#WingsOfParadise 楽園の翼が熱帯雨林の破壊にスポットライトを当てる
ずっと長い間、インドネシアの森の物語には、燃える熱帯雨林や消えゆく動物、移住を余儀なくされる先住民族の人々などの、暗いイメージがつきまとっていました。
人権や生態系を犠牲にしてお金だけによって突き動かされているかのような欲深いパーム油会社が、いつもこの物語の重要な登場人物でした。
パプアの森にすむ極楽鳥(Birds of Paradise)という美しい鳥については、まだほとんど知られていません。これまでに、40もの種が発見され、地球でもっとも美しい生きものと呼ぶ人もいるほどです。
ボルネオとスマトラの森を破壊したあと、パーム油産業は最後のフロンティアに足を踏み入れました。極楽鳥たちが暮らすパプアの森です。このような企業が破壊的な事業を続けるようであれば、鳥たちも森も失われてしまうでしょう。
そこで、東京からメルボルン、ウィーン、ロサンゼルスなど、世界中の大都市でアーティストやボランティアたちが立ち上がりました。
アーティストたちのミッションはシンプルです。極楽鳥たちの、息をのむほど鮮やかな羽や、求愛ダンスなどのおかしな行動を、大都市の街中に描き出すこと。そして、インドネシアの野生動物たちが常に直面し続けて来た危機を街ゆく人々に思い出させ、森を守るために立ち上がる勇気を与えることです。
インドネシアの森の未来のために、立ち上がる時が来ました。アーティスト、学生たち、鳥好きの人たち、そしてスーパーでパーム油を使った製品を買う消費者たち、私たちみんなが一緒になって、森への思いをアクションに変える必要があります。
このムーブメントに参加してください!
#WingsOfParadiseのハッシュタグで検索して、東京をはじめ世界中の都市でアーティストたちが描き出した壁画を楽しんでください。お気に入りの壁画を見つけたら友達とシェアして、ぜひそれをきっかけに森や地球の未来について話してみてください。