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気候変動により危険にさらされている驚くほどかわいい5種の動物たち

注意:これからご覧になる動物たちは、かわいすぎますのでご注意ください。

1.ホッキョクグマ

遊ぶのが大好きなこのホッキョクグマが生きていくためには、凍った海が必要です。

ホッキョクグマたちが生き残るための最大の懸念は、気候変動の影響で生息域である海氷が減損傾向にあること。そして、ホッキョクグマがエサとする動物を捕獲する機会が減っていることです。

2.コアラ

この眠たげな愛くるしいコアラは、気候変動の影響で長時間地上に降りてエサ探しをせざるを得なくなりました。コアラはほとんどユーカリのみをエサとし、栄養や水分をユーカリから摂取しているのですが、地球温暖化がユーカリの木々に壊滅的な影響を及ぼしているのです。コアラは地面に降りると、自分たちをエサにする動物に会う可能性が非常に高くなります。

ユーカリの木々が脅威にさらされるということは、このふわふわとした有袋動物・コアラの生存も、脅かされるということを意味するのです。

3.ゾウ

この人懐っこい赤ちゃん象にとって、干ばつは気がかりな問題です。赤ちゃん象は、極めて高温に弱い生きものなのです。象は一般的に熱によりストレスを受けやすい上に日焼けにも弱く、毎日大量の新鮮な水を必要とします。干ばつによる影響は深刻で、象の死亡率は高まり繁殖もより困難になってきています。

4.オランウータン

この愛らしい私たちの仲間、オランウータンも気候変動により生態系に打撃を受け、エサを得られなくなってきています。主に気温の上昇と降雨パターンの変化により、生息域がせばめられエサの確保に影響がでているのです。またメスのオランウータンは、くだものを十分に採取できない期間、妊娠の可能性も低くなります。

5.クマノミ

ニモは姿を消していくのでしょうか?サンゴ礁の減少は世界的に深刻な問題です。二酸化炭素の増加や、時間をおいてこれからでてくる影響を考えると、ごく近い将来、急速に姿を消していくことが考えられます。クマノミも、サンゴ礁劣化の影響を受けています。気候変動により、海水温がさらに上昇していく海で、海洋酸化に拍車がかかっているのです。 

子どもや孫たちが将来、私たちの時代について聞くかもしれません。

そのとき私たちは「私たちの世代が、コアラやパンダ、クマノミやホッキョクグマが生きる豊かな大自然を一丸となってまもったんだよ」と話すことができるでしょうか?

それとも残念ながら、素晴らしい植物や動物たちを危機にさらして、油田を採掘し続けたと語ることになるのでしょうか。

みなさんが今日行動を起こすことで、変えられるかもしれないことがあります。

今、あなたのちからが必要です。

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