「平和で安全な未来のために、気候も暮らしも救うエネルギー政策を」 G7広島サミットにあわせライトペインティングアクションを実施
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区)は5月19日、広島市で開催中の主要7カ国首脳会議(G7サミット)にあわせて、同市中区の青少年センター前で、持続可能で平和な未来実現のためのメッセージを光で描く「ライトペインティングアクション」を実施しました。
アクションは午後7時半にスタート。グリーンピースなどのNGOや市民団体のメンバーら計約14人が、LEDライトを使い、「G7 平和な世界 再エネで」などのメッセージを描きました。
グリーンピース・ジャパン コミュニティアウトリーチ担当 儀同千弥
「今回の広島サミットにおいて、平和な世界の実現が主要議題のひとつとして議論されます。そのためには、紛争解決や核軍縮、経済の安定とともに、一刻も早く気候変動の危機を止めることが不可欠です。大量の温室効果ガスを排出する化石燃料、事故や災害、戦争の危険性や放射性廃棄物の処理など致命的な問題を抱える原子力発電は持続可能なエネルギー源にはなりえません。真に平和で安全な世界を実現するための解決策として、G7各国の指導者たちには、可能な限り早期の再生可能エネルギーへの転換を約束することを強く求めます」