国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都港区)は、10月23日、企業ブランディングや広告を手がけるimageMILL株式会社(東京都新宿区)と共同で立ち上げた、使い捨てプラスチックが無くなった世界のビジョン創生を目指すアイデア・コンペ「NEXT ECO 100」の受賞者を発表しました。本コンペは、創作的なアートを通じて、国際的な問題となっているプラスチック汚染の認知度を高めることを目的としています。41点の応募作品の中からベストサステナビリティアイデア賞に選ばれたのは石川正夫さんによる「ちきゅう人に告ぐ」、ベストユースアイデア賞に選ばれたのは岡田明日香さんによる「使い捨てプラスチックの無い未来を目指す新しいスーパーマーケットの提案」で、ベストアイデア賞は該当無しでした。受賞作品は「NEXT ECO 100」公式サイトで公開しているほか、12月には東京都内で展示会を予定しています。

<NEXT ECO 100受賞者>

ベストアイデア賞:該当無し

​​ベストサステナビリティアイデア賞:石川正夫「ちきゅう人に告ぐ」

ベストユースアイデア賞:岡田明日香「使い捨てプラスチックの無い未来を目指す新しいスーパーマーケットの提案」

※受賞者2名には、授賞式への参加およびグリーンピース・ジャパンが企画する国内ワークショップへの参加権が与えられます。

審査員を務めたルイス・ロビン敬氏(mymizu共同創設者、一般社団法人Social Innovation Japan代表理事長)

「NEXT ECO 100の応募作品は非常にレベルが高く、ユニークな創造性と使い捨てプラスチックのない未来を描こうとする強いコミットメントが融合していました。私は、若い参加者による作品も含め、有意義な対話に火をつけ、私たちの未来を形作るアートの変革的な力を浮き彫りにした、多様な視点やアイデアに深く感動しました。このコンペティションに参加できたことは、感激以外の何ものでもありません。私たちの未来を再構築しようと献身する多くの人々の情熱と革新性を目の当たりにし、そこから学ぶことができたのは光栄でした」

<NEXT ECO 100概要>

募集テーマ:コンビニ、カフェ、スーパーなど、身近なお店からプラスチックがなくなったら? あなたが考える、使い捨てプラスチックのない未来の姿を作品にしてください

応募期間:2024年6月5日(水)〜8月31日(土)

参加対象:年齢・性別不問(グループ応募可。未成年の場合は保護者の同意のもと応募)

作品形式:未発表、オリジナルのイラスト、文章、彫刻、デジタル・アート、アニメーション、動画など。提出の際に画像や音声等へ変換し、フォームに添付できるものであれば何でも自由。

審査員:アレクサンドル・ダイ・カスタン(作曲家)、ルイス・ロビン敬(mymizu共同創設者)、一ノ瀬メイ(モデル)、スヴェンソン・アン(グリーンピース・ジャパン、デジタル・ストラテジスト)、リック・グレハン(imageMILL代表)

共催:グリーンピース・ジャパン、imageMILL

公式サイト:https://www.nexteco100.org/