【世界中から直送】写真で分かる環境ニュース #01
この投稿を読むとわかること
太陽のエネルギーでフェスティバルを支える:インドネシア

インドネシアで開催された「ウルップ・フェスティバル2026(2026年の最初の太陽を迎える)」では、インドネシア人ミュージシャンのクント・アジのステージにあわせ、チェサ・テサ・エックス・ザ・フリーク・ショーのメンバーがパフォーマンスを披露しました。
グリーンピース・インドネシアは、クリーンエネルギーへの移行を実践する取り組みの一環としてこのフェスティバルと協力。来場者が使うキャンプエリアの電力を供給するため、ソーラーパネルを設置しました。音楽と人が集まるフェスティバルのエネルギーを、太陽の力で支えられる。そんな未来の可能性を感じた瞬間です。
先住民族が環境破壊に異議:インドネシア

インドネシア・パプア州ジャヤプラの行政裁判所(PTUN)で、マリンド先住民族の原告シンタ・ゲブゼが裁判所の職員に訴訟書類を提出しました。マリンド先住民族のコミュニティは、メラウケ県知事が発行した環境適合許可に異議を申し立てています。
この許可は、計画されている全長135キロにおよぶ道路建設に関して発行されたもので、先住民族の人々は、この計画が地域の環境や伝統に大きな影響を与える可能性があるとして、ジャヤプラ行政裁判所に提訴しました。
土地と森は、彼らの暮らしや文化そのものです。その大切な場所を守ろうと声を上げる姿から凛々しいものを感じます。
市民活動を守るため、声を上げる:スペイン

スペインでは、エネルギー企業「エナジー・トランスファー」によるSLAPP訴訟(市民参加を抑圧する目的の戦略的訴訟)に対する判決を受け、グリーンピース・スペインの活動家たちが連帯アクションに参加しました。
この訴訟は、近年、大手石油会社環境団体に対して提起している一連のSLAPP訴訟の一つです。シェルや仏トタル、伊ENIなどの企業が、グリーンピースを含む市民団体に対し同様の訴訟を起こしており、市民の声や環境活動を萎縮させるものとして国際的に懸念されています。
環境を守るための声が訴訟によって抑えられてはなりません。多くの人が連帯し、民主主義と市民参加を守ろうとする姿が目に焼き付きます。
ウクライナへの連帯を訴える抗議アクション:フランス

フランスの活動家たちがカヤックやゾディアックボートで水上に集まり、抗議アクションを行いました。活動家たちは水門付近で大きな横断幕を掲げ、「EDF ♥ Putin(EDFはプーチンと結びついている)」と訴えました。
そのほかにも、「EDF:有害な契約をやめろ」「Rosatom(ロシアの原子力関連事業を傘下に収める国営原子力総合企業)=戦争犯罪」「Rosatom=有害な契約」「ウクライナとの連帯」「EUの制裁は空約束」などのメッセージが書かれたバナーが掲げられました。水上に並ぶボートと大きなバナーはとても印象的です。ウクライナとの連帯と、企業の責任を問い続ける強い意思が伝わってきます。
海を守る想いを空へ:メキシコ

メキシコでは、「モニュメンタル・カイト・フェスティバル・フォー・ジ・オーシャンズ(海のための巨大凧フェスティバル)」を、アカプルコ港のプリンセスビーチで開催。会場ではサメやクジラなど海の生きもの達を形どった巨大な凧が空に揚げられ、家族連れや観光客、地元の人々が集まりました。
このフェスティバルは、海洋生態系の価値を広く伝え、気候変動という重要な局面において、海を守るための行動の必要性を呼びかけています。海風に乗って大きな凧が空に舞い上がる光景はとても印象的で、楽しみながら海の大切さを伝える、素晴らしい瞬間です。
ドキュメンタリー上映で化石燃料の問題を問いかける:ベルギー

ブリュッセルの欧州議会では、グリーンピースUSAが制作したドキュメンタリー映画『GASLIT』の上映会が開催されました。上映には、コミュニティの代表であるメラニー・オールダムさんとシャロン・ウィルソンさんも参加しました。
この作品にはアカデミー賞受賞俳優・環境活動家でもあるジェーン・フォンダさんが出演。化石燃料産業が地域社会や環境に与える影響を描いたこの作品は、今年のサンタバーバラ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しました。この映画を通して、化石燃料産業が地域社会に与える影響について考えるきっかけになります。
グリーンピースは設立から50年以上にわたり、ビジュアルを通じたアクティビズムの先駆者として活動してきました。私たちはこれからも、写真や映像を通じて環境破壊の現場に立ち会い、環境に対する不正義を広く社会に伝えていくことに取り組み続けます。