新議長は条約交渉に透明性と意欲を取り戻せーー国際プラスチック条約、コルダノ氏選出で交渉加速に期待
国際環境NGOグリーンピース・インターナショナル(本部・アムステルダム)は、2月7日(現地時間)、スイス・ジュネーブで行われたプラスチック汚染対策に関する国際条約を議論する第5回政府間会合第3セッション(INC5.3)で、チリのフリオ・コルダノ環境・気候変動・海洋局長が新たなINC議長に選出されたことを受け、本日、以下の声明を発表しました。本会合は議長選出のみのために開催され、今後、交渉の再開が調整されます。

グリーンピース・アメリカ グローバル・プラスチック・キャンペーン・リード、グラハム・フォーブス
「コルダノ氏は、緊張状態にある条約交渉プロセスを引き継ぎました。条約交渉が開始して以降、貴重な時間が失われている一方で、プラスチック危機は日々深刻化しています。新議長には、世界各国の指導者を結束させ、人々の健康と地球環境を最優先とする強力かつ効果的な条約合意を実現するよう強く求めます。プラスチック条約の実現は、人間の健康、気候、地球の生物多様性を有害な汚染から守り、国際的な革新の新時代を切り開く千載一遇の機会です。
世界では今、富裕層や企業利益によって民主的機関が試され、国際協力が損なわれています。効果的な多国間主義は、人類生存の必要条件です。今こそ、多国間主義を理解する各国政府が課題に立ち向かい、正義と科学が求める国際プラスチック条約を実現する時です」
以上