【報告】大阪ブルー・オーシャン・ビジョン推進議員連盟の意見交換会に参加しました
グリーンピース・ジャパンは、2023年8月1日(火)12時より開催された「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を推進する議員連盟の意見交換会へ参加しました。
「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」は、2050年までに海洋プラスチックごみの新たな汚染ゼロを目指す国際合意を推進する自民党有志の議員連盟です。
グリーンピースのメンバーが、2023年5月29日〜6月2日にかけて、法的拘束力のある「国際プラスチック条約」の内容を決めるために、フランスのパリで開催された第2回多国間交渉委員会(以下INC2)の報告と、現状の日本の交渉における立場の良い点や課題の共有、そしてウェイストピッカーの公正な移行についてを意見交換会で報告。自民党からは、小泉進次郎会長を始め、笹川義博事務局長等5名の参加がありました。
・プラスチック問題の解決のために求められている「国際プラスチック条約」について
・プラスチックの製造から廃棄までのライフサイクルの全体像
・ウェイストピッカーの「安全保障」の確保と公正な移行の重要性
・第2回多国間交渉委員会(INC2)参加報告
・INC3に向けて日本のリーダーシップの発揮、条約への貢献に必要なこと
・企業に求められること
など、包括的な内容を発表、提言しました。
参加した国会議員の方々からは、「大変勉強になった」、「政府に伝えていかなければならないことがたくさんある」、「条約会議の先を見すえたい」などの声が。
グリーンピースは不偏不党の活動を続けていますが、これまでにさまざまな政党に提言、情報提供を行い、気候危機を回避するために求められる勇気ある決断を後押ししています。
今回の意見交換会への参加は、より野心的なプラ条約の制定への積極的な貢献への市民の願いを伝える良い機会となりました。各国地域の政府で合意していく必要のあるプラスチック条約の内容を日本が先導して実現させ、より市民と地球にやさしい未来が実現することを願います。
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