4月9日と23日に迫った統一地方選挙
年々深刻化する気候変動の対策を決めるのは、「みんなが住んでいる地域の議員」です。
議員を選ぶ大事な選挙を前に、「何かしたいけど何をしたらいいかわからない」という方に向けてのアクションガイドです。

これを読めば、きっと今からできるアクションが見つかります。
できることから、ぜひ始めてみてください。

*このガイドは、特定の候補者の応援を意図したものではありません。

▼この記事を読むとわかること

> 1. 候補者について調べてみよう
> 2. 候補者に会って話しかけてみよう
> 3. 選挙について話題にしてみよう
> 4. 候補者の応援をしてみよう
> 5.「投票に行こう」と、まわりに呼びかけよう
> 6. 選挙後にできるアクション

まずは自分の自治体で今回の統一地方選挙があるかみてみましょう。
\ 選挙があるのはこの自治体 /

4/9(日)投票日の選挙
【道府県】
・知事選:北海道、神奈川、福井、奈良、大阪、鳥取、島根、徳島、大分
・議会議員選:(岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄以外の41道府県)

【政令指定都市】
・市長選:札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島
・市議選:札幌、さいたま、千葉、横浜、川崎、相模原、新潟、浜松、名古屋、京都、大阪、堺、神戸、岡山、広島、福岡、熊本

4/23(日)投票日の選挙
・政令指定都市以外の市長・市議、東京区長・区議、町村長・町村議

  

1. 候補者について調べてみよう

候補者について調べるのは今すぐ自分のスマホでできちゃいます。ぜひ、候補者のウェブサイトをチェックしてみてください。

見るポイントは…

  • 候補者がどんな人なのか
  • これまでの取り組み
  • 当選したら何をしてくれそうか
  • 気候に関することが書かれていたらその内容

自分の地域にはどんな政策を考えている候補者がいるかを知るきっかけになります。気になる候補者を見つけることができるかもしれません。

2. 候補者に会って話しかけてみよう

候補者のウェブサイトを見ても、気候変動については何も書いてない…. あるあるです。そんなときは、本人に聞いてみましょう。駅頭などで候補者が立っていることってありませんか?そんなときが、候補者が気候変動についてどう思っているか聞けるチャンスです。

意外と話しかける有権者の方は少なく、気候変動について尋ねることで、気候変動が重要なトピックであることを示すことにもなります。選挙期間中は候補者がより有権者の「声」を聞いてくれる期間です。ひとり一人の声は意外と大きいです。

有権者が気候変動に関心があることが伝われば、その候補者も、気候変動に注力してくれるようになるかもしれません。話しかけることが難しい場合は、候補者のホームページのお問い合わせフォームやFacebookやtwitterで質問してみるのも1つの手段です。
「地球温暖化/気候変動についてはどのようにお考えですか?」とぜひ、聞いてみてください。

3. 選挙について話題にしてみよう

自分だけではなく、気候変動を考えて投票する人を増やしたいですよね。気候変動をとめるアクションをするにあたって、自治体選挙が大切であることを家族や友だちに話してみるのも手です。でも、話しづらければSNSなどで発信したり、つぶやいてみるのもアリです。同じ気持ちの仲間を見つけることができるかもしれません。

4. 候補者の応援をしてみよう

応援したいと思う候補者がいたら、候補者のウェブサイトのフォームや、事務所への電話で、ボランティアすることを申し出ることができます。ボランティアをすることで気候変動の対策をしてくれる候補者の当選に一歩近づけるかもしれません。
ハードルが高く思えるかもしれませんが、ボランティアの内容はさまざま。できそうなことがあったらやろうかな、くらいの気持ちで問い合わせてみてもいいと思います。

選挙ボランティアの内容例…

  • ポスター貼り
  • 証紙貼り
  • チラシ配り
  • はがきの送付
  • 電話かけ 
  • ポスティング

自分でもできるかも…というアクションがありそうですね!またボランティアでは同じ候補者を応援する仲間を見つけるチャンスでもあります。ウェブサイト等(ホームページ、ブログ、TwitterやFacebook等のSNS、動画共有サービス、動画中継サイト等)で特定の候補者への投票を呼びかけることもできちゃいます。

応援するに際して、できないこともあるので注意!
・電子メールで特定の候補者への投票を依頼する(ただし候補者本人はOK)
・投票日当日に、特定の候補者への投票を依頼する

※注意 18歳未満は特定の候補者への投票依頼はできません。(「投票に行こう」等の呼びかけはOK)

  

5. 「投票に行こう」と、まわりに呼びかけよう

候補者について調べた結果、理想通りの候補者が見つからなかったとしても、何よりも投票することが大事です。ベストではなくても、ベターを選ぶようにしましょう。棄権したり白票を投じるより断然いいです。

あなたの1票が、気候変動をとめる大きな一歩になるかもしれません。今回当選した候補者は、4年もの間議員を務めることになります。その長い期間で気候変動に対して何か行動してくれる候補者を見つけましょう。

また投票したあとは家族や友人に投票を促したり、ぜひSNSなどで投票したことを発信しましょう。#選挙でとめる気候危機#投票したよ というハッシュタグをつけて投稿する、または #投票したよ と発信しているインフルエンサーのSNS投稿をシェアしてみてください。
あなたのフォロワーさんに「そういえば選挙だったな、投票してこよう」と思ってもらえるきっかけになります。(投票当日は特定候補者への投票依頼はできません)

現在ゼロエミッションを実現する会のInstagram(@zeroemi2050)では、#選挙でとめる気候危機をテーマにあなたにできるアクションをイラストで分かりやすく説明しています。ぜひ参考にしてください。私たちの投稿をぜひシェアして、アクションの輪を広げていきましょう。今後も「あなたができるアクション」を投稿していくので、見逃さないように @zeroemi2050 のフォローもよろしくお願いします。

  

★ゼロエミッションを実現する会のInstagramより

選挙アクションガイド

     

断熱アクション

     

期日前投票に行こう

     

6. 選挙後にできるアクション

実は、選挙期間が終了した後もできることってたくさんあります。

議員の仕事は、条例をつくったり、議会で行政に予算や施策について、質問したりすることです。気候変動を回避するための条例や、すでにある条例の改正、気候変動対策の予算を行政に要望することで、気候対策を強化することができます。

当選した議員に、気候変動に対するあなたの意見や考え、「こういう気候対策を実現させてください」などの要望を伝えていきましょう。議員がそれを反映して気候変動をとめるための対策を進めてくれるかもしれません。考えを伝えたり、要望の仕方がわからない方は、ぜひゼロエミッションを実現する会(ゼロエミ)に参加して、いっしょにやりませんか?

ゼロエミですでに活動している仲間の年代はさまざまで、全国からの参加があります。お気軽に参加してください。もし不安なこと・不明なことがあったら、一度事務局にご相談ください。

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ゼロエミッションを実現する会
お問合せ:[email protected] 
ウェブサイト: https://zeroemi.org/
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毎週土曜日朝9:30〜10:00に、オンライン(Zoom)にてオリエンテーションを行っています。
参加はこちらから!(参加費などはかかりません。)
同じ自治体で活動している仲間を見つけられるかもしれません。
ぜひお気軽に参加してみてください。