リユースを広めるSNS投稿キャンペーン「#リユースでラブアース」を開催 5月30日(火)〜6月30日(金)
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区)は、ごみゼロの日の本日5月30日より、カフェや飲食店などで使い捨て容器ではなく繰り返し使えるリユース容器を使うことを推奨するSNS投稿キャンペーン「#リユースでラブアース」をスタートしました。環境月間の6月末までの約1カ月間、インスタグラム上でハッシュタグ「#リユースでラブアース」をつけたマイタンブラーなどのリユース容器の写真投稿を呼びかけ、持続可能な解決策のリユース(再利用)が当たり前になり、使い捨て容器包装が大幅に減る社会を目指す市民の動きを促進します。

<概要>
主催:グリーンピース・ジャパン
期間: 2023年5月30日(火)〜 6月30日(金)
投稿場所:インスタグラム
内容:インスタグラム上でハッシュタグ「#リユースでラブアース」をつけたマイタンブラー・マイ容器などのリユース容器の投稿写真を集める。期間終了後、それらの画像を集め、メッセージと共にグリーンピース・ジャパンが現在働きかけをしているカフェ企業へ届ける。
参加方法:
- マイタンブラーやマイ容器など持参の容器で買い物をし、写真を撮影する
- ハッシュタグ「#リユースでラブアース」と脱使い捨て・脱プラスチックについての想いやメッセージを添えて、SNSに投稿する
<投稿写真を集めてアートに>
参加者は「[email protected]」またはこのフォームにSNSに投稿したスクリーンショットを送ると、投稿写真を集めて作るアート作品に応募することもできる(11月公開予定)
グリーンピース・ジャパン コミュニティー・アウトリーチ担当 儀同千弥
「今回のキャンペーンでは、プラスチックごみを減らしたい、美しい地球を守っていきたいという人々の思いやメッセージをSNS上で『見える化』することで、リユースのムーブメントをつくりたいと考えています。プラスチック問題に対し、リサイクルや代替素材への転換といった解決策がよく挙げられますが、これまで世界で作られたプラスチックの約90%はリサイクルされておらず、多くは埋め立てや焼却、あるいはそのまま自然界に流出しています(注1)。プラスチック生産は、今後さらに増加すると予測されており、新たなプラスチック汚染を防ぐためには、プラスチック生産量の制限とともに、リユースやリフィルが当たり前の社会に移行していくことが必要です。
集まったメッセージや写真を企業に届けることで、多くの人が脱使い捨てを求めていることを伝え、社会の変化を後押ししていきます」
(注1)サイエンス誌掲載論文「Production, use, and fate of all plastics ever made」(2017年発表)