こんにちは、食と農業担当の石原です。
「GOオーガニック署名」に参加してくれたみなさんにうれしいご報告です!
「オーガニックの取り扱いを増やして」という12,034人の声が、スーパー最大手のイオンに届きました!
イオンが、全国でオーガニックを増やすこと、ネオニコチノイド系農薬を含めできうる限り農薬を使用しない、安全性の高い農産物を提供していくこと、を公式に話してくれたのです。
12,034筆一人ひとりの署名の成果です!
今月7日に、みなさんが参加してくれた署名12,034筆を持って、イオン本社に伺いました。
オーガニック担当の方々に署名を手渡して、署名と一緒に集まったコメントを紹介すると、こう話してくれたのです。
「12,000人の声はとても大きく、無視できない。2020年までに国産の有機野菜の取り扱いを高め、北海道から沖縄まで、オーガニックコーナー常設店舗を増やすため、身近に買える体制を生産者と消費者とともに真剣に作り上げている。
オーガニックの品揃えを国産野菜で充実させ、イオンに行けばオーガニックが買える、と消費者に思ってもらえるようにしたい。
ネオニコチノイド系農薬を含め、できうる限り農薬を使用しない、安全性の高い農産物を消費者に提供できるようにしていく」
これは、大きな、大きな一歩です。
大手スーパーがもっとオーガニックを増やしてくれれば、だれでも気軽に、オーガニックを選べる社会に近づきます。
それだけではありません。
大手スーパーが農薬を減らす方向に動くことで、ミツバチなど農薬の影響を受けている生きものをまもり、自然環境と調和した農業が普通になる、社会の流れを作り出します。
みなさんからの声がなければ、イオンもこのように積極的なビジョンを言葉にしてくれなかったはずです。
私たちは、イオンが有言実行してくれるように、私たちの健康や自然環境にやさしいスーパーになってくれるよう、対話と働きかけを続けていきます。
2017年も、ネオニコ系農薬の規制を求める活動や、オーガニックを増やす仕組みづくりへの働きかけを続けていきます。
ぜひ、このうれしいニュースをシェアして広めてください!
グリーンピースは、政府や企業からお金をもらっていません。 独立した立場だからこそできる活動で、私たちの知らないところで進む食の安全性や生態系への影響を明らかにしています。 安全なものを求めている一人ひとりの消費者の手元に、きちんと届くような仕組みをつくっていくため、寄付という形でも一緒にグリーンピースを応援していただけませんか? 寄付する

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