プレスリリース:グリーンピース・ジャパン、新事務局長の公募について ーー2016年3月末、現事務局長・佐藤潤一 退任
一般社団法人グリーンピース・ジャパン(以下「グリーンピース・ジャパン」という)は、佐藤潤一事務局長が2016年3月末日で退任することに伴い、新しい事務局長を公募いたします。
一般社団法人 グリーンピース・ジャパン
代表理事 青木陽子
事務局長・佐藤は2001年に、有害物質問題担当としてグリーンピース・ジャパンに入職した後、2005年にはキャンペーン部長、2006年には海洋生態系問題担当部長、そして2010年12月1日に事務局長に就任しました。2016年3月中の総会出席後、同月末日で事務局長を退任する予定です。事務局長在任期間は5年4ヶ月となります。
佐藤は、オーストラリア、ニュージーランド、英国などで導入されていた焼却も埋め立てもなくしていくというゴミ政策「ゼロ・ウェイスト」を日本に紹介し、2003年に、徳島県上勝町が日本ではじめてゼロ・ウェイスト政策を採用すると、福岡県大井町、神奈川県葉山町、熊本県水俣市などで採用されるなど先進的な環境自治体に広がっています。企業に環境保護方針の採用を促すキャンペーンにも積極的に従事し、塩化ビニルの乳幼児おもちゃへの使用規制、アサヒビールのペットボトルビール販売見直し、昭和電工、日本軽金属、住友化学が赤泥とよばれる有害残渣の海洋投棄撤退、ユニクロの有害化学物質使用禁止などを実現してきました。
2008年、日本の調査捕鯨事業における不正について船員から内部告発を受け調査を実施。東京地検に不正の証拠とともに刑事告発しましたが、証拠の入手方法をめぐり逮捕され・刑事罰に問われました。しかし、国連人権理事会が日本政府に対して佐藤の逮捕が世界人権宣言に違反していると勧告し国際問題になりました。その後、水産庁は調査捕鯨における鯨肉が水産庁職員に渡されていたと不正を認め謝罪しました。
2010年12月に事務局長になってからは、2011年3月11日に起きた東電福島第一原発事故後の飯舘村をはじめとする放射線調査の国際チームを現地に派遣するなど、原発問題と自然エネルギーの普及を中心とした国際的な活動を牽引し、グリーンピース・ジャパンの発展にも貢献してきました。
新事務局長は本日より公募し、採用が決まり次第、新事務局長の発表を行う予定です。採用概要は以下の通りです。
【募集職務】
事務局長 1名
【主な職務内容】
国際環境NGOグリーンピースのゴールとミッションを理解し、代表理事・理事会の指示に従いグリーンピース・ジャパンの環境保護・平和活動の実施に伴う業務全般(プログラム部、資金調達部、組織部)の統括
グリーンピース・インターナショナルおよび各国・各地域の支部が行うキャンペーンの構築にグリーンピース・ジャパンが重要な役割を果たし、組織の世界的な活動に財政面も含め最大限の貢献をする。
【主に必要な資格・経験】
グリーンピース・ジャパンのミッションとビジョンを達成するためのキャンペーン、マーケティング、コミュニケーション、人材および組織運営に向けて、組織全体の戦略、ポリシー、リソース管理およびコミュニケーションの構築と維持を行うべく指導力とリーダーシップを発揮する。
現在置かれている環境やこれまでの経験から学び成長するために、組織文化の発展および組織力の向上を監督・促進する。
効果的なキャンペーンの構築および実現を促す。とりわけ全国規模のキャンペーンを支えるインフラ、組織運営そして財政体制の拡大に重点を置く。
理事会およびマネジメントと協議の上、組織の戦略、目標、ポリシーを構築する。
グリーンピース・インターナショナルの戦略目標を分析・解釈し、グローバルな視点でクリエイティブな施策をもってその達成に貢献する。
詳しい採用情報については、こちらのリンクを御覧ください。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/info/recruit/executive-director/
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国際環境NGOグリーンピース・ジャパン
一般社団法人 グリーンピース・ジャパン
代表理事 青木陽子
事務局長・佐藤は2001年に、有害物質問題担当としてグリーンピース・ジャパンに入職した後、2005年にはキャンペーン部長、2006年には海洋生態系問題担当部長、そして2010年12月1日に事務局長に就任しました。2016年3月中の総会出席後、同月末日で事務局長を退任する予定です。事務局長在任期間は5年4ヶ月となります。
佐藤は、オーストラリア、ニュージーランド、英国などで導入されていた焼却も埋め立てもなくしていくというゴミ政策「ゼロ・ウェイスト」を日本に紹介し、2003年に、徳島県上勝町が日本ではじめてゼロ・ウェイスト政策を採用すると、福岡県大井町、神奈川県葉山町、熊本県水俣市などで採用されるなど先進的な環境自治体に広がっています。企業に環境保護方針の採用を促すキャンペーンにも積極的に従事し、塩化ビニルの乳幼児おもちゃへの使用規制、アサヒビールのペットボトルビール販売見直し、昭和電工、日本軽金属、住友化学が赤泥とよばれる有害残渣の海洋投棄撤退、ユニクロの有害化学物質使用禁止などを実現してきました。
2008年、日本の調査捕鯨事業における不正について船員から内部告発を受け調査を実施。東京地検に不正の証拠とともに刑事告発しましたが、証拠の入手方法をめぐり逮捕され・刑事罰に問われました。しかし、国連人権理事会が日本政府に対して佐藤の逮捕が世界人権宣言に違反していると勧告し国際問題になりました。その後、水産庁は調査捕鯨における鯨肉が水産庁職員に渡されていたと不正を認め謝罪しました。
2010年12月に事務局長になってからは、2011年3月11日に起きた東電福島第一原発事故後の飯舘村をはじめとする放射線調査の国際チームを現地に派遣するなど、原発問題と自然エネルギーの普及を中心とした国際的な活動を牽引し、グリーンピース・ジャパンの発展にも貢献してきました。
新事務局長は本日より公募し、採用が決まり次第、新事務局長の発表を行う予定です。採用概要は以下の通りです。
【募集職務】
事務局長 1名
【主な職務内容】
国際環境NGOグリーンピースのゴールとミッションを理解し、代表理事・理事会の指示に従いグリーンピース・ジャパンの環境保護・平和活動の実施に伴う業務全般(プログラム部、資金調達部、組織部)の統括
グリーンピース・インターナショナルおよび各国・各地域の支部が行うキャンペーンの構築にグリーンピース・ジャパンが重要な役割を果たし、組織の世界的な活動に財政面も含め最大限の貢献をする。
【主に必要な資格・経験】
グリーンピース・ジャパンのミッションとビジョンを達成するためのキャンペーン、マーケティング、コミュニケーション、人材および組織運営に向けて、組織全体の戦略、ポリシー、リソース管理およびコミュニケーションの構築と維持を行うべく指導力とリーダーシップを発揮する。
現在置かれている環境やこれまでの経験から学び成長するために、組織文化の発展および組織力の向上を監督・促進する。
効果的なキャンペーンの構築および実現を促す。とりわけ全国規模のキャンペーンを支えるインフラ、組織運営そして財政体制の拡大に重点を置く。
理事会およびマネジメントと協議の上、組織の戦略、目標、ポリシーを構築する。
グリーンピース・インターナショナルの戦略目標を分析・解釈し、グローバルな視点でクリエイティブな施策をもってその達成に貢献する。
詳しい採用情報については、こちらのリンクを御覧ください。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/info/recruit/executive-director/
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国際環境NGOグリーンピース・ジャパン