私たちはどのように海を守れるのか

乱獲や石油・ガスの掘削、プラスチック汚染から海を守るために国連公海等生物多様性協定(BBNJ協定)は発効されました。公海を含め海域の保護を広げる重要枠組みです。

なぜ海を守る必要があるのか

地球温暖化が進むなか、海は多くの熱と二酸化炭素を吸収してきました。その結果として海水温も上昇し、酸性化が進んでいます。

さらに、魚の乱獲による資源枯渇、原油流出、深海採掘による生態系への脅威、汚染物質の流入などが深刻化しています。

海を守る海洋保護区は、産業漁業や海底掘削、鉱物採掘などの活動を制限することで、海洋生物の回復を確保でき、生き延びるための大切な空間を提供します。

食料を守り、
気候変動に立ち向かうための
海洋保全

海洋保護区をさらに増やすことで、魚類資源の回復が促されます。世界では何十億もの人々がタンパク質源として魚に依存しており、健全な魚類資源は食料安全保障の向上にもつながります。

どの国の管轄にも属さない公海を含め2030年までに海の少なくとも30%保全するためには、国際社会の協力が欠かせません。

国連公海等生物多様性協定
(BBNJ協定)

2023年3月に国連で合意されたBBNJ協定は、地球のほぼ半分を占める公海において海洋生物を保護するためのルールと世界各地で海洋保護区を設置を定めました。

健全な海洋は、二酸化炭素を吸収・貯留により気候変動の緩和に貢献するとともに、30億人以上の人々に食料や生計の手段を提供しています。

私たちの暮らしが海に大きく依存する中、本協定は脆弱な生態系や海洋生物が回復し、豊かに繁栄するための機会となります。

参考:BBNJ協定とは? 公海を守る世界初のルールで何が変わるのか

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