4月にグリーンピースは世界の海を探索する船旅をはじめました。「Pole to Pole」と言って、北極から南極に1年間をかけて船で旅しながら、世界中の科学者などの専門家たちと一緒に調査活動を各地で行なっています。 現在は、南大西洋に位置するベマ海山に広がる貴重な海洋生態系の調査を行いながら、世界に発信するために動画などでの記録も同時に行なっています。 また、専門的な調査だけでなく、世界中の人たちと海を守っていく機運を高めるために、様々なワクワクする活動も行なってきました! 例えば、北極で音楽家と氷の楽器による演奏会をしたり。
Ice Concert in the Arctic. © Denis Sinyakov / Greenpeace

氷で作られた楽器で演奏する「氷の演奏会」

世界海洋デー(6月8日)には世界中で一斉にアクションをしたり。 World Oceans Day Activity in Japan. © Chihiro Hashimoto / Greenpeace 世界中の俳優やアーティストたちと一緒に海を守るメッセージを国連や世界のメディアに届けたり。スペイン人俳優のハビエル・バルデムさんが、国連での海洋に関する会議開催に合わせて、ニューヨークのタイムズスクエアに登場したり、国連のサイドイベントで発言をしてくれました。 Javier Bardem Campaigns for Global Ocean Treaty in New York. © Jason Miczek / Greenpeace Greenpeace International Side Event at the United Nations in New York. © Stephanie Keith / Greenpeace グリーンピース史上最大規模の旅をスタートしてからもうすぐ半年が経ちます。各国の政府に対して2030年までに30%の公海を海洋保護区にすることに合意してもらうため、引き続き世界中の市民との活動、メディア、政府交渉、国際会議などを通じた活動を行なっていきますが、いよいよ日本での活動も盛り上がりを見せてきました。 この海を守るキャンペーンには、日本でも多くの想いを共にするアーティストやモデルなどの方々が参加してくれており、私たちが想像してた人たちより多くの方々が一緒にメッセージを届けてくださっていてとっても心強いです! 今後も世界でも日本でもアンバサダーは増えていきます。

日本からも海を守るオーシャンアンバサダー

その中でも日本で一番に参加してくれたのが、グローバルオーシャンアンバサダーの四角大輔さんです。ニュージーランドに在住しながら世界を周り、自然派作家としてご活躍をされています。10月5日には若い世代の環境活動を支援するため、著名人の思い出の品を出品する「サステナブルナイトマーケット」というイベントを一緒に行い、100名を超える来場者で大盛況のうちに終了しました。今後もアンバサダーの皆さまと様々な活動を共に創っていきます!

©︎ Greenpeace

 

四角大輔さん(@4dsk.co

プロフィール: ニュージーランド在住の自然派作家/原生林に囲まれた湖の畔でのサステナブルな自給自足ライフ/環境省「森里川海」アンバサダー及び、SDGs「ウィルプレナー」メンター/『人生やらなくていいリスト』『バックパッキング登山入門』『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』など著書多数/レコード会社プロデューサー時代、10度のミリオンヒットを創出/公式メディアhttp://4dsk.co            

松浦美穂さん(@twiggymiho

プロフィール: 1990年英国より帰国後、ヘアサロン「TWIGGY.」を設立。サロンワークに加え、雑誌、広告、ショーなどのヘアアーティストとしても幅広く活動。自然にこだわったヘアケアプロダクツ「YUMEDREAMING EPICREAN」シリーズを発表。一人ひとりの個性に応じた美容、健康、ファッションを考え、モデルをはじめ、女優・タレントなど、その人の”今”を表現する。人と地球環境を考慮し、オーガニックカフェを併設。2018年よりサロンを「100%自然電力」に切り替え、2019年にはグロス&パフューム発表。          

小森優美さん(@livra_japan

プロフィール: 株式会社HighLogic代表取締役 2010年株式会社HighLogic設立。 当初はファストファッション通販会社として始めたものの売上至上主義の仕事に疑問を感じ、自然や人、地球と調和したファッションのあり方を模索しながら 2013年草木染めランジェリーブランド”Liv:ra(リブラ)”開始。 2018年、一般社団法人TSUNAGUを設立。ミレニアル世代のエシカルファッションプラットフォーム”TSU.NA.GU.”開始。 エシカルファッションに関わる企画・デザイン・プロデュースを軸に活動する。          

Women of the World 植田あゆみさん(@womenoftheworldmusic )

プロフィール: インド、イタリア、日本、ハイチ/アメリカ出身の女性シンガーから成る国際的ボーカルグループ。グループが織りなす 繊細かつダイナミックなハーモニーは各方から支持され、3作目のアルバム『LIVE』は、2018年度グラミー賞ノミネート候補作品に選出。異なる文化や音楽性が融合したグループならではの迫力ある歌声を活かし、国境や言葉の壁を越え「世界を音楽でひとつに繋ぐ」をミッションに掲げて活動を続けている。      

   

エバンズ亜莉沙さん(@alisa_f

プロフィール: フリーランスでイベントやプロジェクトのディレクター、エシカルコーディネーターとして活動。学生時代に米国オレゴン州で暮らしたことをきっかけに、環境や世界の抱える問題への疑問や興味を持つ。帰国後、「フェアトレードコンシェルジュ認証」取得。同時期に国際NGOにてインターン、通訳としての地球一周を経験し、多様な環境や文化に触れる。現在は「サステナブル」や「エシカル」というキーワードを軸に、様々なプロジェクトを進行中。            

石井 瑛真さん@casa_fline

プロフィール: 神奈川県出身。販売員からデザイナーに転身しCASA FLINE クリエイティブディレクターに就任。sustainable fashion designerとして人と地球に優しいものづくりを行なっている。                

Cherryさん(@cherry.jerrera

プロフィール: 書道アートの活動をしながら、文章を書くことを日課としている。日々の執筆活動より、書道作品、散文や詩などの多くのアーカイブを持つ。現在、長編の物語作品を執筆中。 2018年4月には、初の個展「Cherry died」を表参道SO1ギャラリーにて開催。 個展のために新しく制作した作品全40点以上の中から、厳選した20数点あまりを展示。会場の装飾デザインも自ら手がけ、自身のカリグラフィーを生かしたインスタレーションとして発表した。 スペインのマヨルカ島、東京と全く色の異なる2つの制作拠点を持ちながら活動。ユニークな制作環境に影響を受けた作風は独特な思想と世界観を生み出している。      

アレックス・デレチさん(@Alex derycz

プロフィール: フランス、メキシコとアメリカのハーフ。 5ヶ国語(英語・フランス語・スペイン語・日本語・ドイツ語)を話す。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で日本語を専攻し、1年早く卒業。世界を冒険するため2017年7月来日し、ビーガンインフルエンサー、アイドル(ASE BOUND)、モデル・タレントとしてマルチに活躍中。 https://www.alexderycz.com            

小野りりあんさん(@ririanono

プロフィール: 14歳からモデルとして活動。途中休業して旅に出たところ、環境への関心が増し、日本に戻ってからスパイラルクラブを設立。環境のために等身大でできることを、スパイラルクラブやYouTube “リリリズム” @ririrhythm にて発信中。

藤原冬姫さん(@i_am_fuyuki

プロフィール: Miss Scuba International 2017年 日本代表 現Miss Scuba Japan ナショナルディレクター 東京都の離島 新島にて漁師の娘として産まれ幼少期より海からの恵みを受け育つ。サーフィンやスクーバダイビングなどマリンスポーツを愛し育っててくれた海に恩返しをとの想いから海洋保全活動を行っている。            

UKICOさん(@ukicomusic

プロフィール: フランス生まれパリ育ち。2012年にNYへ移り、Institute of Audio Researchでエンジニアリングを学び、首席卒業。卒業後もミキシングの仕事をしながら、自作自演の創作も続けてきた。2017年より東京を拠点に活動中。先日リリースした自身初のシングル「DENIAL」のMVは、日本の神話にインスパイアーされ、海を舞台に制作。「海は神話のなかでいつも重要な役割を担っています。私たちが知らない、あるいは気づいていないエネルギーやパワーが、海には満ちているはずです。」とも語る。          

NOMAさん(@noma77777

プロフィール: 佐賀県出身のモデル。 幼少期より自然の中で多くの時間を過ごし、旅先での啓発や自然との繋がりを意識した独創的な世界観を活かしてコラボ制作やディレクション等も行う。 雑誌、広告、対談連載、イベントやトークショーなどファッションからビューティー、サイエンスまでボーダーレスに活躍中。ライフワークは旅と自然科学探求(とくに植物と宇宙)、作品制作、調香。          

森ノオト・北原まどかさん

プロフィール: 特定非営利活動法人森ノオト理事長。暮らしの足元から持続可能な社会を創造しようと2009年11月にウェブメディア「森ノオト」を創刊、編集長に。市民ライターを育成し、メディアを軸に地域と人をつなげながら、まちづくり事業を行っている。著書に『暮らし目線のエネルギーシフト』(コモンズ、2013年)。       このように多様なバックグラウンドをもつオーシャンアンバサダーのみなさんのおかげで、多くの人に海を守るためのメッセージが届けられました。 キャンペーンと船の旅は2020年3月の国連での会議で国際的な海洋保護条約を目指し、まだまだ続きます。