りました。今まで当たり前のように自分の家で生活していたことが、急にできなくなり、大切な思い出の家や物たちが一瞬で壊れてしまうことは想像がつかないくらい苦しいと思います。

また、家屋清掃の活動の際に、何個かあるうちの1つのゴミ集積所に行ってきました(私が行ったのは運動公園を臨時の集積所にしている場所でした)。断熱材、木材、不燃ゴミ、可燃ゴミに分けられ、山の様に積み上げられている様子、あまりの多さに驚いたこと、これらすべてが燃やされ、大量に二酸化炭素を排出して温暖化は加速して、台風が起こって、、、負の連鎖だと思いました。

ゴミ集積所の様子(筆者撮影)
山のように積み上げられていました(筆写撮影)

大学生として気候変動を悪化させないためにできること

現状を知って、行動に移すことが大事だと思います。

大学が忙しい、バイトが忙しい、友達と遊ぶのが楽しいとか、いろんな楽しいことが学生生活にはあります。そんな楽しいことしかしたくない気持ちも分かります。でも、楽しい生活を送って、他人事だと思っていることの原因を作っているのが私たち先進国、特に石炭に依存している日本だと知ったら、他人事ではいられないと思います。

大学生である私たちにできることはたくさんあると思っています。たとえば、

  • 石炭火力発電に融資をしている銀行へお金を預けることをやめる
  • 毎日じゃなくても、週に1回ぐらい牛肉を食べない日をつくる
  • 自然エネルギーをつかっている電力会社を選ぶ
  • 買うものを選ぶ
  • 使い捨ての物を使わない

私たちはこれまで以上に、買うもの、食べるもの、電力会社、お金を預ける先の銀行、交通手段など考え直さなければいけない、そして変えていく時なんだと思います。私はSNSを使って、私の得た情報をシェアして、友達に知ってもらうようにしています。

これまでグローバル気候マーチに2回参加しました。多くの人は関心を持ってくれているようでしたが、無表情で見ている大人たちもたくさんいました。あなたたちの子どもや孫たちの未来の問題なのに、なんで危機感を持たずにいられるのだろう・・・。でもそれは、私たち若い世代も同じように感じます。

気候変動は難しい問題ですが、多くの若い世代の人が自分たちの未来のために、次の世代に美しい地球を残すために活動していて、楽しく行動することができることを知ってもらいたいと思い、ブログを書きました。

環境問題、気候変動に対して興味を持ってなかったり、他人事だと思っている人が多いことへの焦りを感じます。でも、今ある自然豊かな地球を大切に声を上げ続け行動していきたいと思っています。

(c) fujigara/Global Climate Strike Japan

グリーンピース・ジャパン ボランティア 市川葉菜

*1: 現在この募集は行っておりません

*2: https://sekitan.jp/plant-map/ja/v

*3: https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53049860W9A201C1CR8000/